- ベストアンサー
エントロピー増大の法則と我々の将来
熱力学の第二法則とも呼ばれるこの法則を、社会に適用すると明るい未来はないのでは?という風にしか考えられません。意見をお聞かせ下さい。 現在社会はエネルギ不足になっています。石油が枯渇しそうになり、原子力や燃料電池、あるいは風力等の自然エネルギの開発が加速しています。しかし、上記の法則がある限り第一法則を満たす範囲で、有用な質のエネルギは減る一方で、逆に質の悪い熱エネルギが増大するように思えます。最終的には全宇宙が熱的死になると予測されているそうですが、それを考えるとエネルギ源を開発、大量消費するより、如何に節約し効率よく使う社会システムを作る事が必要だと思われます。現在の資本主義では、大量生産大量消費で死期を加速している様に思えます。 宇宙の熱的死は遠い将来の話でしょうが、間違いない物理的真実です。その前に地球という系で、温暖化で熱的死がくる気もします。マクスウェルの悪魔がいない限り(笑)。世界経済をコントロールしているのは、この様な状況を知らない政治家ばかりです。これからの世界は、以上の状況も考慮した社会システムを理系の方も主導して構築するべきと思えます。 皆さんはどう思われますか?
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (9)
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.10
- Meowth
- ベストアンサー率35% (130/362)
回答No.9
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.8
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.6
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.5
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.4
- tera_tora
- ベストアンサー率50% (145/285)
回答No.3
- b_bb
- ベストアンサー率23% (4/17)
回答No.2
- b_bb
- ベストアンサー率23% (4/17)
回答No.1
お礼
度々詳しい解説感謝致します。 ここ数日考えたり調べましたが、回答者さんの知識は最前線の知識で私は難解な点が多々あります。しかし、何点か考えをまとめました。定義や数式等を使わずに、概念だけで考えましたので間違いもあると思います。 (1)地球でエントロピー減少の要素があることは理解しました。 (2)「この初期条件の情報を忘れるということを物理学では散逸と言い、その忘れることを量的に表したものがエントロピー生成です」 >これは私には分かりません。情報理論のエントロピーS=klogW(W:未知な物の数)でWが増えるとSが増える事がエントロピー増大(生成?)という理解なのですが…。 (3)「このように散逸構造の安定化と不安定化を次々~この宇宙の中に多様性が現れて来るのです。」 >理解できます。確率的な予測と、観測による分岐はよく聞きます。多次元宇宙論もその1つと伺いました。 (4)「人間にとって不都合なことが、即、地球にとって不都合なことと結論をするのは余りにも自己中心的、人間中心的な物の見方ではないでしょうか。 >ごもっともです。私も反省しなければなりません。人間中心の考え方になってたかもしれません。ただ、人口が増加し他の生物が次々に絶滅している中、人間中心的な物の見方がされてるのが実情です。これを改善する切り口の1つが、第二法則ではないかという主旨でした。 ただ回答頂いた中から再度疑問があります。後日、記載させて頂くつもりですが、概要は「太陽-地球の系では、エントロピー減の要素はあるがやはり全体としては増大しているのでは?」という事です。宇宙の熱死は指摘頂いた散逸構造の例もあり未知な部分も多く、現在では?の状態であるのは分かりました。よって対象を絞りたいと思います。自分でも勉強してみます。お忙しいと思いますので、いつか機会あれば目を通して頂ければ幸いです。