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30代で国立大の美術史学科編入
34歳会社員です。 会社員をやめて、週4日の派遣の仕事をし、週一回美術史の予備校に行って、芸大の芸術学科か某国立大学の美術史学科に編入したいと考えております。 年が上ですので、恥ずかしい気分はありますが、同じようなことをされたかたはいらっしゃいますか? 会社員生活が本当にいやになり、人生に意味を見いだせなくなっていたので、この際自分のやりたいことを徹底的にやってやろうと思っています。 会社員続ければお給料も相当アップしますが、帰国子女ですので英語という武器があり、お仕事は派遣でも何かしらはあると思います。 自分ではこのように自由にやりたいことをやって生きていきたいのですが、周囲の人は反対します。一人っ子ですので親からの相続も大金ではありませんが、あります。そんなに会社員の安定志向にこだわることはないかと思っています。
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- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
Sakura_30 さん、こんばんは。 かなり時間がたってからの回答なので、参考程度でお読みください。 どう見ても、大学入学、卒業レベルの知識では、あなたの求めているお仕事は難しいと思います。文章を見ても芸術家になろうとお考えではないようですし、学芸員でもないように思います。おそらく、大学院へ行くことが必要だと思います。英語がお得意ということですが、運よく大学院入学ができたとしても、今度は研究テーマを持たないと5年間を有意義に過ごすことなんてできないと思います。それこそ人生に対して意味を見いだせなくなっているとしか言えませんよ。
- moritaroh
- ベストアンサー率56% (658/1172)
ご質問からかなり日が経ってしまっていますが、いちおう回答いたします。 >芸大の芸術学科か某国立大学の美術史学科に編入したいと考えております。 質問者さまのお考えは、おそらく「編入」ではなく大学を普通に受験し入学を希望されている、ということではないでしょうか。 私の考えでは、美術史の勉強と言うのは、実際には美術大学に入学しなければならないというレベルのものではなく、いまどきはウィキペディアや美術史の専門書を読み漁るだけでも、大学卒業レベルの知識は簡単に身につけられます。あえて大学に入学するメリットとしては、美術館や博物館で働くための「学芸員資格(博物館学)」の取得くらいでしょう。 おそらく質問者さまの知的好奇心を満たすためには、独学で美術史に関する勉強を行ってから「大学院」への入学を希望される方がいいと思います。 海外や日本の大学をどこでもいいので卒業さえしていれば大学院の入学試験を受けることができます。大学院での美術史や美学の研究の方が、より高度で実践的で、帰国子女で英語に堪能だということも「武器」として十分に効力を発揮します。 また大学院であれば、質問者さまのように社会人を経て入学してくる人もたくさんいるので肩身の狭い思いをしなくて済みますし、社会人入学(自分の仕事で生計を立てている)という大学院生も珍しくなく、学費の免除などの制度も受けられることが多いです。 なお、かなりハードスケジュールになりますが、大学院で学芸員資格を取得することも不可能ではありません。 また、現在の国の機関などでの美術史の研究員の求人は、最低でも大学院を出ている学歴(+語学)が必要であり、このことからも、質問者さまのイメージに近いのではないか、と思います。 なお、語学に関しては、美術史という分野においては英語だけでは不十分です。 ドイツ語ないしはフランス語ができるといいですし、アジア圏の美術史に興味があればそれらの国の言語、はたまたアラブ圏の言語なども、その地方の美術史は歴史が古いと同時に未解明な部分も多いので、かなり「武器」になると思います。日本語・英語にプラスしてもうひとつぐらい言語ができるといいと思います。 まとめると、私個人の考えとしては、語学や美術史の基礎教養を独学ないしは予備校などで行い、大学院に社会人として入学する、というのが一番ふさわしいと感じられますし、大学院であれば、その先の将来像として公的機関での研究員という道が開けてくるので、周囲は反対しないかもしれません。 なお、最後に余談ですが、せっかくの英語を生かして、英語圏の国の大学院に進学されるのを考えてもいいように思います。日本は美術に関しては後進国で、日本美術史でさえも特定の分野においては海外の大学の方が研究が進んでいたりすることもありますよ。 ただし国外で研究活動を行うのは将来的な仕事としてかなり困難を極めるとは思います。
- kifimi
- ベストアンサー率72% (425/586)
>年が上ですので、恥ずかしい気分はありますが 年上で恥ずかしい、という気持ちは捨てましょう。それが無理なら、編入はやめておいたほうがいいかもしれません。 美大系は多浪が多いとは言え、あなたよりは若い学生がほとんどです。実際にその中に入って、「恥ずかしい」と気後れしてしまうと、せっかくの大学生活で得られるはずのもののかなりの部分を損することになります。 社会人学生は、「大学で学ぶこと」に意欲的で、そこを追求する人が歓迎されます。他の学生たちは、浪人生や社会人学生の年齢のことは、意外と気にしていないものです。一番きにしているのは当人で、当人が気にしていると、それが相手にも伝わり、関係がギクシャクする元となります。 >芸大の芸術学科か某国立大学の美術史学科に編入したい 「芸大の芸術学科」の「芸大」とは、東京藝術大学(藝大)のことでしょうか? それとも一般的な美術大学・芸術大学の意味で使っていますか? 藝大のことでしたら、そもそも編入制度がないはずですので、無理ですよね。だから藝大以外の大学のことだと思うのですが。 「某国立大学の美術史学科」というのが具体的にどこなのか、国立大学でいま「美術史学科」という名称の学科があるところが見当たらないので、特定されないために学科名も多少ぼかしているのかなと思いますが。 美術史の予備校の通うとのことですが、国立大学の「美術史学科」って、芸術系学部内にある場合と、文学部系内にある場合とがあります。もし文学部系の場合、編入試験や編入後のカリキュラムは美術の実技重視でないことが多いです。だから編入試験の対策も、美術系の予備校では対応できないと思います。 もちろん、志望大学の学部学科に編入制度が存在するかどうか、試験内容や編入後のカリキュラムがどのようなものであるかは、既に調査済みだろうとは思いますが、念のため。 帰国子女とのことですが、日本の大学をご卒業でしょうか。 もし日本の大学で単位取得をしていなくて、海外の大学を卒業したのであれば、まず受験資格の確認をしなければいけません(大学によって基準が違うので、一般論では言えません)。受験資格はあっても、編入後の単位読み替えに苦労するかと思います。 日本の大学を卒業していたとしても、芸術系の分野を専攻していなかったのであれば、編入試験に合格したとしても、編入先で読み替え可能な単位がほとんどない、というようなことが生じます。その場合、最低年数での卒業が難しくなり、学費が余計にかかります。 単なる合否の問題だけでなく、編入後のハードルも、事前に理解しておく必要があります。 質問者さんの他の質問を拝見しますと、ただ帰国子女というだけではなく、既に日本や海外で働いた実績がおありのようですので、まあ仕事を選ばなければ派遣でもなんとかなる見込みがあるのかもしれません。 会社員の安定志向にこだわるかどうかは、あなたの人生ですので、とやかくは言いません。 ただ、大学に通いながら派遣で稼ぐのは簡単ではありませんし、あなたの「自分のやりたいことを徹底的にやってやろう」に反しますよね。もし大学に通う間は学業に専念する、というのであれば、大学合格後の学費と生活費が尽きないように、計画性は必要です。親御さんからの遺産があるとはいっても、よほどの資産家でなければ、あっという間に食いつぶしてしまいます。 卒業後、どのように生活費を確保するつもりなのかも考えておくべきかと思います。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
先に、会社員時代に学費を貯金で貯め、派遣でのお仕事を捜して決めておいてから、どうぞ編入試験を受験して、会社員の退職手続をなさってください。 先に辞めてから、派遣でのお仕事が英語でも専門分野でも中途半端で単純事務しかない、とか、編入試験に何年受験しても受からないとか、浪人している間に貯めていた学費が底をついて学業ができなくなる、とかにならないように事前に十分準備なさってください。最近は英語圏からの帰国子女はいくらでも企業にいるので、派遣では専門性も兼ねている翻訳・通訳のような「日本語が堪能で英語もできる人」じゃないと単純作業しか残っていません。