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三角形の特性の解説と面積の一定性についての質問
- 質問者は三角形の性質であるAP・PQ=|OA^2-OP^2|の導出方法を知りたいと述べています。
- また、定理「△ABCの外接円と同心の円周上の任意の点Pから3辺BC,CA,ABにおろした垂線の足をD,E,Fとすると、△DEFの面積は一定である」とその証明についても疑問を持っています。
- 質問者はこれらの問題に対する回答を求めています。
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1. 点OからAQにおろした垂線の足をHとする AO,OQは外接円の半径で|AO|=|OQ|で△AOQは2等辺3角形で|AH|=|HQ|だから |AQ|=|AP|+|PQ|=2|AH| ↓両辺を2乗すると (|AP|+|PQ|)^2=4|AH|^2 |AP|^2+|PQ|^2+2|AP||PQ|=4|AH|^2 ↓|AH|^2=|AO|^2-|HO|^2だから |AP|^2+|PQ|^2+2|AP||PQ|=4(|AO|^2-|HO|^2) |AP|^2+|PQ|^2+2|AP||PQ|=4|AO|^2-4|HO|^2…(1) 余弦定理から |AP|^2=|AO|^2+|OP|^2-2|AO||OP|cos∠AOP |PQ|^2=|OP|^2+|AO|^2-2|OP||AO|cos∠POQ ↓この2行を加えると |AP|^2+|PQ|^2=2|AO|^2+2|OP|^2-2|AO||OP|{cos∠AOP+cos∠POQ} ↓cos∠AOP+cos∠POQ ↓=2cos{(∠POQ+∠AOP)/2}cos{(∠POQ-∠AOP)/2} ↓=2cos(∠AOQ/2)cos{(∠POQ+∠AOP)/2-∠AOP} ↓=2cos(∠AOH)cos{∠AOQ/2-∠AOP} ↓=2cos(∠AOH)cos{∠AOH-∠AOP} ↓=2cos(∠AOH)cos(∠HOP) ↓だから |AP|^2+|PQ|^2=2|AO|^2+2|OP|^2-4|AO||OP|cos(∠AOH)cos(∠HOP) |AP|^2+|PQ|^2=2|AO|^2+2|OP|^2-4|AO|cos(∠AOH)|OP|cos(∠HOP) ↓|AO|cos∠AOH=|HO| ↓|OP|cos∠HOP=|HO| ↓だから |AP|^2+|PQ|^2=2|AO|^2+2|OP|^2-4|HO|^2 ↓これを(1)に代入すると 2|AO|^2+2|OP|^2-4|HO|^2+2|AP||PQ|=4|AO|^2-4|HO|^2 ↓両辺を2で割ると |AO|^2+|OP|^2-2|HO|^2+|AP||PQ|=2|AO|^2-2|HO|^2 ↓両辺に2|HO|^2-|AO|^2-|OP|^2を加えると ∴ |AP||PQ|=|AO|^2-|OP|^2 2. 点Pの位置は△ABCの外接円と同心の円周上の任意の位置だから 点Pの位置が変化すれば、点D,E,Fも変化するけれども, △DEFの面積は点Pの位置によらず一定
お礼
詳しい計算と、点Pの位置によらない・・・という説明ありがとうございます。