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地球と太陽系のところでわからない問題があります。
現在受験生で地学を勉強しております。 一つわからない問題があるのですが、 天の北極に北極星がありますが、 今から3000年前はこぐま座のベータ星が北極星で、 現在はこぐま座のアルファ星が北極星と呼ばれている、 このような感じで北極星と呼ばれる星が変わっていくが なぜか? このような問題です。 いくら考えてもわからなくて困っています。 選択肢は5つあり、 1.天の北極を中心に恒星が日周運動するため 2.地球の公転による年周視差により恒星が円運動や楕円運動をするように見えるため 3.地球が近日点や円実店で公転速度が変化するため 4.自転軸が黄道面にたいして傾いているので、 自転軸が黄道の極を中心に首ふりの円錐運動をするため 5.地球の公転軌道が円ではなく楕円のため 以上のような選択肢があります。 答えは4なのですが、 解説を読んでみても理解できませんでした(^^;) 素人質問で申し訳ないのですが、 お詳しい方教えてくださいm(_ _)m
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質問者が選んだベストアンサー
ん~, 歳差は知らなくても消去法で 4 しか残らない気がするんですけど....
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- Mr_Holland
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この問題は、次のことが理解できているかを試しているものと思われます。 1)北極星は、地球の自転軸の延長線上にある。 2)地球の自転軸は、長い年月の間に首振り運動をする。 さて、選択肢を個別に見ていきますと次のように評価できます。 >1.天の北極を中心に恒星が日周運動するため ⇒ 天の北極は日周運動をしないので × >2.地球の公転による年周視差により恒星が円運動や楕円運動をするように見えるため ⇒ 年周視差により説明できるのは、季節により恒星の位置がずれて見えることであり、3000年ものスパンでの現象を説明できないので × >3.地球が近日点や遠日点で公転速度が変化するため ⇒ 速度の変化が見える位置には影響しないので × >4.自転軸が黄道面にたいして傾いているので、自転軸が黄道の極を中心に首ふりの円錐運動をするため ⇒ 自転軸が首振り運動(歳差運動、周期は約26,000年)をすることで北極の向きが変化することを説明できるので ○ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%B7%AE >5.地球の公転軌道が円ではなく楕円のため ⇒ 軌道がどうであれ自転軸は変化しないので ×
お礼
ご回答ありがとうございます。... 2)地球の自転軸は、長い年月の間に首振り運動をする。 これは知りませんでした。ありがとうございます! 首振り運動をするから北極星の位置が変わっていくのですね!