- 締切済み
食品開発について
私は大学3回生の理工学部の化学専攻です 将来、食品開発に携わる仕事に就きたいと思っているのですが、化学の分野で有機化学か無機化学どちらの分野にしたら良いか分かりません。 教えて欲しいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- molly1978
- ベストアンサー率33% (393/1186)
食品自体が有機ですから、食品の道に進みたいなら有機しかないでしょう。何を悩んでいるのか理解できないのですが…
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
有機化学、無機化学という二つで割り切れることだと思いますか。 たとえばタンパク質ってどういう方法で調べたり研究したりすると思いますか。 あれはポケットと言う事象を研究することで、ホルモンの効果や抗体の話に繋がるのです。タンパク質は運び屋なんです。 したがって、タンパク質をやる人間は頭の中が水だらけです。CアルファだのNだのという部分に対し「水を撒く」という表現を使って結合の議論をしています。ファンデルワールス力というものがどう効いてくるかというとほとんど幾何学計算になります。 で、「水を撒く」という表現をものすごく嫌う人たちがいるはずです。 有機化学の人間です。有機合成のとき、水ほど邪魔なものはなく、いかに水とフリーに議論ができるか、実験ができるかを苦労するのです。 無機化学はまだしも水を嫌いませんけど、金属ナトリウムに水なんか入れたら並の手榴弾じゃない破壊力になります。また、硫酸に水をそそいだらどのような悲惨な事故になるか十分知っていますので、あまりいい顔はしません。 どちらが食品開発の世界だと思いますか。 バイオというのはどちらでもない生命科学のほうの概念です。 また、新たな野菜をつくる、冷気に強いとか熱射で大丈夫というようなものを作ったり、新たな枯草菌をしらべ新種の納豆を開発するというのは、どちらかというと薬学に近い世界です。 おそらく食品開発だったら、一番近いのは薬学です。化学の知識は必要ですけど、有機化学無機化学どちらに進まれても食品開発までの距離は大きいですよ。