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住宅の構造

 木造、鉄骨、RCなど住宅の構造はいくつか分けることが出来ますが、「簡単」に言ってそれぞれどんな特徴があると言えますか?長所、短所、耐久性、価格の点からも教えていただきたいです。  また、(1)2×4工法と木質パネル工法はどう違うのですか?(2)なぜ軽量鉄骨と重量鉄骨という区分けがあるのですか?(3)鉄骨造の外壁はサイディングが多いようですが、モルタル吹き付けは出来ないのですか?

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  • jeek5
  • ベストアンサー率33% (4/12)
回答No.2

RC造 は鉄筋コンクリート造です圧縮力をコンクリートが負担し引張力を鉄筋が負担します。接合部分は鉄筋が充分に入り組んでいます。 これを剛構造(ラーメン構造)といいます。 鉄骨造 は大きく分けて上記のコンクリートと同じような剛構造(ラーメン)にする場合は接合部分柱と梁を溶接して曲がらないようにします。重量鉄鋼造と呼ばれているのはほとんどがこのラーメン構造になっています。 鉄骨造2 軽量鉄骨は柱や梁が重量鉄骨に比べて細い部材を多用しますが、その接合部分はピン接合となっており、これをトラス構造と呼びます。そのために柱と柱の間にブレースと呼ばれる筋交いの鉄筋をタスキ掛けに入れます、この構造が軽量鉄骨造と呼ばれるものです。鉄骨系プレファブ住宅に多用されています。 木造1 一般的な在来工法は軽量鉄骨と同じようにトラス構造だと、考えられます、接合部分が剛構造にならないのと、筋交いを入れる事で接合部分はピン接合であるとの考え方によりトラス構造だと言われております。 木造2 2*4住宅の場合はちょっと特殊な面構造です、筋交いを入れないで 構造用面材を打ちつけることにより構造を教化しています。これに似た 考え方はRC造の壁構造と似ています、RCの壁構造の場合には柱を 無くして壁のみで構造を支えます、大きな空間は出来ないのですが、住宅系には向いているといわれています。 木造3 最近の在来工法も筋交いを使わないで構造用面材を打ちつける方法が盛んになってきました、筋交いよりも信頼性があるのだとおもいます。 以上が構造別の概要です 上記の構造には長所短所などはありません、なぜなら適材適所だからです。どのような敷地にどのような建物を作るかによっておのずと決まるものなので、長短を言えるものでは有りません。 耐久性ですが私が昔(はるか昔)学校で教えてもらったときにはRCで5-60年と教えられました、しかし現在コンクリートの質の低下と大気汚染によって、はるかに耐久性が低下していると思います。ではどれが一番耐久性があるかというと・・・・。これはやはりメンテナンスをどこまでできるかに尽きると思います、よく引き合いにでる木造の法隆寺が1000年経過したというのは、その間惜しみなくメンテナンスをしつづけてきた結果だと思います。 最後に鉄骨造は という質問ですが、鉄骨造はALC版という軽量発砲コンクリート版を貼りつけるのが一番施工例が多いと思います、一般的に3階以上の建物が多いわけですから、揺れの問題があり、モルタルにした場合クラックが間違いなく発生します、それを嫌がってモルタル塗りは少ないのだと思います。

noname#4620
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。じっくり読ませていただきました。確かにどの構造が一番いいかというのはわからないですよね、おっしゃる通りだと思います。なるほど、鉄骨造ではモルタルにも出来るけどクラックの問題であえてしないんですね。

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