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運転資本
「運転資本」の定義がよくわかりません。(色々本を読んだのですが)どうか教えて下さい。
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運転資本とはその企業の営業活動上必要となる資金のことです。 一般的には、 営業上の流動資産(売掛金・受取手形・在庫)- 営業上の流動資産(買掛金・支払手形) によって求められます。 企業は原材料などを仕入れ、それを在庫として一時保有した上で、(加工し)製品・商品として 販売することで営業活動が成り立っています。 これら各々の取引において、資金決済が必要なのですが、これは通常即時現金決済なのではなく、 〇〇日締めの〇〇日支払、といったように、一定期間の支払(受取)猶予期間があります。 ここで、営業上の流動資産とは、受取を猶予している・または在庫のように会社として抱え なければいけない資産を指します。 また営業上の流動負債とは、支払を猶予してもらっている債務のことを指します。 つまり、この差額(=運転資本)は企業にとって立て替えておく必要がある資金ということで、 企業の運営上、非常に重要なわけです。 この資金が不足すると、いくら資産を持っていても現金が不足することになり、最悪の場合、 倒産の憂き目に遭います(赤字・黒字は関係有りません)。 建設業者のように、資金の発生(着工)から受取(引渡し)までが長い業界の場合、必然的に 多額の運転資本が必要となります。 逆にスーパーなど現金回収が主体のところは、運転資本がマイナス(つまり資金の余剰)が あるところが多いです。
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運転資本とは、企業が日常の経営を行うために必要な資本のことで、正味流動資産ともいい資金繰り状況を把握でき、通常は次のように計算されます。 棚卸資産+売上債権―買入債務=運転資本 運転資本が多ければ、日常の資金繰りが円滑になります。 運転資本が少ない場合は、売上代金回収の促進、仕入支払の長期化、在庫の圧縮などにより改善を図ります。 下記のページと参考urlをご覧ください。 http://www.itmo.gr.jp/q_cash.html
お礼
早々のご回答ありがとうございました。ホームページも参考にさせて頂きました。
お礼
早々のご回答ありがとうござました。