- ベストアンサー
ギターネックに適した木材の判断方法
- ギターネックに適した木材を選ぶための基準について知りたいです。ギターを自作したいと思っていますが、ネックの反りや強度の問題を解決したいです。
- ハードメイプルを使用し、内部のトラスロッドで反りを調整して安価なギターを実用可能な状態にしているギターも存在しますが、他の木材の選び方を知りたいです。
- 強度や安定性、加工の容易さなどがギターネックの木材選びの基準として考慮されますが、メイプルなどが使われる理由は物理的に明確な要素があるのか知りたいです。供給の安定性やばらつきも考慮すべきでしょう。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
物理カテなので、物理的な説明を求めているのだとして。。。 ギターネックに要求される性能は ・長期的にも短期的にも変形が少ない。 ・音がよく響く(もしかして逆ですか? 逆なら以下の説明を逆に(良い→悪い など)読んでください) 次に木材の物理的な性能の一覧表があります。 https://www.fairwood.jp/woodguide/search/list.html 変形が少ないのは、 長期:正目方向の収縮率が小さい 短期:曲げヤング係数が大きい 木材です。 よく響くのは、(振動エネルギーの)内部損失が小さい材料ですが、そういう項目は(たぶん世界中どこを探しても)ないので、 おおむね、ヤング係数が大きいものが、内部損失は小さいです。 あと、十分乾燥させる。古くなって色が黒っぽくなる(繊維質が炭化する)。と、内部損失は小さくなります。 また、昔から楽器に適しているといわれる木材は、内部損失の小さいもの(=音がよく響く)が多いです。
その他の回答 (2)
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
いくら数値上で低い(軟らかい)といっても、弾いているときにたわむほどフニャフニャなわけではなく、人間の力では歪まないだけの強度(剛性)はあるから大丈夫、ということです。 むしろ、加工後の経年劣化や木材の乾燥などで反りがでやすいかどうか、というほうが「安定性」としては問題で、それは同じ木材でも加工時の乾燥具合がどうだったか、とか、木目が均一か、とか、反りを互いに打ち消し合うような張り合わせや加工をとっているか、というのが重要なのです。 なお、弦楽器で最も剛性が必要なのは、弦を張るのに対抗するための曲げ強さであって、それをクリアできていなければ、そもそも弦楽器として弦を張れないのですから、それを超える木材と設計・加工であれば、木目などが揃っているものや、厚みの均一化などの加工適性や、重量が軽いが強度があることでの響き・共鳴の有無のほうがずっと重要になってくるのです。
補足
結局の所どうなのか具体的に分かりませんでした。 曲げ強度がある程度あれば反りと加工の要素辺りを注意すれば何でも良いのでしょうか。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
ギターの自作とは素晴らしいですね。ご質問の趣旨に反するかもしれませんが、金属かプラスチックの筒を用いて音響効果を高めるというようなことはダメでしょうか。接続法などにも問題があるとは思いますが、何か面白い事が起こらないかなと想像しています。
お礼
回答ありがとうございます。 挙げていただいた情報で判断方法可能と思います。 個体の癖の出やすさは数値化出来ないので数値上で絞り、個別に見ていきたいと思います。