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1. A stone fell. 2. Go to China. 3. I keep a cow. (ダジャレは訳すると普通死にます)
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- hue2011
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クロスランゲージというのは、実は日本語の独特の性質なんです。 家紋をしらべながら、情報カモン、とか言ったら日本人にはたいがい意味は通じる。 そして、だじゃれだと認識するんですね。笑うかもしれない。 ところが、これを日本語がよくわかる米人の前でいって、周辺が笑ったら、請け負いますが、必ず訊きなおされます。 アタマの中で何語を話されたか把握できないからです。 おそらくこれを聞いたときに、情報家紋、と聞こえ、何もおかしなことばでないと認識するからです。 情報、という日本語が語られているという認識でいればつぎに聞こえるkamonは当然日本語でないといけないからです。 日本語以外の言葉を使っている人は、いま何語で話しているということを意識して行動しています。 だから、身振り手振りでくっきりわけて、ここからべつの言語だよといいながら説明しないとうまくいかない。 クロスランゲージのときはそういう努力が必要なんです。 「ヤスクニシュライン? えーとここまっすぐ、ゴーストレート、大村益次郎、ブロンズステチュユーファウンド」みたいに言ってもそこに動作をともなってやれば伝わります。 正確でなくても対訳をしていますからわかります。双方の言葉が話されるからです。 だけど、こういう文面にしたら文相はもう意味は通じません。あの道のあたりを知っている人間でないと、何を言おうとしたかも理解できません。 この言語処理習慣は、 「ナイスツーミチュー、くそけとうめ、ステイヒア、じゃまっけだ」と言ってもおそらく日本語部は全部すてて英語部だけを聞き取ってくれます。 もちろん、厚切りジェイソンだとか、ほとんどネイティブに近い日本語能力を持っているひとだったら全部聞き取るでしょうが、それは日本語自体になれているからです。 ルー大柴のような表現をする芸人は向こうにはいません。 言語をまぜこぜにして話して意味がわかる観客がいないからです。当然そういう芸人が発生しても価値がわからないから出番もない。 英語とドイツ語、とかフランス語、イタリア語、スペイン語が乱れ飛びながら暮らしているひとたちからしたら、いったい何語で話すのかを明快にして語りださないと聞く人は誰も居なくなるのです。 他の言語を扱う意図の芸人の場合は、大体差別さげすみの方向にしか芸はいかない。 英語をちゃんと喋れないルーマニア人の真似、みたいなことをして受けている下等な芸人は居ます。 それは人種差別、相手の文化を下等とみなすということ以外何もありませんから、聞いていて普通は不愉快です。 しかし、同じような差別感を持っていると異常に支持をされる。そのために食えているのです。 トランプ大統領夫人の英語能力をぼろくそに言う女芸人がいるらしいですが、さすがに顰蹙を買っているようです。 ぼろかすにいうこと自体が卑劣な行為ですから、トランプ批判をしようとする人間にとっては、本来の攻撃のほうまで下劣だと見られたら困るからです。 だから、この手のクロスランゲージダジャレは翻訳不能です。 あえて言うなら、石がすとんとおちたみたいなのは、 fellow felled 面白くもなんともないですね。理由は、どちらも英語だからです。音が共通していようが韻をふんでいようが、それは表現であって笑うことでありません。