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核の傘についての現在はどうなっているか
- 核の傘に関する現在の状況とは何ですか?
- 核先制不使用についての報道を安倍首相は否定しています。
- 冷戦時代の核の傘の終了により、平和主義者の立場について考察してください。
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質問者が選んだベストアンサー
とりあえず自動車事故と航空機事故を比較してみますか。 とある調べによると、人生80年と仮定して一人が自動車で人を死なせる確率は1/300,自損で死ぬ確率は1/100だそうです。よって一生車に乗り続けて、あなたが自動車事故死を目の当たりにする確率(当事者として)は、1/300+1/100=0.013。いっぽう航空機は100万便につき0.41回の事故という統計がある。0.41/1000000=0.00000041。航空機は恐ろしく安全に見える。 しかし自動車にはたぶん毎日のる。そこで比較のために飛行機にも毎日乗って一生涯すごすとすると、0.00000041×365×80=0.012となる。しかも飛行機事故の場合、事故ったら全員死ぬと思った方が良い。だからこの数字は、一生毎日飛行機に乗り続けたら、死亡事故を目の当たりにする確率(当事者として)だと言える。自動車と変わらない。 事はこれだけではすまない。自動車の一回の死亡事故での死者数は、ふつう1~2人だ。2人とすると、一生涯で当事者として数える死人の数は0.026人。ところが航空機では1回で100人程度死ぬから、0.012×100=1.2人。うち一人は自分。つまり一生涯毎日航空機に乗り続けたら、どこかで確実に死ぬかも知れないという事だ。飛行機には自動車ほど毎日乗らないから、安心して乗れるだけなのかも知れない。 広島の原爆では、投下から2~4か月以内に死んだ人数は約10万人と言われている。放射線と熱線による後遺症を考えれば、これらの人達は投下の瞬間に死んでいた訳だ。しかも死に方が悲惨だ。一方、東京大空襲での直接の死者数も約10万人(恐らくは即死)。死に方が悲惨でないとは、もちろん言わないが。 広島の原爆で投下された爆弾は一発。東京大空襲で投下された爆弾数は、焼夷弾を主として約40万発(日本の家屋は燃えやすかった)。広島では落としただけの一発当たりで10万人死んだ。東京大空襲では爆弾一発当たり0.25人だった。だからこそ、絨毯爆撃と言う手間が必要にもなった。 核に対する代替報復手段などありえない。それは爆弾一発を、自動車や航空機の一便当たりにおきかえればわかるはずだ。現在の迎撃技術では、核の撃墜にしくじる確率が、飛行機が落っこちる確率より途轍もなく低いなどとという事は、絶対にありえない。確実に一発くらいは落ちる。それが相互確証破壊という理念の前提だった。その上この前の政府の対応は、確率以前の問題だ。 以下は個人的意見です。 平和憲法と非核三原則は、安保条約のもとでのみ有効に機能した(機能している)。通常戦力に限っても、いまだに第七艦隊の機動力の傘下にある。尖閣諸島については民主党政権の対応の不味さもあったが、オバマさんが「アメリカは世界の警察官をやめる」と言ったとたん、某中の国は東と南シナ海へ攻勢をかけ出し、某北の国は盛大に核実験をやり出した。 平和憲法を変える必要はない。それは本気の戦争をしないで済む切り札になる可能性がある。湾岸戦争などで、金だけ出して汗を書かないとか、戦勝ポスターでは国の名前がないどころか敗戦国になっていたりとか、さんざんな扱いを受けたが、それでも直接的な戦闘だけはなかった。平和憲法はちゃんと機能した。平和憲法には実効力あるというのが、過去の経験から見た自分の意見です。 平和憲法を前提に国民の安全と平和を守り、経済的発展を謳歌したいから安保条約を結ぶと、政府ははっきり明言すべきだと、自分は思う。これからは、そこまではっきりした理念を提示して初めて、支援や協力が(同盟が)意味を持つ気がする。
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- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
Flareon様、こんばんは。 とにもかくにも、戦争しない。 (戦争とは、甚大な「人権侵害」です) 人権を侵害しないことが、肝要なのです。
お礼
問題なのは外交交渉に武力を背景にした交渉が含まれていることだよ。 実際の戦争突入は回避する方向でも、外国人との社交的なあいさつでぶん殴る準備が行き届いていないとね。 まともな世間の付き合いすらできないよ。
- 雪中庵(@psytex)
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なぜ、核兵器への報復&抑止力は、核兵器 でなければならないのか? 第二次大戦では、原爆によるより絨毯爆撃 による犠牲者の方が何倍も多かったし、 一度の攻撃でも東京大空襲の犠牲者の方が 多かった。 大事なのは、一緒に攻撃してくれる同盟国 の数である(戦後処理を含め)。
お礼
そうだねー。 戦争が起こる、そのことに現実的でないといけないよねー。 そのうえでのご意見として受け取るよ。 戦争は勝っても採算割れのもうからない選択じゃないかな。
お礼
あいがと。 あんたは哲学は大した才能がないと思っていたが、現実的なことには全般にさえているみたいだと理解できたよ。 堂々とした意見じゃないか。 平和憲法は今まではうまくいっても、ひずみが大きく修正する方向については何かいろいろと今後も宣伝されるだろう。 ニュースでも眺めて色々考えてみようじゃないか。