マリーローランサンの「三美神」

質問

マリー　ローランサンの三美神という絵画の解釈ができる方はいませんか？
真ん中が愛、左が愛欲、右が純潔でしょうか？
真ん中の裸の女性が持っている三角形のアンテナみたいなものは何でしょうか？
そしてなぜその人は黒い頭巾をかぶっているのでしょうか？
一人ひとり動物を持っているようですがそれには何か意味があるのでしょうか？

どう探しても答えが得られずに困っています。
なんでもいいのでこの絵画についての解釈をどうか教えてください
画像は添付したら問題がありそうなので、お手数ですが検索でお願いします。

回答No.2

Postizos

三美神と言っても、カリスあるいはアプロディーテーの三人の従者、ギリシャ時代の女神とかローマ時代の女神、などなど女神のセレクトがいろいろあるようです。
図像学的な意味はともかく、若い女の美とされるものを描くというのがおおかたの目的ではないでしょうか。いちいち描き分けないで同じモデルを描いていると思われる作品も多々あるように見えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9

真ん中のはポーズからギリシャ神話のアテーナーと考えるのが順当ではないでしょうか。アテーナーの像は頭に兜手には槍を持っているのが多いのですが、これは城塞国家の守護神として祀られていたからのようです。この絵では旗みたいに見えるのがちょっと気になりますがまあかぶり物は兜⋯かな？
https://www.google.co.jp/search?q=Ath%C4%93n%C4%81&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjR_JbbyPnTAhVGULwKHfGGCcgQsAQIKA&biw=1457&bih=909#tbm=isch&q=Ath%C4%93n%C4%81%E3%80%80statue&imgrc=_

左のペンギンみたいなたぶん犬を連れているのは、アルテミス？
http://lemonodaso.exblog.jp/11070569/

右の馬らしいものに乗っているのはエポナ？
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%83%9D%E3%83%8A%E3%80%80%E5%A5%B3%E7%A5%9E%E3%80%80%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3&sa=X&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ved=0ahUKEwjLm7SMz_nTAhUCvLwKHUe6DeUQsAQIMg&biw=1457&bih=909#tbm=isch&q=epona+greece

自信はありませんが。

ピカソも何度も三美神と題する作品を作ってます。ピカソの場合本歌取りというか、元になっている古典名画があることが多いです。

このローランサンの作品は古代の彫刻から題材を得ているんではないかなあという感じがしました。

回答No.1

amenhotep2000

ichigogumimiさん　こんにちは。

絵の寓意を解くのは難しいですが、私なりの独断の解釈です。

マリー・ローランサンはフランスの画家です。

フランスの国旗を思い出してみてください。

左から「青・白・赤」です。

マリー・ローランサンは淡い色を使いますが、三美神の配色と同じ配置と思いませんか？

そして、青は「自由」、白は「平等」、赤は「博愛」を示すといわれています。

真ん中の女性が持っているのは、旗のように思えます。

１９世紀のフランスの画家、ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」を参照してみてください。

マリー・ローランサンは、フランス人として、人間のあるべき姿を絵に込めたのではないでしょうか？

それ以外にも寓意があるかもしれませんが、私には、これ以上は分かりません。

謎解きを楽しんでください。