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星座の動きとは?
- 星座は常に東から西に動き一日に4分ずつ早く登りますが(自転+公転で一日に361度動くから)、星々は実は太陽系からものすごーーーく遠く離れているので、見かけ上、一年中同じ軌道を辿るという理解でよいですか?
- ある日、私の家の窓から見える山の頂上から星座Aが登ってくるのが見えたとして、それは、一年を通して北にずれたり南にずれたりはしませんか?
- 北極だと、北極星を中心点にして一年中同じ星座がぐるぐるとその周りを回っている。昨日と同じ時間に空を見上げたら、星座αは昨日よりも一度時計回りに余計に移動しているだけという理解であっていますか?
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>星座は常に東から西に動き一日に4分ずつ早く登りますが(自転+公転で一日に361度動くから)、星々は実は太陽系からものすごーーーく遠く離れているので、見かけ上、一年中同じ軌道を辿るという理解でよいですか? そうですね。太陽系も、太陽系外の恒星も、宇宙空間で動いているため、地球からの見かけの位置は変化します。ただし、地球から非常に遠いため、数十年程度という短い時間の中では、殆ど動かないと考えて良いでしょう。 又、地球の自転軸も、首振り運動をしているため、長期的には、地球上のある場所から見ることのできる星空の範囲も変化します。しかし、自転軸の向きが一定であると見なせる短期間に於いては、星々は、毎年同じ位置に見える訳です。 >ある日、私の家の窓から見える山の頂上から星座Aが登ってくるのが見えたとして、それは、一年を通して北にずれたり南にずれたりはしませんか? あなたの言うとおり、星座Aの見える時刻は、毎日4分ずつ早くなりますが、見える位置は変化しません。 北極星は、年間を通して同じ位置に見えます。そして、宇宙空間の中で、北極星と地球、星座Aの位置は変化しません。その結果、星座Aは、何時であれ、北極星と一定の角度を保つ方向に見えることになります。 この点、太陽や満月が東から上る位置が、季節によって南北に変化することとは、対照的です。 >北極だと、北極星を中心点にして一年中同じ星座がぐるぐるとその周りを回っている。昨日と同じ時間に空を見上げたら、星座αは昨日よりも一度時計回りに余計に移動しているだけという理解であっていますか? 北極点では、北極星は真上に見えます。それ以外の地点であっても、星空全体は、時間の経過と共に、北極星を中心に反時計回りに回ります。 又、昨日の同時刻と比較した場合、観測者が北極星に背を向けていれば、星座αは一度時計回りに移動して見えます。逆に、観測者が北の空を見ている場合は、星座αは一度「反」時計回りに移動します。
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- W-164
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宇宙は膨張していると言われます。 つまりそれぞれの星は常に動いていて、宇宙空間に完全に静止している星はないと思われます。 しかし、質問者さん自身が仰っているように、星までの距離はとてつもなく遠いです。 地球から見て星が動いて見えるのは、地球の自転など、地球側が動いているため相対的に星が動いて見えるだけで有り、 太陽系の惑星のように、ごく近くにある星以外は、目視で位置の変化に気付く事は難しいと思います。 それ相当の精度の観測装置を使い、天文観測をするのならともかく、素人が星空を見上げるレベルでは、星空は固定されていると考えても問題ないのでは無いかと考えます。
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明瞭簡潔な回答ありがとうございました。大変すっきり致しました。
お礼
丁寧な回答をありがとうございました。 北極における星座αの動きについては、北極星を中心にそれが回っているのを眺めているという前提で話をしていたので、「反時計周り」に一度移動しているの間違いです。ご指摘ありがとうございました。 天体についてはまだいろいろと分からないことがあるのですが、天球自体についてはひとまずこれでよしとしたいと思います。本当に助かりました。