- ベストアンサー
人類の弱点とは？
- 人間は繰り返し同じことを言われると、例え間違っていようと信じてしまう。
- 集団心理と逆らうことが犯罪かと思える心理が、人間を流されやすくする。
- 人間を操る人間はいつの時代にも現れるが、危険なシグナルを発することが対処法となる。
- みんなの回答 （4）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その昔、こんな政治家がいました。清廉潔白で、私腹を肥やすことは決してなく清貧に近い生活をしていました。しかしその活動は活発で、1日の睡眠時間は数時間で、起きている時間のほとんどを政務に注ぎました。アルコールは嫌いで、女関係も実に地味。政治的な立場上結婚はできませんでしたが、割と一人の女を一途に愛しました。公約には忠実で、国民に約束したことはほとんど実現しました。菜食主義者で、芸術を愛し、動物実験にも反対の立場をとっていました。 その政治家の名前を、アドルフ・ヒトラーといいます。 文化大革命で毛沢東が主導権をどの程度握っていたのかはよく分かりません。文化大革命はそもそもは毛沢東の後継者を巡っての政争がきっかけで、このときの毛沢東は認知症を患っていたのは間違いありません。いつからか人々は「これは毛沢東主席の意向である」と言い出すようになったのです。 東条英機は、扇動家でもなければ独裁者でもありませんでした。むしろ「キレる官僚」という表現がぴったりです。昭和天皇への忠誠心は人一倍でした。だから昭和天皇は「東条なら対英・米戦争を回避してくれるのでは」と期待して東条を首相にしました。戦後にアメリカはプロパガンダで「日本国民の皆さんは、東条に騙されたのですよ」と宣伝して、それはもう見事に成功し、「太平洋戦争で国民を塗炭の苦しみに追いやったのは東条の責任だ」としたのです。国民世論が「米英を膺懲せよ！」と開戦を後押ししたことについては国民全員が口をつぐむことにしました。 近年の研究で、地下鉄サリン事件について教祖麻原がどの程度関与していたのかが議論になっています。状況証拠を積み重ねると、強硬派の幹部が「これはグル（教祖）の意向である」といって暴走したのではないかというほうがしっくりくるそうです。では誰が主導権を握ったのか。オウムの表と裏を知り尽くしていた実質的な「影のドン」だった村井幹部が刺殺されてしまったために分からないことが数多く残ってしまいました。というか、都合の悪いことはすべて「村井がやった」ということにしてしまえという感じがしなくもありません。 かように、「哀れなる大衆は、にっくき扇動家によって間違った方向に洗脳されたのです。皆さんは同情すべき被害者であり、悪いのはすべて彼らにあるのです」となる限り、ね。 人類学者にいわせると、「人間あるところ、宗教あり」なんだそうです。すべての民族、文化に原始的なものも含めて宗教が存在します。私たちは「我々を導いてくれる何か」を求める生き物なのかもしれません。
その他の回答 (3)
- kohichiro
- ベストアンサー率21% (306/1447)
人間は強力な頭脳を持っていますが、その頭脳は膨大な幻想（バーチャルリアリティ）を抱くために都合よく出来ているそうです。各人が抱いている世界像がそうです。現実に目前に見えている（ように思える）こと自体が、実は頭脳が作り上げた虚像なのです。なのでそれに沿って生きることがそのひとには一番快いことなのです。また、 集団で動くことにこよない快感を得ることが多いです。 つまり、人間は自分の幻想を集団で作り上げ、そうありたいと思い、思っていることを現実だと錯覚し、その方向へ行ってしまう傾向があります。プロパガンダに弱いのもそれで説明がつきます。 ＞弱い心を持つ人間を操って、思い通りに操縦しようとする人間はいつ の時代にも現れるものです。 こういう人間に対処するには、どう危険だというシグナルを発すれば良いでしょうか。 場の雰囲気にのまれるな。多数派には常に警戒を怠らず、意識して空気を読めない天然キャラになれ、ということでしょう。
- qwe2010
- ベストアンサー率19% (2193/11072)
人類は増えすぎていますので、それらのトラブルが原因で、淘汰されなければならないのでしょう。
「調べ考え聞く」でしょうね 自分で調べて、自分で考えて、他人に客観的な意見を聞く まあでも相手が本気になれば隔離して情報を遮断して意志薄弱にさせて洗脳するわけで… そして洗脳されたら救おうとする人間が甘言を囁く悪魔に見えてしまうんだからね… 「調べ考え聞く」の前にまず「君子危うきに近寄らず」ですかね んー難しいさすが人類の弱点です
お礼
回答ありがとうございます。 確かに、東条英機は日米戦争に反対の意思を示したこともありました。 が戦陣訓の「生きて虜囚の辱めを受けるな」と言ったことも日本人は 忘れてはいけません。 こんな一方的で人権を無視した言葉はありません。 この一言でジュネーブ条約違反を体現している言葉はありません。 こんな指導者は地獄へ落ちても仕方ありません。 日本人の兵士、民間人の多くはこの言葉で死んでいったのです。 それを天皇の言葉にすり替えたのは誰か。 そいつらも日本国民の怒りの鉄槌を受けるべきです。