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なんでも話し合おうという人
こんにちは。 イラクのフセインですが、聞くところでは、よく会議などで「反対意見でも歓迎する、なんでも言ってくれ」と言っていたそうです。 が、それを真に受けてはいけません。その場では「言ってくれてありがとう」などと言うそうですが、あとでやられるそうです。 オウムの麻原にも、そっくりなエピソードがありました。ヒトラーもそうだったかもしれません。 ことさらに苦言をも歓迎すると言うのは、独裁者や独裁的な人に、多いようにも思います。まず、これは当たってますでしょうか? フセインなどの独裁者は、周りの不満を確かめるために、言うのだと思います。彼等は基本的に周囲の人間は信用してないのかもしれません。だから自分に対して好意的に信用してくれるからこそ言った不満でも、不満分子として処理してしまうような気がします。 では、一般の人の場合はどうなのでしょうか? やはり同じ理屈でしょうか? というのは、独裁者ではなく、普通の人の中にもなんでも話し合おうという人がいますが、実際には話し合う気のない人というのはいます。本人も気づいてない可能性もあります。彼等の場合はどうなってるのでしょうか? 政治権力維持という目的があるわけでもなく、たとえばHPなんかを開いて、外からわざわざお客さんを迎えてまでいろいろな意見が聞きたいという。でも、実際に意見をされるのは嫌らしい。こういう人が時々います。 聞きたくないのだったら、最初からそんな余計なこと(なんでも話し合おうとか、どんな苦言でもとか)をわざわざ言わなきゃ良いのに・・・と思ってしまうのですが。 苦言も甘んじて受けるべき時も必要でしょうが、ことさらに歓迎したいとまではなかなか言えるものではありません。 よろしくおねがいします。
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人間の心理の中で第四段階に承認の欲求というものがあります。 独裁的な人間は自分の存在を他人に知らしめたいという欲求があります。 例えば暴走族が大きな音を立てて走り回るのがそうです。 あれを誰もいない山奥でやれと言ってもやらないのと同じ。 聞いている人がいるからこそ自分の存在を示すためにやりたいのです。 独裁的で自尊心が強い人は自分が誰よりも上の立場にいることを望み、それを回りの人間に知らしめたいという欲求があります。 自分が上にいるために必要な事の中の一つに「自分は他人の意見もしっかり聞く寛容な人間である」という気持ちを自分で持とうと思っています。 ところが自分を否定するような意見というものは、自分が持つ承認の欲求を否定します。 つまり承認の欲求が誰よりも強く、それを満たしたいからこそ他人の意見を聞こうとするのですが、誰よりも承認の欲求が強いばかりに自分の存在を否定される事を嫌がるという矛盾が発生します。 本当に寛容な人間は、このようなとき自分の感情に支配されず、自分を客観的に見て問題とその解決方法を探ろうとしますが、承認の欲求が強く精神的に幼い人は、自分の感情をコントロールできず、否定された自分を肯定することを最優先とします。 その結果反論した人間がいかに間違っているか考え、その人に対して反論することで自分の正当性を主張し、さらに承認の欲求を満たそうとします。 このような人は自分では自分を頭が良いと思っていますが、実際には中途半端な人が多く、 例えば仕事上においては、自分では多少の実績を過大評価し、他人の批判ばかりする人が多く見受けられます。
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- shigure136
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企業でも、社長や上司が「キミ、何でも相談したまえ」と言う人がいます。また、友人の中にも、特に相談事があるわけでもないのに、「なんでも相談に乗るからね」などと言うひとがいます。 そんな社長の言葉を信用して、日頃の疑問点や自分の考え方を口にすると「キミはそんな考え方をしているのか」「そんな事も分からないのか」「日頃からワシが口を酸っぱくして言ってるだろう」などとお叱りを蒙る事があります。また、友達だと思っていた人間が「あいつってこんな考え方をしてるんだぞ」とか「案外程度低い奴だ」などと悪口を言われてしまう事もあります。 何でも相談できる人というのは、そのような言葉を言われなくとも相談したくなる人格を持っているものです。 どの人間にどの程度の相談をしたら良いのかは自分の責任で判断しないとなりません。 相手側から相談に乗るよと言われた場合は、よほど見極めないと手痛いしっぺ返しを食う可能性がある事をしっておくことです。 特に、その人の考え方と異なった意見を述べた場合など、相談に乗ると言った言葉とは裏腹に、ものすごい剣幕で怒り出すことがありますのでご用心です。 自ら相談に乗ると言ってくる人間は、自分だけが正しいと思っている人が多いのです。
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回答ありがとうございます。 そういう上司も困りますねえ・・。格好をつけてみたかったのでしょうか。基本的に人から相談されたことは、必要なら別として他言するのは良い趣味ではありませんよね。
自分の考えを押し付けるつもりはなく、周囲の意見に耳を傾ける事ができるという 寛容さ・器の大きさを見せたいんじゃないでしょうか。 無意識の場合が多いかと思います。 似たような人に、 「こういう一面もある」という一つの見方を述べているだけにも関わらず、 「そうだよね。でもさ、」と全てに否定意見を返してくる人もいます。 何もそれが正しいとか そうあるべきだなんて思ってなくて、 ”一面”だって言ってるんじゃん、みたいな(苦笑) このサイトにもいますよね。アンケート形式だったり 「どう思いますか?」「色々な意見が聞きたい」としておきながら、 自分と同じ考えしか受け入れられない人。
お礼
回答ありがとうございます。 >寛容さ・器の大きさを見せたいんじゃないでしょうか。無意識の場合が多いかと思います。 そうですね、私も無意識の人が多いのだろうなとは思います。意識していたら、かなり変なことというか、意味のないことをしてますものね。
- yoyos
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周りがイエスマンばかりだとそれはそれで不満に思うのかも知れません。本心は違うんじゃないか・・と。 地位や権力がどうであろうと、誰でも自分を否定されるのは不愉快なものなのかもれません。 自分と違う意見を受容するだけ人間的な大きな器がないと、結局反対意見には耳を貸さないものです。 しかし言い方を工夫すれば、(頭ごなしに反対するという態度ではなく、相手に理解を示しつつも別な見解を控えめに述べるとか・・・)反対意見でも受入れられられ易くなるでしょうね。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。。 >周りがイエスマンばかりだとそれはそれで不満に思うのかも知れません。本心は違うんじゃないか・・と。 そ、そんなわがままだなぁ、と言いたくなってしまいますね(^_^;)。 受容できないなら、聞くなって思うのですが、聞きたい心が勝つと言うことでしょうか・・。
お礼
回答ありがとうございます。 >人間の心理の中で第四段階に承認の欲求というものがあります。 あぁ、本当ですね。承認の欲求というのは言われてみれば大きいですね。独裁的な人は、それが強くて、それが強すぎることは結局不幸になると言うことが分かってないのか、分かっていても止まらないのですね。