予備試験 平成２４年 １１問目 刑法

質問

http://www.moj.go.jp/content/000098149.pdf

この問題の解き方を教えてくださいm(_ _)m

常識から外れすぎていて難しいです。

よろしくお願いしますm(_ _)m

回答No.1

noname#235638 · ベストアンサー

１・・・正しい・・・最判昭24.12.24
強盗強姦罪は　強盗が女子を強姦したとき　に成立する。
強姦犯人が強盗罪を犯した場合には
強盗強姦罪は成立せず、強姦罪と強盗罪の併合罪となる。

２・・・正しくない・・・最判昭43.9.17
181条２項は　第177条～の未遂罪を犯し　とあるので
強姦致傷罪の基本となる犯罪には未遂罪も含まれる。
また、甲のＶ女への殴打行為は、強姦の手段としてされた
相手方の反抗を著しく困難にする程度の暴行といえるから
強姦罪　の　暴行　にあたる。
そして
手段である暴行から生じた結果については強姦致傷罪の成立
が認められるとするのが、この判例。
甲は、姦淫目的の殴打行為によりＶ女に鼻骨骨折の
傷害を負わせているといえるから、強姦致傷罪が成立する。

３・・・正しくない・・・最判昭24.7.9
準強姦罪は、相手方の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ
又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて
姦淫した場合に成立する。
本罪の特徴は、暴行・脅迫を用いないが
被害者の抵抗困難な状態を利用して
姦淫を行う場合を処罰の対象とする点である。
そのため
暴行・脅迫を手段として姦淫を行う場合には
本罪ではなく強姦罪が成立する。

甲は強姦するために反抗を著しく困難にする程度の
暴行をＶ女に加え、その結果Ｖ女が失神している間に
姦淫したものであるから
暴行を手段として姦淫を行ったものといえる。
よって、甲には強姦罪が成立する。

４・・・正しい
13歳以上の者を13歳未満であると誤信して
暴行・脅迫を加えずに姦淫した場合には
同罪の構成要件該当事実が認められない。
よって
甲には強姦既遂罪は成立しない。

５・・・正しくいない・・・大判大4.12.11
この判例は
強姦犯人が、死亡結果について故意がある場合につき
強姦致死罪と殺人罪との観念的競合と解している。

甲は殺意をもってＶ女に強度の暴行を加え、姦淫し
同暴行により死亡させているから
強姦致死罪と殺人罪が成立し、両罪は観念的競合となる。

アレ、もうやりましたかね？
最終的に、女性を車ごと海に落とすやつ。
もっともっとエグイのは、あります。
でもそれは、きっと慣れだと思います。

お礼

ありがとうございますm(_ _)m
難しいですね。
慣れですか。