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ギターの木材による音の違い

以前木材のグレードに関して質問したのですが、 今回は音の違いで質問いたしました。 今度自分でレスポールを作ろうと思っているのですが、 一般的にメイプル+マホガニーのボディが 多いと思います。 どうして他の木材での組み合わせにはしないのでしょうか? 自分はチェスナット+マホガニーorチェスナット+ブビンガで 作りたいと思ってるんですが、どんな音響特性の物になるか 検討もつきません。(中域と低域が強い物になると思ってます) ギターの木材に関するサイトを何件か見たのですが、 それぞれ違った事が書かれていました。 レスポールの事や木材の音響特性の違いをご存知な方が いましたら教えてください。 宜しく御願いします。

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  • 117xg
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回答No.4

No.2です。 開発当初のメイプルトップの採用は、音は関係なかったのではという意見が出ているので補足です。 レスポールの最初のモデルはゴールドトップだったので少なくとも木目などの見た目は採用要因には関係ないでしょう。 個人的な推測としては、それまでフルアコなど箱モノのボディにはメイプルがメインに使われてきました。高級機種はトップがスプルースだったりしますが普及モデルは一様にメイプルです。 ですから、この新しいソリッドギターもとりあえずボディはメイプルでという企画が上がったことは予想がつきます。 しかしメイプルの塊のソリッドギターを作れば高音ばかりキツい深みの無い音になってしまいます。そこで適度な分離性とアタック感は残しつつ、柔らかくふくよかな響きを得るため、表面以外の後ろ側をマホガニーにしてみた、とそんなとこではないですかね。 カスタムはオールマホでできています。これはよりジャズ的な需要をターゲットにするにあたり、高音のアタックのきついメイプルはやめて、よりマイルドな音を出すための処置と思われます。 後の一連のソリッドギターもオールマホですが、これは単にメイプルを貼るとコストが上がるので省略したんでしょう。それらのモデルはみんなフラットトップなのもそういう理由かと思われます。

その他の回答 (3)

  • sireno
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回答No.3

チェスナットがわからないため参考程度でw レスポール(st)は初代からマホガニー+メイプルです。 ただ上位版としてでたカスタムは最初は マホガニーだけでした。 ので、音の面でメイプルトップを採用したとは 思いにくいですね。 しかも上品さを出すために途中で トラメイプルをブックカバーで付けてます。 意見としてフェンダーもギブソンも エレキギターをそんなに難しく考えてなかった と思いますよ。音が出るおもちゃとして見てた と思います。 ピックアップの上で揺れる弦が磁界を乱し、 信号となってアンプに送られる。 これだけのことですからね。 突き詰めると木材の影響はありますが、 生音(木材)とアンプ(ピックアップ)から出る音は切り離して 考えたほうが良いと思います。 注 マグネティブピックアップギターのお話です

  • 117xg
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回答No.2

レスポールは誕生以来50年以上基本スペックを変えずに生産され続けている超ロングセラーの定番モデルですが、なんでこの木の組み合わせなのかというのは推測するに、それまでのギブソンの使用してきた木の材料とレス・ポール氏の要望の結果、メイプルとマホが手っ取り早く希望のスタイルになったからでしょうね。 メイプルトップで音の立ち上がりとヌケを確保し、マホバックで響かせて深みと厚みを得ると。 ギブソンはそれまで箱モノのギターを作り続けてきて、ソリッドギターという未知の楽器にどういうノウハウを投入してよいか分からなかったことでしょう。 レス・ポール氏はジャズ系のギタリストで、ハウリングに強くて大音量が出しやすく、取り回しがしやすい小さいボディのギターをギブソン社に作るよう提案しました。まだ知名度も低く評価も微妙なソリッドギターの分野に踏み出すのはかなりの冒険です。当時経営も悪かったようですし。 そういう状況でアバンギャルドなギターを作るにあたって、伝統技術を重んじるギブソンのアイデンティティは残して、できるだけ無難な選択で作ったのがレス・ポールだといえます。 レスポールは、レス・ポール氏のシグネイチャーモデルです。とはいえレギュラーラインで生産する前提でしたからあまりに突飛な実験的なものは作れません。そこでメイプルとマホガニーというこれまで箱モノギターで普通に使ってきた木を使い、ギブソン的なサウンドキャラクターを踏襲しつつ箱のレゾナンスを抑えた音の出るギターを作ったのですね。 それがけっこう使い勝手がよくそこそこヒットしたので、伝統にしがみついてたギブソンは方向を変えレスポールのバリエーションやSG、エクスプローラー、フライングVといったやいろんなソリッドギターを出すようになります。 それに倣うように1950~60年代は各社オリジナルなギターを開発しますがやはりギブソンの技術とセンスは卓越していたようで、後発のメーカーはことごとく淘汰されていきます。 残ったメーカーはオリジナルモデルでは大御所には歯が立たないと分かったのか、ギブソンやフェンダーのコピーモデルを作ることで生き残っていこうとします。もちろん木のマテリアルも真似て。 それがいまだに続いてるのですね。 今は各社のオリジナルギターも優れたアイデアや技術で作られるようになりましたが、いわゆる「ギブソン系ギター」においては、メイプルトップ+マホバックという組み合わせが歴史上定番化してしまったので、なかなかメーカーも他の材質で作る勇気が無いんですよね。まさにかつてギブソンがレスポールを作ったときの状況です。 過去にはヤマハやグレコといった比較的販売力のあるメーカーがギブソンとフェンダーとアレンビックを混ぜたようなギターを出してたりしましたが、結局それらは過去のものとして忘れ去られてしまいました。 そういうギター史上の歴史を見ていくと、メーカーとしてはギブソン、フェンダーのギターの基本構造をベースにしたモデルを出すに甘んじるほか無いのですね。 仰るようなエキゾチックウッドは高価というのもありますし、日本のユーザーは保守的なところがあるうえに、憧れとかコダワリが強いので、伝統的なスタイルから離れられないのですね。 チェスナットやブビンガもプライベートビルドの世界ならぜんぜんアリだと思いますよ。ストラトなんかだといろんな木のボディが存在しますがレスポールはなかなか無いので、貴重だと思います。 音質の感覚は文章ではなかなか理解しにくいですよね。 世界中に一本しかないギターを作るんですから、音は作ってからのお楽しみということでそれも楽しいのではないでしょうか。 そういう「どんな音がするかわからない」というワクワク感も自作の醍醐味だと思います。

  • ssmanishss
  • ベストアンサー率47% (487/1019)
回答No.1

既出なら申し訳ありませんが、下記リンクサイトの用材に対する見識はなかなかだと思いますのでご紹介しておきます。 上手くいけば質問者さんの疑問、質問に答えてもらえるかもしれません。 (池内銘木商店) http://bribribrizauemon.blog44.fc2.com/

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