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SE・KES工法による木造ラーメン構造のリフォーム可能性と間取り変更について
- SE・KES工法による木造のラーメン構造の建築について、リフォームで間取りを変えることは可能です。
- 一方で、トヨタホームの鉄骨ラーメン構造はリフォームで間取りを変えることが難しい仕様となっています。
- したがって、木造のラーメン構造は間取りの変更が容易であり、リフォームの際も柔軟に対応することができます。
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>ラーメン構造はリフォームが出来ないと聞いたのですが 逆です。 ラーメン構造は柱と梁の結合部分の剛性によって形状を保つ構造なのですから、壁が無くなっても構造の強度には影響しないため、壁を取り払ったり、壁に開口部を設けたりする事により、自由に間取りを変更する事がやりやすい構造です。 これが、壁の中に筋交いを設けている「ブレース構造」や、壁自体が強度部材の一部となっている「壁式構造」では、壁に開口部を設けようとすると、重要な強度部材である「筋交い」を誤って切断してしまったり、同じく構造強度の一部を担っている「耐力壁」を除去する事になったりしますので、建物の構造強度を著しく低下させる事になりますので、おいそれと壁に開口部を設ける事が出来ず、間取りの変更が困難になります。(太い柱と太い梁を新たに追加して、力技で構造強度を部分的にあげる高める事により、耐力壁や筋交いが無くとも同程度の強度を維持出来る様にする事もやってやれない訳ではありませんから、リフォームをする事が全く不可能という訳ではありませんが) 【参考URL】 ラーメン (骨組) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3_(%E9%AA%A8%E7%B5%84) 筋交い - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8B%E4%BA%A4%E3%81%84 耐力壁 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%90%E5%8A%9B%E5%A3%81 リノベーションのひかリノベ > 住まいブログ > リノベーション > 実際にする前に知っておくリノベーションの5つのデメリット https://hikarinobe.com/contents/renovation-demerits-123 老後の住まいさがしシミュレーション > 老後の住まい探し 物件の選び方 > ラーメン構造と壁式構造 何が違うのか? http://living.rou5.biz/HowToSelectHouse/wall_construction.html 「SE構法」や「KES構法」に関しては良く知りませんが、少なくとも「KES構法」の方はラーメン構造である事は間違いありませんので、素人意見ではありますが、間取りの変更が比較的やりやすいのではないかと思います。 一方、「SE構法」の方は、一応はラーメン構法の一種ではあるものの、完全なラーメン構法という訳ではなく、部分的に耐力壁を併用している場合もあるようですので、耐力壁か否かを確認しながら間取りを決めねばならず、間取りの変更の自由度は「KES構法」等と比べれば少し小さいのではないかと思います。 【参考URL】 家づくり教室 > 構造・性能 > 木造ラーメン工法(構法)の徹底比較 http://makiharateruhisa.com/archives/709/
お礼
みなさん回答ありがとうございます 大変勉強になりました