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武満徹氏の作曲した曲について教えて下さい。
2015年11月17日付、DIAMONDO Onlineから配信された「ハーバードの知性に学ぶ日本論」を読みました。この中で同教授のForest Reinhardtは、次の様に話しています。トヨタと日産の強さの秘密は、社員が「自動車の製造とデザインについてどの様に作ったのか尋ねられた際、自分の直観や感覚に基づいて説明するのではなく、客観的事実やデータを重視して答える。」ところにあると指摘しています。つまり勘に頼らず科学的な根拠を重視する態度に着目しているようです。 音楽を例にとってみると、「どのように音を奏でているのですか?」と聞かれた場合、科学的に説明できるピアニストはほとんどいないでしょう、とも述べています。 更に「音楽をつくる過程には、感覚的な要素だけではなく科学的な要素も多分にある。」とも話しています。つまり感覚的に判断する方が、科学的に結論を出すよりずっと楽な訳です。 私が何故こんなことを考えているかと言うと、武満徹さんの曲を聴く時、感覚的にはとても理解出来るものではありません。いやはっきり言ってしまえば、むしろ不快な印象すら覚えることもあります。しかしこれは素人である自分の浅ましさかもしれないと常に考えています。少なくとも音を五線譜の上に表現出来る音楽的素養があったら、全く違った感想が生まれるのかな、とも思います。つまり曲がつくられた過程やその音を科学的に分析して、初めてその曲の良さが、分かると言う訳です。故吉田秀和さんの武満徹評には、この様な論考はなかったと記憶しています。 音楽を職業としている方や音楽に詳しい方のご意見を是非お訊かせ下さい。 2015年12月18日 neboyann
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- whaihansei
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自動車(または工業製品)の開発、製造と 音楽の作曲、演奏とは異なるものです。 降臨の上、作り出される曲。 その再現としての演奏。 五線に確率論を適応すれば名曲ができる。 再現は個々に寄らないはず。同じ車を スタンプのように際限なく作るのが科学。 演奏もそう出来るはず、と言いたいので しょうか。 歌の場合、「歌詞」は決定的に重要です。 歌詞を効果的に音楽にしたものが名曲であり、 科学により名曲が出来る、は遠吠えではないで しょうか。 >「どのように音を奏でているのですか?」と >聞かれた場合、科学的に説明できるピアニストは >ほとんどいないで このことはどのような意味があるのですか。 ピアニスト(演奏家)は、楽譜をもとに曲を 再現するのであり、科学的に説明するものでは ありません。 議論、論理として成り立たないものを論じようと するのは、余りにも非科学的ではないでしょうか。