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ミッドウエー海戦の時
ミッドウエー海戦の時、夜にまぎれて、高速戦艦と巡洋艦だけで、ミッドウェー島を砲撃してしまえば、島を占領できたのではないでしょうか?沈みかけた空母の護衛ははすべて水雷戦隊に任せてしまえばいいんです。
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ミッドウエー作戦の目的は米国空母の 撃沈、制海権の確立でした。 ところが大本営軍令部から島の空襲や 占領さえ任務に加えられました。 海戦の敗因の一つはこのような作戦の 無能さにもあります。 事実、陸上攻撃用爆弾を艦艇攻撃用に 装填しなおしているなか米艦載機の 攻撃にあってしまいましたね。
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- RikugunEiseihei
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「夜にまぎれて、高速戦艦と巡洋艦だけでミッドウェー島を砲撃してしまえば、島を占領...」とのご提案ですね。 「してしまえば」とお書きなので、多分ithi さんのイメージの中では艦砲射撃で島の米軍防御施設がいとも簡単に壊滅するように思っておられるのでしょう。しかしながらそれは大きな誤解です。 実例を挙げて比較検討してみます。 昭和17年10月13日の深夜に、帝国海軍の戦艦金剛と榛名を主力とする艦隊がガダルカナル島の米軍ヘンダーソン飛行場に対して夜間の艦砲射撃を実施し、米軍の飛行場の機能を一定期間麻痺させる戦果を挙げる事が出来ました。しかし、この戦果を質問者さんが書かれているような「安易な思いつき」の結果と混同してもらっては困ります。 そもそも夜間の艦砲射撃というのは、照準が極めて困難で、言葉を変えれば「砲弾の無駄遣い」にすぎないものなのです。 それではガ島に対する夜間の艦砲射撃が成功したのはなぜかといえば、一つにはガダルカナル島の飛行場はそもそも日本軍の設営隊が工事をして、島内のかなり正確な位置がわかっていたことと、砲撃に際して先に上陸していた友軍部隊が事前の打ち合わせに基づいて発光信号で射撃照準の基点となる位置情報を沖合の艦隊に知らせた事により、極めて正確な射撃照準が可能になったことが理由です。 それに対して、ミッドウェー海戦では、同島の米軍の防御施設に関する位置情報はほとんど無く、味方部隊の上陸もまだだったので、射撃照準の基点とすべき位置情報も得られず、夜間の艦砲射撃はほとんど「めくら撃ち」とならざるを得ません。 ところで、「めくら撃ち」の艦砲射撃でも上陸部隊に対して強力な援護になる場合はあります。それは例えば戦争後半の米軍によるサイパンや硫黄島の上陸作戦における日本軍守備隊に対する艦砲射撃を例に挙げる事ができます。 これらの作戦では、米海軍は島の形が変わる程の激しい艦砲射撃とロケット弾攻撃を実施しました。ただし、そのために米軍はそれほど面積の広くない島に対して、総計数十万発にも及ぶ弾薬を惜しみなく投入しています。これだけ大量の砲弾やロケット弾を打ち込むのであれば、細かい照準など不要で、とにかく均等に打ち込めば島の敵守備兵力に有効な打撃を与える事が可能です。 さて、ミッドウェー海戦やソロモン海戦当時の帝国海軍に、サイパンや硫黄島上陸作戦当時の米軍と同等の膨大な弾薬の準備ができたでしょうか? とてもとても無理ですね。 質問者さんが提案されたように、連合艦隊の戦艦と巡洋艦でミッドウェー島の米軍守備兵力に対して(しかも着弾を確認できない夜間に)艦砲射撃を実施したとしても、言い方は悪いのですが、「無駄弾をバラまくだけの結果になった」であろうことは、多少専門的に分析すればわかることです。 次に、ご提案のようにミッドウェー島に対して夜間艦砲射撃を実施したとしましょう。ご指摘のように夜間はアメリカ軍側も飛行機を繰り出す事はできません。艦砲射撃の終了と同時に部隊は進路反転戦場を離脱するわけですが、数時間で夜が明けます。夜明けまでに戦艦が25ノット程度、巡洋艦が33ノット程度で退避行動をとったとしても、せいぜい150カイリないし180カイリしか退避できませんね。夜明けとともに米軍機が追撃を開始すると、一時間前後で追いつかれてしまう距離となります。飛行機にとって、片道一時間程度の距離は反復攻撃が可能な距離ですよ。 以上、質問者さんがご提案の作戦は、効果が見込めないと同時に、貴重な戦艦と巡洋艦を失う可能性が極めて高い提案であると言わざるを得ません。 提案自体は悪くありません。戦局が予想外の展開を見せたような場合には、司令官に対して各参謀がそれぞれ異なる立場から新たな作戦の提案をし、司令官がその中から最も良いと思われるものを採用して次の行動を決定します。ですが、あの場面ではこのご提案は却下されたと考えられます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、艦砲射撃は滅多打ちかもしれませんが、米側にとっても損害は大きいものです。空母2隻の艦載機は150機くらいしかないはずだからです。 また、飛行場自体は使用できる期待はB17しか見当たりません。それから栗田提督の第7戦隊4隻の最上型重巡が加わると、戦艦2隻、重巡6隻です。いくらなんでも、無傷に米軍をしておくはずがありません。
- tak7171
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折角のアイデアを否定するようで申し訳ないのですが、ミッドウェー島占領で米軍の南太平洋反攻を多少でも遅滞させるには、日本軍がNo.10様の回答のような状況を作り上げないかぎり難しいかと。日本軍が航空戦力をミッドウェー島に持ち込めない限り、同島の戦力はハワイの基地に対して何ら脅威になりえなません。更に、ミッドウェー海戦時の夜間に残った戦艦でハワイ攻撃も無理です。夜のうちに到達できません。航空支援のないままにハワイに近づくなら、その途上で航空機と潜水艦の波状攻撃を受けること必至です。仮にハワイに接近できても、軍事施設は湾の奥にあり、視認による直接射撃で効果を上げることは困難でしょうし、航空支援がない以上観測機など飛ばすのは全く不可能であり、精密な射撃は現実的に無理、おおよその見当で盲撃ちすることしかできません。その上ハワイには大口径の要塞砲が配備されていました。視認による砲撃を行える距離で日米が撃ちあったらどちらが精密な射撃ができるかといえば、固定砲台である要塞砲に軍配が上がるでしょうし、要塞砲の死角や射程外からの射撃も前に書いた通りほぼ盲撃ちですから効果は疑問です。おそらくハワイ突入部隊は米軍の反撃・追撃によって大きな損害を受けることになります。太平洋戦争期間中、日本ではどれだけの主力艦が就役できましたか?重巡は0、戦艦1で正規空母は4です。一度失った戦力をすぐに回復できる力を当時の日本は持っていなかったのです。ミッドウェー~ハワイ特攻は米軍の南太平洋反攻を遅らせるどころか、戦線を維持する艦隊の基幹を失って反攻に勢いをつけかねないだろうと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 潜水艦、航空機覚悟の上です。 精密な射撃は現実的に無理、おおよその見当で盲撃ちすることしかできません。しなくても相当脅威になったでしょうね。
- jkpawapuro
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>ただ、ミッドウェー島の攻略がなれば、ハワイと挟んでここが激戦地になったでしょう。 相手空母を二隻落とさないと無理です、日本の泊地からミッドウェーは遠すぎて、援軍を出す前にミッドウエーが落とされます。ガ島におけるラバウルにあたる基地、ミッドウェーの場合基地どころか島が半径1000km以内にありません。 それに落とされるとわかってる島を攻略するために戦艦・巡洋艦をミッドウェー攻略に投入し、夜が明けたら相手空母に壊滅させられるんじゃさすがにソロバンが合いません。 >しかしそれはこのミッドウェー作戦自体が問題なんですよ。 相手空母を落としていまいミッドウェーの基地航空隊が稼動すれば、相手は手出しでき無いじゃないですか。それが作戦の目標です。空母にはミッドウェー奪取後防衛用の零戦も積まれていました。 陸攻で哨戒網を敷き潜水艦を配備すれば、相手は複数の正規空母なしには攻略作戦を起動できないでしょう。そのうえでさらに潜水艦をハワイ西に展開し米ハワイ航路にプレッシャーをかければ効果あったと思いますよ。 それもこれも相手の正規空母を落としてこそ成立する話ですので、空母戦に負けたら撤退しかないですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 場合によったら、ミッドウェー島に集中しすぎた空母群2つをしり目に主力部隊の戦艦大和以下の戦艦九隻で集中砲火をハワイに浴びせ、また大損害を与えるとか、まだ手はあります。
- tak7171
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おっしゃるとおり、その時点では占領できたかもしれません。ただし、そこを維持するのは不可能です。まず補給ができません。南太平洋は戦前に委任統治していたし、他国の植民地だった地域にも根拠地があり、停泊・補給・修理できる施設がある程度ありました。更に島嶼部に沿って飛び石的に進出が可能でしたが、ミッドウェー島は絶海の孤島であり、兵器燃料をはじめあらゆる物資を本土から輸送船で運ぶしかありません。集積地を途上に設けてピストン輸送するにも、それが可能な島は日本からもミッドウェー島からも距離が離れすぎていますし、その輸送船団を護衛する艦船が補給・修理できる施設もありません。それに比べ米国にはハワイという一大根拠地があるので、その時点での日米の継戦能力は正に懸絶の一言。とても長期戦に持ち込むことなどできません。米国はミッドウェー島に航空機を持ち込ませず、周辺海域から艦隊を追い払えば、ミッドウェー島の日本軍など無視しておいても平気なのです。そのままで餓え殺しにできます。結局のところ、日本軍が一時的にミッドウェー島を占領しても、早晩アッツ島かキスカ島の運命を辿ることになるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにその通りですね。しかしそれはこのミッドウェー作戦自体が問題なんですよ。ただ、私自身この島自体を再占領されてもいいと思います。その分、アメリカ軍の南方作戦はかなり遅れたと思います。
- jkpawapuro
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たぶん島は一時占領できると思いますよ? でも占領してどうなります? 相手は空母健在、日本は航空戦力壊滅、ミッドウェーを攻撃した艦隊も上陸部隊も相手の航空戦力にタコ殴りにあって全滅覚悟です、しかも艦隊の撤退さえも用意ならざる遠隔地ですからね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにその通りですね。しかしそれはこのミッドウェー作戦自体が問題なんですよ。ただ、私自身この島自体を再占領されてもいいと思います。その分、アメリカ軍の南方作戦はかなり遅れたと思います。 最初はラバウル航空隊のような基地航空隊。そして、最後は潜水艦で、消耗戦を強いるでしょうか?
- meido2010
- ベストアンサー率15% (68/448)
ミッドウェー海戦の後で何が起こったかを知っていますか。 ベテランの艦載機乗りがいなくなり、空母も瑞鶴他、数隻になりました。 兵士も艦船も使い捨てではないのです。 一人前の兵士を育てるのには一年、二年掛かる訳ですし、艦船も同様に 製造するのに四年五年は掛かる訳です。 戦争を知っている人ならあなたのように消耗し尽す戦いはしないものです。 そんなことをすれば、ミッドウェー海戦直後に日本は完全にお手上げ状態 になってすぐにも戦争は終結。敗戦になったでしょう。 それは、駆逐艦の護衛なしに南方作戦をしなければならず、輸送艦はやられ 放題になって当時より悲惨なことになったでしょうね。 ミッドウェー海戦では駆逐艦の護衛はありましたが、ドーントレス艦爆の 急降下に対処できた船はありませんでした。つまり、作戦続行は駆逐艦まで も空襲を受ける危険性があったのです。 それでは、救助活動をする船もなくなり、全ての兵士は水没したでしょうね。 それでも、その屍を乗り越えてミッドウェー島を攻略するのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ベテランの艦載機乗りがいなくなり、空母も瑞鶴他、数隻になりました。 兵士も艦船も使い捨てではないのです。もちろん、私もそう思います。飛龍のように最後の最後まで抵抗した空母の飛行搭乗員は死んでしまいましたが、幸い赤城、加賀、蒼龍の艦載機乗りが約半分生存したそうです。 こうしたパイロットたちが、空母も瑞鶴他、数隻の中心的パイロットになったことは言うまでもありません。そして、島を占領してしまえば、敵は空母二群ではあるが数度の空戦を行っており、その使用航空機数は約半数と考えられる以上、あと一回の空戦ができるかできないかを経験のないスプルーアンス提督は考慮しないといけないと思います。
- meido2010
- ベストアンサー率15% (68/448)
アメリカの空母エンタープライズが無傷でいるのに、作戦続行ですか。 それこそ無策、無謀の行動ですね。 戦艦大和に乗艦していた山本五十六長官は「四隻も空母がやられてしま っては勝ち目がないし、いたずらに兵を死なせるのは無能な指揮官だけだ」 と言って艦隊を引き返しています。 また、アメリカの機動部隊もそれ以上の攻撃をしなかったのは、「すでに 勝敗はついた。これ以上は無意味」という判断だったのでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ミッドウェー作戦自体無能な作戦ですよ。夜になったら、艦載機は使えないでしょう。また、アメリカの機動部隊もそれ以上の攻撃をしなかったのは、「すでに 勝敗はついた。これ以上は無意味」という判断だったのでしょう。 甘い、兵の勢いはまだこちらにあったのです。
- kuni-chan
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No.2です。 お礼についてですが、 >おそらく、空母の艦載機は出てこないでしょう。 アメリカの機動部隊の状況をどうやって正確に得ますか? 未来の人はその時の状況を把握できますが、当事者が同じと思わない事です。 また当時の日本海軍でもこんな楽観的すぎる考えはあり得ません。 飛龍航空隊の攻撃で空母1隻は戦闘不能にしましたが、2隻は健在のままです。 日本の空母4隻を戦闘不能にした後で、アメリカ艦載機は上陸部隊護衛の巡洋艦三隈、最上を大破させました。三隈の大破した姿は写真で残っていますが、廃墟になるまで徹底的に攻撃しています。その後沈みました。 飛龍乗組員の救助に向かった駆逐艦谷風も艦載機の攻撃を受けています。 空母の艦載機は出てきました。これは事実です。 事実を否定して「できるはず」は空論と言われるだけです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 飛竜がやられた時点で、もう夜になっています。敵ももう空母からは攻撃ができないはずです。あれだけの損害を日本軍に出させましたが、そのあと空母機の数は半分以下です。それも、ほとんど戦闘機でしょう。あと残るのはミッドウェー島にある基地のB1715機くらいですが、これが来ても、夜間の爆撃ではそう簡単には当たらないでしょう。
- meido2010
- ベストアンサー率15% (68/448)
うーん、無能な指揮官というのはあなたのような人です。 空襲を受けて爆発炎上した赤城、加賀、蒼龍、飛龍の乗組員は負傷者が海 に漂っていて救助を待っています。 地獄の業火と海の荒波に揉まれて苦しんでいる負傷者や救難者を見捨てる ような指揮官はどこの軍隊でも左遷されますし、下手したら首です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 だから、駆逐艦の半分を機動部隊の人たち救助用に残すんです。
- kuni-chan
- ベストアンサー率22% (678/3075)
机上の空論ですね。 アメリカ側は地上航空戦力がありますし、空母もいます。 全力で航行しても目的地がわかっていますから到着前に攻撃されます。 航空機の速度と比べれば艦船の速度は遅すぎます。 また速力の遅い上陸部隊の船団が無事に到着できるとは思えません。 潜水艦が展開している海域を駆逐艦無しで行くのは無謀です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おそらく、空母の艦載機は出てこないでしょう。半分くらいしか航空機が残っていないからです。ミッドウェーの陸上機しか残っていないでしょうけど、B17が15機程度です。あとは潜水艦ですかね。空母護衛の水雷戦隊を半分護衛につけましょうかね。
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お礼
ご回答ありがとうございます。 おそらく、ご回答のとおりです。ただ、ミッドウェー島の攻略がなれば、ハワイと挟んでここが激戦地になったでしょう。ガダルカナルよりも長い消耗戦になったに違いないです。