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なぜ日本人女性は受け身で非力なのか?
- 日本人女性は、重い物を持ったり男性的な労働を嫌がる傾向がありますが、他の国の女性と比べて動きがのろく、力が劣るのはなぜでしょうか。柳田國男の著書によれば、過去の農村社会では女性のほうが農作業において優位に立っていたことから考えると、日本人女性だけが非力とは考えにくいです。日本社会で女性が受け身で非力なのは、何らかのプライドや観念が関係している可能性があります。
- また、日本の文化においても受け身な女性が多い傾向があります。恋愛においても少女漫画などで受け身の女性が描かれることがあり、専業主婦という文化も受け継がれています。なぜ日本だけが女性を庇護する観念が支配的だったのか、その結果として受け身な女性が増えたのかは明確な理由はありませんが、江戸時代の「奥方」という観念が影響している可能性があります。
- 日本人女性が受け身で非力な理由については、個人の意見もありますが、社会の影響や文化的な要素も大きいと考えられます。女性が受け身で非力なイメージが強いのは歴史的な背景や社会構造が影響しているのかもしれません。それに対して他の国の女性は、より自立していると感じることがあります。女性が受け身で非力なのは、単に力が劣るだけでなく、社会的な制約や文化的な観念が関係している可能性もあると考えられます。
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【私見で結構ですので、お気軽にご教授頂けましたら幸いです。】 面白そうなので、参加させてください。 常々、不思議に思っていたことがありますが、こちらのご相談事でも、 女性に限って、’甘えベタで、彼氏がデキない’とか、’仕事の上で甘える事がデキないので、 どうしても一人で頑張ってしまう’とか、【甘え】ることが一種の美徳?とでもの思い込みがあるのに気が付かされました。 少なくとも、男性がこのようにかくことはない。 甘えるのがヘタで、彼女がデキないとか、甘えられなくて仕事がうまく進まないとかということですが。 なので、ある一部の女性にとっては常識?女性的なルール?、あるいは上級マナー?とでも勘違いしているフシはありそうです。 全部の女性とは思いません、少なくとも、私の人生、そのように考えたことは一度もないですから。 【最近気づいたのですが、日本人女性は、重い物を持ったり、 いわゆる男性的な労働を嫌がるように思いました。】 確かに。 【フィリピン人や中国人の留学生と交流することがあるのですが、 彼女たちは比較的華奢にも関わらず、重い物をスッと持ったり 日本人女性より、動きが俊敏な気がします。】 うーん、でもここは全体としての女性全部(それぞれの国の女性が)というのは、無理があると思う。 中国だって、柳腰の文化だし、根強く’纏足文化’的なことはあるとは思う。 日本人女性だって、本来、留学生になるような積極性、能力のある人は、 なんでもやるのでは? 【また、動きもどちらかというと外国人よりのろいです。】 これは、外国人女性のほうが目立たなくちゃ職場において、存在価値を示せないという 裏事情もあるので、国内にいる日本女性とは同じ土俵ではないでしょう。 【あるいは女が力持ちなのが「はしたない」 といった精神的なブレーキがかかっているのでしょうか、 という点です。】 明らかにこれですね。 【柳田國男の著書によると、過去、日本社会の農村において、 農作業の分業負担という意味では、男女平等か、 あるいは女性のほうがやや上だったとのことです。】 農業社会において、当時は現金収入は女性の、織物に負うことがほとんどです。 農作業は自然任せ、天候任せですが、織物は、時間と、技術でいくらでもできる。 雪が降っても雨が降っても。 24時間働くマシンとしての女性だから。 【やはり、「女性は重いものを持つべきではない」といった、 なんらかのプライド(?)のような精神性があるのでしょうか。 江戸時代の「奥方」といった観念が全国に広まったせいでしょうか。】 奥方文化?は血統を保証するための、武家のあり方からの、真似っ子でしょう。 ただ、目立つな、ただ、支えよというのは、太平洋戦争時の、銃後思想からです。 明治の頃には、女性にも素直に、欧風文化としての女性も鹿鳴館に出るようになれば 国際的教育も必要だと、どんどんと留学までさせてる。 それまでの江戸文化とはかなりの違いです。 何しろ、入鉄砲に、出女の江戸時代です。 【驚くほど受け身の女性がいます。 少女漫画という文化があるのもこの国特有のものですよね。 (基本的に受け身で、白馬の王子様を待つマンガです)】 少女漫画に限らず、落窪も、髪長姫も、安寿と厨子王の時代?からそうです。 お話になるのだから、’これがおすすめ’という女の人生訓?だったのかと 私も考えます。 白馬の王子を待てと。 そして男には白馬の王子になれと。 ただ、どうやって、白馬の王子になるかというと、そこには物語は無いですね。 どれだけ女性が、虐げられているか、耐えているかというだけだから。 【また、専業主婦というのも独特の文化です。」 ここをスルーすると避難されますので、一応、「奥方」文化の 流れで庶民が真似するだけです。 【日本だけが、「女性は庇護されるべき」 といった観念が支配的だったのでしょうか? そしてその結果、受け身な女性が増えたのでしょうか?】 奥方文化にどっぷりひたることが一つのサクセス・ストーリーの色付けだからでは? そうでなければ、甘え上手になりたい、あなた任せの人生を好き好んで選ぶわけがない。 演歌の世界は庶民のものですが、歌詞はほとんど、男が男らしく、女は耐え忍んで、 男を恋慕するだけだし、 流行歌も、’あなた任せの女になりたい’とかもありましたので、男性も、本人の実力とは無関係に、’男’としてのスタンスが取れるほうがかっこいいという文化は当然に、 凸凹の関係からしてあるわけです。 ただ、最近は、女性が甘えたくても、甘えさせる、かっこ良く見せる負担を過重と思う男性が多くなったので、非婚になりつつある。 一応、女性は、出産限度があるので、結婚願望がかなり一時期は噴出する時期があるので、 あらゆる手段を取る’甘え上手を目指す’こともあるかなって。 ああ、それと、お忘れでしょうが、昔は女性の平均寿命のほうが短かったのです。 出産でなくなるから。 それも、花の時期の女性を保護を促進する要素であることは確かです。
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- rainyweather
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ありますあります。 そういう教育を幼稚園保育園ぐらいのときからされてますよね。 椅子は女子が運ぶ、机は男子が運ぶ、 こういうささいなことを、もう小学校に入る前から刷り込まれてます。 さらに、日本の女の人はか弱いほうがかわいいとか庇護してもらえるとか、 守ってあげたいという日本人の男心をくすぐるというのもあります。 女の人が男の人でも難しいような重いものを軽々と持つと、生意気だなーとか、 女の癖に力強いじゃないか、っていう先入観もありますよね。
- eroero4649
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>ちょっと話がずれますが、日本には、恋愛においても、 >驚くほど受け身の女性がいます。 女性に限った話じゃありません。日本人男性では驚くほど受け身な男性は決して珍しくありません。いわゆる草食系男子ってやつですね。基本的に女性はどこの文化圏でも色恋沙汰に関しては「口説かれる」という立場ですが、日本人ほど女性に対してガツガツしない民族というのもちょっと見当たりません。何かの調査によると、世界で一番草食系男子なのはシンガポール男子で、次が日本男子らしいです。 特に日本人男子で自分が強いことをアピールするマッチョ男子はほとんどいません。アメリカ人も中国人も韓国人も日本人から見るとびっくりするほどマッチョ志向ですよ。筋肉そのもののマッチョじゃなくて「俺強いぜ、強い男はセクシーだろう?」アピールです。 >基本的に受け身で、白馬の王子様を待つマンガです 今若い人に人気のマンガで、女を次から次へと口説くヤリチン男子が主人公の「男性向け」マンガってどれだけありますかね?積極的に女を求めるなんて、昔のルパン三世かゴルゴ13くらいで、ワンピースにしろ進撃の巨人にしろびっくりするほど主人公は女性に対して淡泊です。80年代くらいまで「2人のヒロインの間で取り合いになるモテモテ」ってしばしば見られたけど、今そんな主人公っているのかしらん? 日本人男性が基本的に受け身なわけですから、女性は受け身に受け身が掛け算されるので、より一層受け身に見えるというのはあると思います。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
「女性は重いものを持つべきではない」といった、 なんらかのプライド(?)のような精神性があるのでしょうか。 ↑ あるんだと思います。 重いモノは男が持て、ということでしょう。 根底には、男は張り合う存在では無く、利用 する存在だ、という認識があるのではないか と考えています。 古来から、日本女性は名を捨て、実を取ってきた 歴史があります。 今だってそうです。 女性はわずかな小遣いを残して、男の稼ぎを 全部取り上げています。 その反面、男を、ご主人様、旦那様とおだて ています。 おだてて責任を持たせ、働かせているわけです。 日本には、恋愛においても、 驚くほど受け身の女性がいます。 ↑ それが日本女性の知恵です。 受け身なら、結婚してやった、ということで 優位に立てます。 専業主婦というのも独特の文化です。 ↑ 専業主婦は米国にもおりますし、近年は 専業主婦が見直されています。 ワタシには中国人の知り合いが多いのですが、 中国人女性は日本人女性と違いますね。 中国人女性は、男と張り合おうとします。 しかし、日本人女性は男を上手くおだてて 利用してやろうとします。 そんな違いが感じられます。 つまり、外国人女性に比べて、日本人女性は 弱者を演じつつ、男をうまく利用して 実利を取ってきたのです。 男は男で、薄々感じながら、それを許容して きたのではないでしょうか。
- mm058114
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まず、男性と女性では、身体の構造が違います。 女性は、脂肪がつきやすく、男性より太りやすい傾向にあります。 また、股関節の構造が違います。 文章では、うまく表現できませんが、 男性は、胴体に真下に向けて足が付いているのに対し、 女性は、胴体下部の横、外側に足が付いて下に向かっています。 これは、SEXがしやすい為のものなのでしょう。 これにより、必然的に、作業量の違いが出て来ます。 更に、日本に於いては、男尊女卑の傾向が大きく影響したのでしょう。 また、これが、男性が荒い力作業、女性は繊細な作業に向いている傾向を作ったのでしょう。 今の、男女同権、女性の社会進出で、果たして日本国がどうなるのだろうと、楽しみにしています。
- 1987max
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日本人の女性全員が そういうタイプの人ではないですが 結構な確立で居ますよね。 ただそういう女性に惹かれる男性が 居ることも事実ではないでしょうか? 女性から頼まなくても 進んで手を貸す男性は多く居ます。 質問者様が挙げられている女性 重い荷物は持たない。 専業主婦になりたい。など 受け身な女性は 女である私も苦手とする女性です。 そういう女性は1人で行動が出来ず 誰かに寄生したり集団行動をします。 ただおおっぴらにそれを指摘すると 言った側がマイナスになるのが 今の日本社会です。 女が受け身で、非力なのは ただ本人達がそれを望んだからでは ないでしょうか? そしてそれを好み受け入れる男性が 少なからず存在するから彼女たちは 受け身なまま過ごしてるように思います。 しかしながら見ていて いい気にはならないですよ。 案外女性は男性が見ていない所では パワフルです。 頼れる人が居ないところでは 自ら重い荷物だって普通に運んでます。
- Macpapa10
- ベストアンサー率9% (127/1288)
今の日本では病的に見える方が男性にモテるからです。
- 夕紀(@yuki0421)
- ベストアンサー率39% (314/788)
今の60代以降の若い人は、映画で目にするレディーファーストの影響で、車のドアの開け閉め等男性がやってくれるのを、優しい男性の当たり前、と受け取ってしまったのでは? そこから力を使うことは、女性である自分はしなくても良いんだと。 しかし、レディーファーストそのものが女性蔑視と捉える者もいるようです。「女性が何も出来ないから男がしてあげる」という考えだと指摘する専門家もいるようです。 レディーファーストの本家欧米では、女性が大きな荷物下げて歩いてます。ただ親しい男性が、「持ってやろうか?」って言うと、「ありがとう」と言って持ってもらうようですけど。 知らない人だと、警戒します。特にパリなんか、油断するとジプシーとかに直ぐ持っていかれます。わたしも偽の財布をスラレました。(^O^) ですから、欧米でもレディーファーストは親しい人や、サークルとかでこれから付き合いが始まる人でないと簡単には受けようとしません。 欧米は逆にウーマンリブの発祥でもあり、女だからできないと思ったら大間違いよ、って感情が強いので、自分にできることは何でもやろうとします。 DVによる女性の死亡が多いのは実は欧米であり、それから脱却する為強い女性になろうとしているのが、実際の欧米女性です。 日本ではレディーファーストだけが珍重され、その為女性の独り立ちが遅れています。 政府が総活躍化とか言って、女性にハンデキャップ迄あげて重用しようとする。 此れこそ女性をバカにしているんです。此処までしないと男と対等にはできないだろうと。 役職登用率にしても、欧米では女性が自らの力で勝ち取ってるのに、日本では無能でも女性を管理職にしなさいと言う。 欧米の影響を受け易いのは良いとしても、うわべだけで無く、実状に即した導入が必要なのだと思います。 女性が自分の力で自立できる日本にならなければいけないし、男性もそのように女性を育てて行くべきなのではないでしょうか。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
そしてその結果、受け身な女性が増えたのでしょうか? 1945年以後のアメリカの影響でしょう。それまではアマテラスも、卑弥呼も、神功皇后も、女です。 『古事記』の始めに女性のイザナミが主導権を持つと失敗したので、男性のイザナギが、という男性上位の儒教的思想が輸入されます。 それ位後、表は男、裏で金を握っているのは女、という表向きの顔と裏に実力者の分業が続きました。 この表だけで、日本の女は、男のために生きる絶好の性的奴隷だ、という誤解が広がり、住は西洋、食は中国、妻は日本、という見方が西欧に広がり、日本女性の需要が広まります。 日本でもアメリカでは、男女同権という広告に惑わされ、国際結婚ののちにプレナプシュアル(遺産相続排除)にサインさせられたり、夫が金を握る習慣に驚く始末です。 この副産物に、表では女性上位で、ドアを開けたり、椅子を動かしたりしますが、一歩家に帰ると亭主関白、専業主婦が当然という事実が隠されています。 でご質問ですが 「日本人女性が受け身、非力なのは何故ですか? 日本人女性は表は受身ですが、裏の実力者で、非力ではないと思います。
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
柳田國雄の民俗学的な観点から、農村における分担作業が男女平等かそれ以上に女性が活発だったという意味では、それ以前の明治期の米騒動などでも女性が活躍したとも言われています。 ただ、これは、今はもう昔の話です。 日本においては戦前にかけて、まさに男尊女卑の風潮が強く、朝ドラの『あさが来た』ではないですが、女性が活躍できる環境自体が無かった訳ですが、戦後に至って尚、日本人の心の中には、まだまだ、女性が三歩さがって歩くような土壌が残っているのでしょうか? 男性は優位を唱え、一方で女性は甘える。 ただ、戦前の着の身着のままの時代とは違い、指先にはマニキュア、日焼け防止に勤しみ、汚れを嫌う都会の女性に30kgの荷物を持ち上げる気など、さらさら無いように思われますが、やはり、これは非力というよりも、むしろ、男性の仕事としての認識がどこかにあるのでしょう。 米騒動から大正期の平塚らいてうが『原始女性は太陽だった』という名言を経て現在に至る時代変化の中で、本来女性が持っていた逞しい腕力は、女性蔑視という悪しき日本の慣習が希薄化しながらも、男性に寄り添う姿勢やファッションスタイルなどの要因をもとに、やはり、非力を求めるきらいがあるのでしょうね。 ただ、そうした女性たちも、年齢とともに華奢だった体型も厚みを増し変化するなかで、恥じらいや外聞とはかけ離れた世界に入った自分を認識するに至って、本来の逞しい女性に立ち戻って行くのでしょうか? 女性の非力は、やはり、体力的な部分よりも、むしろ、精神的要因が多くを占めるではないでしょうか?
お礼
他の方もご回答とご教授を頂きましてありがとうございました。