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英語と脳
大人になってから留学し、今、アメリカ2年目です。この2年で英語学習は脳のトレーニングだと思うようになりました。それはボキャブラリー等の個別の話ではなく、読む書く話す聞くの総合的コミュニケーションの理解力とスピードいう意味においてです。算数の計算のトレーニングと似たような感じすらします。脳のなかで、言語を処理するところを開発するというか、シナプスをつくるとか、そんな感じだと思うのです。 よく1年経ったら、突然、英語が聞き取れるようになったとか言う人がいますが、私の場合はちょっと違っていて、1年半目くらいで、英語を聞いているときに、脳のなかで無意識的に数秒くらい遅れて処理しているという不思議な感覚が続き、その後、普通のスピードの英語に対して、速くて聞けないという感覚はなくなりましたように思います(ボキャブラリーやアクセントの問題は残りますが)。 その不思議体験から興味を持ち始めて、英語学習と脳の関係についての研究や本がないかと思っているのですが、どなたか教えていただけませんでしょうか。体験者の経験でも結構です。
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お礼
artist0さんの英語に関する知識の深さには敬服します(他のページでもいろいろ拝見しました)。なるほど。英語はこちらに来る前は、ドラマなど見ても、とてもテキストの通り発音しているとは思えなかったけど、慣れるとそう聞こえるから不思議です。リズムというのは、聞き取るのに本当に重要です。私も、聞こうと意識するときは、頭を意識して英語モードに切り換えたりします。 「あるある」のサイト、実は以前、見たことがあります。ずっとこの疑問が頭から離れなかったもので、いろいろWebでも探していたのです。(でも、ありがとうございました) 私の不思議感覚というのは、誰かが喋っていて、それを私が何となく聞いているときに、ほら、遺伝子がコピーされるモデルとして、長い螺旋状のものをほぐしてコピーして、また絡ませてというようなのを、テレビでモデルとしてやっているではないですか。あんなふうに、誰かの喋りが先に行って、私の脳はそれを少し遅れて意味として紡いでいる感じだったのです。別の言い方をすると、コンピュータの構文解析系のソフトウェアの仕事と同じような感じかもしれません。ポイントは、これが結構、オートマティカルだという点です。 と言っても、体験者にしかわかりませんよね、きっと。 同じ時期に留学した別の友人は、ネイティブと話したときに、相手の言うことが聞き取れなくてSorryと言った後、5秒くらいして「あれ、わかった!」みたいなことが、よくある、とやはり1年半くらいのときに言っていました。