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アメリカ外交の具体例について
第二次大戦終結から現在に至るまでのアメリカ外交において、「民主主義」と「市場経済」の世界的拡大のために行われた、あるいは発生した事件などで、その二つを同時に示すような具体例があれば教えてください! わかりにくい質問かもしれませんけれども・・・例えば、ある米大統領の任期には「民主主義」と「市場経済」の拡大のためにこのような政策がとられたとか、この事件では「民主主義」と「市場経済」の二つの観点で観ることができる、などの回答で構いません。冷戦期や伝統的なアメリカ外交を象徴するような出来事であれば、むしろ1つの事件を挙げて頂いた方がありがたいのですが、特にこだわりません。 是非ともお願いします。
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ご期待に沿う回答ではありませんが。。。 >アメリカ外交において、「民主主義」と「市場経済」の世界的拡大のために行われた、あるいは発生した事件 と言う事ですが、私は、アメリカが国際的に行う行動の全ては、今回のイラク問題も含めて、「民主主義」と「市場経済」の世界的拡大のために行われるものだと解釈します。 アメリカがまず自国の国益を定義して、それを実践するための「自由」「民主主義」「市場経済」という価値観が整備されてゆき、それが現在の世界の大きな流れになっています。 (今回のイラク攻撃でも、アメリカの国益重視路線が露骨に表れています。) それゆえ、現在の世界は、政治制度の理想的形態としての「民主主義」思想、国家間の争いが無い「平和」が一番だとする思想、そして、富を創出する手段としての「市場経済」思想によって支配されています。 かつて、こういったアメリカ中心の思想には、全体主義思想や、共産主義思想が対峙していましたが、こういう非自由主義的な思想はすべて淘汰されてしまい、平和、民主主義、市場経済思想がグローバル・スタンダードになりました。 ですからアメリカは、イラクや北朝鮮に「民主主義」と「市場経済」の思想を押し付けるんですね。 戦後の例で言いますと、1947年マーシャルという国務長官がヨーロッパの経済復興援助を提唱したのが、市場経済拡大の狙いもあったように思います。もちろん反共産主義が大きな目的でしたが。 そう考えると反共のために行った戦争(ベトナム戦争など)は、すべて「民主主義の世界拡大」のために行った事、とも言えます。 一つ一つの具体的事例が出せずすみません。
お礼
アドバイスありがとうございます! ご指摘のように冷戦期の反共のために行った戦争・介入などは「民主主義の世界拡大」のための行動のように思えます。しかし市場経済の観点でも同時に観ることのできる具体例というのはやはり難しかったでしょうか・・・ >ヨーロッパの経済復興援助 というのはマーシャルプランのことですね。市場経済拡大も狙いもあったと・・・なるほど。ちょっと調べてみます(>_<)