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人間の行動には決まりはないのに、社会がある程度の秩序を保っているのはなぜ?
今、目の前に分かれ道があるとして、 そこにあなたが立っているとします。 下等生物は簡単な法則にしたがって、 自らの進む方向を決定しますが、 (ものすごい雑な説明です...)人間 はさまざまな複雑な要因によって、 次に進む方向を決定します。夫婦関係 がうまくいかなくなって、気がふさがり 目の前の決定を放棄して、左側の通路 に埃が少し積もっていたので、そこに 意識が集中し、自然と左を選ぶかもしれ ません。 このように、人間が次の瞬間に行う行動 には何の法則性も内容に思われます。 それにもかかわらず、社会はある程度の 秩序を保っています。なぜでしょうか? 最近テロや、少年犯罪が多発しています が、僕はこのような状況が自然なのではな いかと、思っています。確かに、「常軌を 逸した」行動ではありますが、すべての 人の次の瞬間の行為は誰にも予想できないの です...。
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>>最近テロや、少年犯罪が多発しています が、僕はこのような状況が自然なのではな いかと、思っています。 その通りかと思います、確かに自然では有りますがしかし人間にとって快適な社会では有りません。 人間はその英知と経験で快適な社会を作る為各種法律、並びに罰則を作り社会の秩序を保ってきたのです。 勘違いなさらないよう、人間にとって快適な世界とは決しえ自然状態そのものでは有りません。 経済界でもそうですが一見水も漏らさぬ理論武装の共産主義。しかしそれは神ならぬ人間の作り上げた、人間の意思が強く及ぶ経済システムで結局うまくいかないことが証明されました。 翻って資本主義社会はどうでしょうか。弱肉強食の古典的な資本主義ではやはり不平等から起こる社会の不安定化は必至です。 結局この枠から出てはいけないという法律を作り、その中では自由な活動を許すと云う事が秩序ある社会を実現する最も確実な方法なのかも知れません。
- pluto001
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人間は動物に比べ複雑な言葉を使い分け、複雑な思考を持っていますが、 最終的に一人の人がとる行動は動物と大差ないように思えます。 Evianusさんの例で考えれば、分かれ道があれば、いずれどれかを選択 を迫られる訳で、人間は論理で動物より複雑に考えたにすぎません。 また、人も動物と同じようにある種の法則をもって動いているはずです。 その一貫として、例えばスーパーでは陳列や品物の配置はそのようなデータ を元に配置されていますし、株価にはカオスとしてのパターンが存在して いるわけですし。 何にせよ、最終的にはみんながほぼ同じ仕組みで出来ているから、という ことなんではないでしょうか。
- raidou
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>このように、人間が次の瞬間に行う行動 >には何の法則性も内容に思われます。 >それにもかかわらず、社会はある程度の >秩序を保っています。なぜでしょうか? 人間をつくるのは社会です。社会秩序が保たれる事は不思議でも何でもありません。さらに人間の脳自体が社会生活を前提に作られているのです。 例えば私達は「顔文字」「へのへのもへじ」「心霊写真」などに人の顔をイメージしますし、人間に限らず動物の赤ちゃんや目と顔の大きなキャラクター等を可愛いと感じます。これは人の脳の構造が、そう認識するようにできているからです。 つまり人間の脳自体が社会を前提に作られているのですから「あるていどの」社会秩序が保たれることは当然と言えます。
- seiso
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こんばんは、No2のseisoです。 まだ、締め切っていらっしゃらないようなので、書き込みさせて頂きます。 あなたの仰る「集団意識」「集団思想」というものがよくわかりませんが、私の理解している範囲内で言わせて頂くと・・。 人の想うこと、これを「想念」と言われていますが、肉体は細かい細胞でできているので、この「想念」もすべてエネルギーなんですね。「波動」ってご存知でしょうか?例えていうと「電波」みたいなもので、伝わりますね、見えませんけれど。人間でいうと、この「電波」みたいなのが、「波動」(オーラ)と言われています。「波動」が細かい人ほど、いわゆる意識レベルの高い人、逆に荒い人はレベルが低いといえるそうです。 人間の霊的能力として、テレパシー(送り手と受け手の間)などはこの例でしょう。キャッチできる人は、相手の想念を読み取ってしまいます。糸電話などは糸を通して言葉が相手に振動として伝わりますね、あの原理と同じです。言葉もエネルギーですから。 人は科学的に証明されないと、また、物質とか目に見える部分しか信じないところがありますので、見えない世界に関心のない人には一笑に付されるかもしれませんね。かくいう私もその一人ではありましたが、友人に私の思ってることをなんでも見通して、先が見えてしまう人がいるので、面白いなと思っています。 ちなみにその友人が意識を集中していると、周りの人が敏感にキャッチして、「熱い、熱い」と言います^^;、それぐらい全身からエネルギーを出していて、サーモグラフィにかけると真っ赤になるぐらいでしょうね(~_~;) これらのことを踏まえて頂くと、前記した「集団意識」は、人の想念がウヨウヨしているわけですから 「波動」の細かい人や、荒い人がいて、伝わっていると思いますね。 諺で「類は類を呼ぶ」は「波長」が合う人同士ってことと言えると思います。荒い人は荒い人同士、細かい人は細かい人同士って感じで。 生きとし生けるもの・・すべてこの「波動」を出しています、よく人が海を見て、あるいは木、植物、などから癒されるのはそれらは人間よりもはるかに次元の高い細かい波動を送り出しているからだと言われています。 「気」もはるか遠くにいる人にでも送ることができるのは、「気」もエネルギーであるし、訓練した人にはいとも簡単にできると思います。余談ですが、毅然として、人に流されない、地に足がついたような人というのはこの「波動」がとても細かく、所謂「徳」の高い人と言えます。言い方は悪いですが、人間レベル(意識レベル)が高い、イコール「徳高い人」ですね、今、「知識」が先行し、豊富な人はたくさんいますが、こういう「意識レベル」の高い人が本当にどれだけ、存在してるでしょう、自分を磨くということは、この「意識レベル」を磨くということではないかなと思っています。 ですので、「秩序」も「ルール」も必要でないとみんな好き勝手に行動してしまうと思うんですね。 このように考えてきますと、人間が生きてるということ自体、何か錯覚、幻想の上に生きてるのかな・・・って感じることもしばしばあります。 かなり強引に書いて、文章力が足りない点もあり、論点がずれてしまいましたが、お許しくださいね。
ご質問を拝見して、数年前に流行った 「複雑系」という概念を思い出しました。 不安定・非線形的・非周期的な挙動の背後には 多層の秩序構造がある・・・といった話だったような? 視覚的に表現してみると、フリーハンドで適当に書いた線の集まりが 全体としては円形におさまっている、という感じでしょうか。 たとえそこらへんを飛んでいる蚊やハエでも 1人(?)として、まったく同じ軌跡で飛ぶ個体はいません。 それでも、ようやく眠れそうな絶妙のタイミングで血を吸ってくれたり、 道端のフンにうれしそうにたかったり、と 全体としては“蚊やハエの本分”をまっとうしています。 より複雑な行動様式をもつ人間でも、同じようなことが言えるのでは? 刃物で人を傷つけたり、無差別大量殺人を犯す個体があっても、 同じ犯罪がそのほかの個体によって日常的に継続されることはありません。 個々人の行動決定に差があるとはいえ、 全体としては「人間」の域を出ることがないということです。 これは、「遺伝子の限界」と言い換えられるかもしれません。 凶暴なサルが暴れていても「サル山でのハプニング」と見られるように、 人間社会での凶悪犯罪も、自然界から見ると 「ケナシサル山でのハプニング」にすぎないのかも?
最近のゲーム論の発展を踏まえて言うと、 協力(=秩序方向)をしたほうが各player(=社会の構成員)の 得点が高いからです。 この辺の書籍はたくさんあります。
お礼
おもしろそうですね! http://homepage1.nifty.com/NewSphere/EP/b/game.html 今度、じっくり見てみようと思います!
- seiso
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こんばんは。 専門家ではありませんが。 こういうのは、Evianusさんも仰るように、さまざまな要因があり、それらが重なった結果と言えるのではないかと思われるので、大まかに、且つ簡単に書かせて頂きますね。 まず、人間の「行動」を決定するのは、人それぞれのその時の「心」(心のレベル)です。すべて脳から指令がいって、その時その時の行動を人は取るわけですよね。 「意識レベル」が低いと、「洗脳」をも払い飛ばすことができない、とんでもない行動をとったり、テロ、凶悪事件を引き起こしてしまうことがあります。 意識には顕在意識と、潜在意識とがあり、普段、潜在意識は人間では意識することのできない意識ですね。 この部分も人間には大きく作用しています。 顕在意識は人がコントロールできる部分で、鍛えあげると、それこそ自由自在に動かすことができるようになると言われています。 五感以外の六感(直感)もこの意識レベルが高い人ほど、冴えわたり、偉業を成し得た人などは、この直感力が優っていたと言われています。Evianusさんの最後のあたりに書かれている「人の次の瞬間の行為は誰にも予想できないの です...。」ですが、この「瞬間」も直感力がすぐれていると、とっさの判断がすぐれた直感力で、できるわけです。 それから「決りごと」といったことも、そもそも元はと言えば、この人間が作り出したことなので、よく「心」は自由だと言われることもうなづけるのではないでしょうか。すべては人間が決めたこと・・である、と。 更に極端なことをいえば、この個人個人の「意識レベル」が変われば、「日本」も「世界」も変わるというとてつもなく気の遠くなるような話ではありますが、言えると思います。 そしてそこに「倫理観」「道徳観」等が関わっているのではないでしょうか。 こういう精神世界にもっと人は目を向けるべきだと思うのですが、、そうすれば人は「真理」に気付き、本当の意味の「真理」を理解できるようになると思いますね。
お礼
丁寧に回答ありがとうございます。 人間は自分自身の行動は自由であると錯覚している と思います。僕は人間の行動はseisoさんのおっしゃ る言葉を借りれば、顕在意識のみ自由に操れるので あって、それの深層にある(僕は氷山の例えをよく 使いますが、氷山の場合は海面下の氷)深層意識は 操れないと思います。僕のイメージでは顕在意識は プールに浮かんだ浮き輪です。人間は浮き輪の中の 水は自由に操れますが、それ以外の水は自由に操れ ません。しかし、浮き輪の中の水と浮き輪の外の水 は連続しているのです。 僕は、中学・高校生の頃よく「集団思考」ということ について悩んでいました。わかりにくいと思うので、 わかりやすく説明すると、僕以外の「クラスメイト」 が集団で物事を考えているのではないか。僕の知らな い秘密を共有しているのではないか?という妄想に 支配された時期があったのです。まぁ、これは思春期 の自意識過剰な状態がそうさせたのだと思いますが、 あながち全否定はできないと思っています。少し長く なったので、とりあえず結論を言ってしまうと、僕は 人類は無意識のうちに集団思考をしていると思います。 これは単に「人に悪いことをすると、自分が損をする」 というような表層のレベルではなく、「環境に悪いこと をすると、<人類>が損をする」というような、個人 のレベルを超えた認識です。 長くて読みにくい文章かもしれませんが、いいたいこと は書けたと思っています。 よかったらまた返答下さいね。
補足
書き忘れましたが、最近量子力学で脳の働きを 説明しようという研究が進んでいるらしいです。 おおざっぱに言うと人間は顕在意識意外で、ナノ レベルの世界で思考やコミュニケーションをして いるということになるということになるのかな? ??。僕は、まったくの専門外です。。。 そういえば、最近マイクル・クライトン(ジュラ シック・パークを書いた人、作品の出来はともか く、流行の科学分野を物語の柱に据える。)の書 いたPREY(http://www.amazon.co.jp/exec /obidos/ASIN/0007154534/249-5418265-42379 46)という小説を読んだのですが、この小説の中 でとても容量の少ない記憶装置しか持たない小型 カメラ・ロボット(内視鏡のロボット版)の集合 体が、微少な電流で交信し思考するという出来事 が起こります。それはあたかも、一つの生物のよ うに行動するのです。人間の行動は、肉体を構成 する微少な一つ一つの細胞と、その周囲に存在す る外部環境(他人、木、空気など)によって構成 された集団意識の結果なのだと考えています。
- coolguys
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簡単にいうと外的要因があるからでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 僕は専門外なので「外的要因」という言葉 から何を想像してよいかわかりません。で きれば、多少難しくなってもいいのでわか りやすく、説明していただけるとうれしい です。返答お待ちしています。
お礼
うーん。わかりやすい回答ありがとうございま した。僕も複雑系のことをちょっと考えていま した。(でも、その有名な本、うう名前忘れま した。は、まだ読んでないんです。)カオス。 カオスも秩序を持っているんですよね?あれ? 違いましたっけ?僕はマイクル・クライトンの LOST WORLDで(汗)学びました。