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パスカルの定理の証明と直線の交点
- パスカルの定理とは、円に内接する四辺形の辺やその延長と直線の交点の関係を表すものです。
- 質問者は、パスカルの定理を使って円に内接する四辺形ABCDの辺AB, BC, CD, DAまたはその延長と1直線との交点をP, Q, R, Sとすると、PQ・PS:RQ・RS=PA・PB:RC・RDを証明したいと考えています。
- 質問者がわからないのは、直線A2B2, A1B3, A3B1と直線PRとの交点を求める方法です。特に、PO・PX:RO・RX=PA1・PB2:RA2・RB3の関係がどのように導かれるか知りたいということです。
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円周上の6点を、A1,A2,A3,B1,B2,B3 直線A1B2,A2B1の交点P, 直線A1B3,A3B1の交点Q, 直線A2B3,A3B2の交点R, 直線A1B3,A2B1の交点をK, 直線A1B3,A3B2の交点をL とする △KLMに対して, 直線KL上の点A1と 直線LM上の点B2と 直線MK上の点Pが1直線上にあるから メネラウスの定理から (KA1/A1L)(LB2/B2M)(MP/PK)=1…(1) △KLMに対して, 直線KL上の点B3と 直線LM上の点Rと 直線MK上の点A2が1直線上にあるから メネラウスの定理から (KB3/B3L)(LR/RM)(MA2/A2K)=1…(2) △KLMに対して, 直線KL上の点Qと 直線LM上の点A3と 直線MK上の点B1が1直線上にあるから メネラウスの定理から (KQ/QL)(LA3/A3M)(MB1/B1K)=1…(3) (1)*(2)*(3)から (KQ/QL)(LR/RM)(MP/PK)(KA1/A1L)(KB3/B3L)(LB2/B2M)(LA3/A3M)(MA2/A2K)(MB1/B1K)=1…(4) (KA1/A1L)(KB3/B3L)(LB2/B2M)(LA3/A3M)(MA2/A2K)(MB1/B1K) ={(KA1・KB3)/(A2K・B1K)}{(LB2・LA3)/(A1L・B3L)}{(MA2・MB1)/(B2M・A3M)} ↓方べきの定理から(KA1・KB3)/(A2K・B1K)=1 ↓方べきの定理から(LB2・LA3)/(A1L・B3L)=1 ↓方べきの定理から(MA2・MB1)/(B2M・A3M)=1 ↓だから =1 これと(4)から (KQ/QL)(LR/RM)(MP/PK)=1 点Pだけは辺KMの延長上の点だから メネラウスの定理の逆から ∴ 3点P,Q,Rは1直線上にある
お礼
補助線と、メネラウスの定理、方べきの定理、から証明できるんですね。 勉強になりました。ありがとうございます。