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【日本語】蓋然性ってどういう意味ですか?
【日本語】蓋然性ってどういう意味ですか? 事象の因果の蓋然性の選択による方向付け。 その蓋然性は自然法則の予測も含む確度が高い。 社会の慣性というものを考えれば可能性は異常に高い。 蓋然の読みも分かりません。
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がいぜんせい、です。 英語に訳すと「probability」です。 そうあるかもしれない度合い、みたいな考えかたです。 possibilityだと、可能性と言うことになります。 可能性なら、いくらでも構わない。たくさんあっても少しだけでもゼロでなければいいのです。 たとえば、宝くじが当たるかもしれない、なら可能性です。あたることもありうる。 しかし、たとえば心臓病の回復、なんていうものなら、可能性では許されません。 助かることもあるけど、死にそうにもなる、なんていう議論は受け付けにくい。 そこには蓋然性が必要になってくるのです。 直るだろう、という見方です。だからprobabilityになります。 そのために医学者も研究し努力するわけです。 いいことを論議するのには、蓋然性の検討が必要だ、という言い分が飛び交うことになります。 テロのない平和な世界を論じるなら、可能性をいうのではなく蓋然性を言わなければいけません。
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- SPS700
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甲地方は、地震の蓋然性(がいぜんせい)がある。 乙地方は、地震の可能性がある。 といえば「甲」地方の方が地震が起こりやすい、ということです。
- LN-TF
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先ず、「蓋然性」は「がいぜんせい」と読みます。 これは多分哲学あるいは社会学関係の文書だろうと思います。 昔は数学でも「蓋然性」といって居ましたが、戦後訳語の見直しが行われ「確率」と改められました。すなわちプロバビリティの訳語です。 「事象の因果の蓋然性の選択」多分ここが一番判り難いと思います。ここは無理に砕いて「事柄の原因や結果から確率的に導き出される選択」と読んだら少しはマシでしょうか。 多分、英文か何かの訳文かそれに近いものが執筆者の頭にあってそれで書いたのだろうと思います。慣れないと矢鱈難しい事を言って居る様に見えますが、訳語が厳しいだけでさして難しい事を言って居る訳ではない場合が大抵です。英語が堪能ならばその部分を英語版で読んでみると何だという事が珍しくないそうです。 なお、「蓋然性=確率」とすると「確度=確からしさ」となり呼応しています。
お礼
みなさん回答ありがとうございます