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日本人の脳と欧米人の脳では処理が違う(音楽など)
日本人の脳と欧米人の脳では処理が違うという話を訊きました。 たとえば、日本人は虫の音を言語として処理しているが、欧米人は音楽として処理している。 だから欧米人には虫の音は雑音として聞こえるというようなものです。 音楽についても似たような話があったと思います。 詳細が知りたいのですが、参考になって楽しく読める文献があれば紹介してください。
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日本人が他の欧米人・中国人などと音声の聞き取り方が違うというのは今から25年ほど前に角田忠信氏が「日本人の脳」という本によって発表したものです。そんなに難しい本ではありませんから、原書を読むのがお勧めです。(参考URLをご覧になれば今でも入手できるようですし、関連書籍も紹介してあります) 同書によれば、日本人は言葉の音を鳥の声や雨の音などといっしょに左の脳で聞き、右脳では、洋楽器の音、機械の音や雑音などを聞くだけである。これに対してほとんどすべての外国人は、左の脳で聞くのは言語の音ぐらいで、その他の自然音や楽器の音はすべて右脳で聞くそうで日本人と同じようなのは、地球上でわずかにマオリ、東サモア、トンガなどのポリネシア人だけ、ということです。この処理の仕方が自然の音や音楽に対する感性の違いとなって現れるということなのです。 なお、これは右の耳と左の耳に同時に違う音を流してそれに対しての反応を解析するという方法で得られた結果ですが、被験者になったことのある知り合いによりますと、実験対象となるまでの練習が大変だそうです。そして、これがなかなか追試結果が出てこない理由であるかもしれません。
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日本人の脳―脳の働きと東西の文化 角田 忠信 (著) 日本人は脳の使い方がほかの国の人とちがい、言葉の音を鳥の声や雨の音などといっしょに左の脳で聞き、右脳では、洋楽器の音、機械の音や雑音などを聞くだけである。 これに対してほとんどすべての外国人は、左の脳で聞くのは言語の音ぐらいで、その他の自然音や楽器の音はすべて右脳で聞く。 日本人と同じようなのは、地球上でわずかにマオリ、東サモア、トンガなどのポリネシア人だけである。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 現代であれば、脳波測定で簡単に脳のどの部分が活動しているかを測定できるような気がするのですが、追試結果が出ないというのは気になりますね。 誰もやってみる人がいないんでしょうか? ご紹介していただいた本を読んでみようと思います。