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臨床心理士さんの気持ち
私は今、大学の相談室に、週一回通っています。 でも、私の相談がすごく暗く困難で、 臨床心理士さんにとって、とても負担なんじゃないかと心配です。 彼女はこれからも一緒に解決していこうと言ってくださるのですが、 もう一年も通っているのに未だに解決の兆しも見えません。 これ以上相談し続けてよいものか、悩んでいます。 相談される側の気持ちを少しでも知りたく、質問しました。 相談される側の人の気持ちってどうなのでしょうか。
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いろいろな視点で答えます。 その一) カウンセラーは、自分の能力を超えていると感じたときには、さらに上級のカウンセラーにリファー(カウンセラーの交代)をすることになっています。 そういう意味では、その心理士さんは自分の能力を超えたクライエントさんではないと感じていると思います。 その二) カウンセラーは、クライエントとは一生のお付き合いのつもりで接しています。 10年20年の継続カウンセリングも当たり前の世界です。 その三) 個人的感情としては、クライエントさんが問題解決せずに来なくなる方が、カウンセラーとしては気になります。カウンセラーさんの気持ちを考える必要はありませんが、どうしても考えたいのなら続けましょう。 その四) カウンセリングで問題解決できればそれにこしたことはありませんが、問題解決が目標とは限りません。「問題解決ができた/できなかった」というようなデジタルな判断ではなく、クライエントさんが人間的に一歩でも二歩でも成長すれば、そこにカウンセリングの意味があります。 その五)最大のポイント 貴方がその方のカウンセリングを受け続けたいかどうかがポイントです。受けたくないと思ったならば、やめればよい。受けたいと思ったら、続けたらよいと思います。
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- unos1201
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身内に臨床心理士がいます。私は薬を使用したりメスを持つタイプなので、立場が違いますが、基本的に一人だけを相手にするのではなく、いろいろな人を相手にしますので、心配するほどではないと思います。 つまり、どのようにすれば効果があるか、その人のためになるか、いっしょに考え、考え方を変えていく過程が重要なので、ある意味マラソンみたいなものです。 持久走というと正しいかも知れませんが、時間をかけ、よく考え、長い目で人生を考え、哲学を身近なものにするのが目標かも知れません。馬車馬みたいに前だけ見えるように視野を狭くしている障害物を時間をかけて取り去り、いろんなことが出来る、可能性が誰にでもあるのを気づかせるのが仕事かも知れません。 私ならそれが病的なものであればいろんな方法で対応するのですが、正常な状態に近いか正常な人を相手にするのですから、それなりに緊張の連続でしょうが、その仕事が好きで臨床心理士をしている人が多いみたいですので、精神科や神経科の医師とはスタンスは違います。 あなたが苦しんでいるとき、相手の先生も悩み、苦しんでいるかも知れませんが、それが仕事だし、天職として思っている人には苦痛ではなく、ある意味充実した時間を過ごしているかも知れません。最終的によい方向に変化が出たときのうれしさを経験すると、大変なときは苦労する価値があると思います。 私だって、感謝されるときの嬉しいことは同じで、相手の立場に立ってよくなるように努力することは遠回りでも有用なら一緒に苦労することは厭わないでします。
お礼
医療職ってそういう覚悟が必要、その器がなければなってはいけないって教わりましたが、あなたは本当にそのように思われてるようで、尊敬します。 臨床心理士さんについてですが、確かに相手は私だけではありません。 そうですよね、確かに、週に一回の相談の時に、ノートを見直して思い出していますし。 しかし、電話を頂いた時に気づいたのですが、彼女の声は非常に暗いのです。 いろんな人の負の感情を背負っているのではないのか、これ以上自分の話だけしに行ってよいものなのか、わがままではないのか、と考えると、いつも相談したい内容の半分も話せません。 でも、あなたのおっしゃるとおり、彼女はお仕事でやっている、と割り切ってみたいと思います。 実は8割がた行くのを止めるつもりでしたが、中途半端で止めるほうが失礼だと思いましたし、来週も行ってみることにします。 ありがとうございました。
質問者様のような相談に対応するのが「臨床心理士」です。 この質問をそのまま、担当の「臨床心理士」さんに質問してみましょう。 (かなり勇気が要ると思いますが…。) きっと答えていただけると思います。
お礼
ありがとうございます。 しかし、直接彼女に聞いても本心が聞けるとは言え難いと思いましたので質問しました…。 でも、回答ありがとうございました。
お礼
いろんな点で参考になりました。 安心もしました、ありがとうございます。 臨床心理士さんが一生のつもりで接してくれているなんて知りませんでした。 話は少し逸れてしまうかもしれませんが、私は毎回彼女の様子を探るようにしか話ができていませんでした。少しでも悪く思われるのが怖いのです。 彼女だけでなく、私は誰に対しても、母にさえも壁を作り、周りには誰も信用できる人はいません。 信用どころか、いつも現実でも一人です。 そして、臨床心理士さんに、「解決は無理かもしれない。」と言われました。 でも、もっと体当たりしてみたいと思います。