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現代(前衛?)音楽がダメです。

こんばんは。 現代(前衛?)音楽がダメです。受け付けません。 そもそもこのジャンルの範囲も理解していませんが。 普段はクラシック、オールデイズを聞いていますが。 私はよく言われる 音楽が解る・解らないと言い方は、 その音楽に 共感が持てる・持てない と言うことだと思っています。 現代(前衛?)音楽がダメです。受け付けません。 武満徹・メシアン?あたりでダメです。 もっと訳のわからないものがありそうです。 映画、ドラマなのでのBGMとしては普通に聞いています。 (まあこれは気持ちが、映像・ストーリーに入っていますが) 普通のクラシック及び現代(前衛?)音楽の両方を聞いている方に質問ですが、 Q1.この両者を聞く時に何か気持ちの切り替えなどをしますか? (私は普通のクラシック及びポピュラーは特に区別無く共感がもてます) Q2.現代(前衛?)音楽の入門版のような曲があったらご紹介願います。 要領の良い質問になってないかも知れません。 宜しくお願いします。

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noname#91916
noname#91916
回答No.8

まず端的にご質問にお答えします。 [A1] 質問にある「武満徹」「メシアン」の曲に関しては気持ちの切り替えをほとんどしませんが、回答にも何回か出ている「クセナキス」を聴くときは思いっきり切り替えをします。 [A2] 後期ロマン派を丹念につぶしその上でフランス印象派やロシア近代の曲を時系列的に聞くことをお勧めします まず[A2]の解説からします。後期ロマン派に入ると、旋律は内在、分断され、または旋律そのものの価値は薄くなります。そのかわりアルペッジョ、スケール、重音等、そのものが表現の手段とされてきます。当時「名人芸」がはやったことも後押ししました。そのA級戦犯は何と言っても「ショパン」「リスト」の2人です。この2人は印象派の出現にも大きく寄与しその基本を作り上げました。以下に例となる曲のリンクを張ります(私はピアノの世界の人間なので以下ピアノ中心で説明します)。 ★リスト イ短調のエチュード「http://www.youtube.com/watch?v=nEHbRPxjpy8 」 ★リスト 鬼火「http://www.youtube.com/watch?v=RqdfBeENL4c&feature=related 」 ★ショパン op.10-8「http://www.youtube.com/watch?v=43mvd1lKd3k 」 ★ショパン スケルツォ1番「http://www.youtube.com/watch?v=SWDIWz3fbLA 」 楽しめましたでしょうか?このあたりでつまずくのならば、シューマン、ブラームスの今知らない曲も含め、範囲を広げて親しむことです。続けます。さらに現代曲への導入としてうってつけなのがドビュッシーです。ドビュッシーこそ、時系列的に段階的に現代に近づいてきた作曲家です。"PAPATIN329"さんはドビュッシーをあまり聴かれないようですが、それでは現代曲はなかなか難しいです。以下にドビュッシーの時系列的リンクを張ります(「…年」はおおよそです)。 (1888年) アラベスク1番「http://www.youtube.com/watch?v=r2dJtnucKUo 」 (1908年) 雪は踊っている 「http://www.youtube.com/watch?v=fniPt86r-BY 」 (1910年) パックの踊り「http://www.youtube.com/watch?v=t1-Dk9Jd0bA 」 (1913年) オンディーヌ「http://www.youtube.com/watch?v=1e6BF36mCQU 」 (1915年) エチュード(半音階のための)「http://www.youtube.com/watch?v=uMle3em6LEg 」 いかがでしょう。最後の「エチュード」に至るともうメシアンとほとんど変わりありません。ドビュッシーは沢山曲を残しています。「ベルガマスク組曲」「前奏曲」などの曲集をまとめてお聞きになることで少しずつ馴染んでいくことが可能で、しかも目安は付きやすいです。時系列はWikiPediaの「ドビュッシー」で調べれば分かります。また曲名は省略しますが、ラヴェル、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどもどんどん聴かれるといいですね。 メシアンは実はかなりメロディアスで和声も美しいです。その中でもなじみやすい曲として「幼子イエズスに捧ぐ20のまなざし」という曲集があります。このあたりがメシアンの入門曲となります。中でも美しく、なじみやすい「幼子イエスの口づけ」と、エネルギッシュな「それによってすべては成されたり」のリンクを張ります。「幼子イエスの口づけ」は最初は退屈かもしれませんが、part1の「4:55」辺りからの右手のちょろちょろした動きを美しく面白いと感じられるかがポイント、part2も面白いです。「それによって…」は天地創造のすさまじい混沌を体で感じられるかがポイントです。 ★幼子イエスの口づけpart1「http://www.youtube.com/watch?v=LJK1y5tzkzw 」 ★          part2「http://www.youtube.com/watch?v=_s20L5aLbIg 」 ★それによってすべては成されたり「http://www.youtube.com/watch?v=dtE0Y7wUfCQ 」 そろそろ許された紙面も尽きたようです。心残りも多いですが何か疑問があったら補足等入れてください。ピアノ曲に限りできるだけお答えします。最後に皆さんの(私も)大好きな「クセナキス」のピアノ曲を2曲ほどリンクを張って終わりにします。 ★エヴリアリ「http://www.youtube.com/watch?v=BGDSFRDdvoY 」 ★ヘルマ「http://www.youtube.com/watch?v=fKu4MJNbsfI&feature=PlayList&p=0B6074235DF92766&index=41

PAPATIN329
質問者

お礼

こんばんは。 ピアノは幻想即興曲に挑戦し中間部の緩いところは何とか格好が付いてのですが 速い部分がダメで挫折、以降やっていません。 下記は大丈夫です。 でもこの人たちにこのような作品があるとは知りませんでした。 ★リスト イ短調のエチュード ★リスト 鬼火 ★ショパン op.10-8 ★ショパン スケルツォ1番 下記も大丈夫でした。 アラベスクは知ってますし、ただ最後のエチュード辺りが限界かも? でもドビュッシーってすごいですね。ロマンの最後の方で印象派で、ぐらいしか知りませんしたが。 (1888年) アラベスク1番 (1908年) 雪は踊っている (1910年) パックの踊り (1913年) オンディーヌ (1915年) エチュード(半音階のための)​ メシアン3曲 うーん・・・。大丈夫かもしれません。 クセナキス2曲 これですね。私の苦手は。 ポロン・ポリン・キコン!・ズズズズズズズ・ポリン・キコン・ズズ! 皆さんもやはりクセナキス辺りからは区別して聞いているようですし。 でもピアノ曲の場合は普通のクラシックと比べ違和感は少ないように感じました。 オーケストラに尺八なんかが入るともうそれだけでダメですね。 たくさん紹介していただいてどうもありがとうございました。

その他の回答 (8)

  • hisakaya
  • ベストアンサー率38% (16/42)
回答No.9

現代音楽は私達と同時代の人が作っている曲ですから、 本当はン百年前の人が作った曲よりも作曲背景に共感が持てるはず、なんですが、だめですか。 Q1… 気持ちは切り替えません。 CDの場合、テレビを流し見たりネットをしたりするのと同じ感覚で普通に聞きます。 むしろ古典を聞く時のほうが姿勢を正してスイッチを入れて聞く気がします。 個人的にはマーラーやブルックナーの厚くて長い曲には一切共感できず現代音楽よりかよっぽど苦痛ですので、 私の回答は一般的ではないのかもしれません。 Q2… 質問者さんはきっとリゲティやクセナキス、ケージあたりが鬼門なのだと思われます。 それでは、聴きやすいところとして、ショスタコビッチやシマノフスキあたりはいかがですか? 目先を変えて、テクノの元祖・スティーブ・ライヒやフィリップ・グラスあたりは? 暗さ炸裂ですが、アルヴォ・ペルトやグレツキはメロディアスで聴きやすいかもです。 メシアンは生で聞くと倍音が聞こえてきて案外良い曲ですよ。特にオルガン曲。 でもプログレがお好きなら、現代音楽が受け入れられる素質は十分お持ちだと思いますよ。 良曲に出会えることをネットの端から祈っています。

PAPATIN329
質問者

お礼

普通のクラシックは300年くらい前からの作品をたくさんの演奏家が再生を試みている訳ですよね。 コンサート及び音楽ソフトの数的にも 現代(前衛?)音楽 よりずっと多いです。 現代(前衛?)音楽を50年としたら50対250で数が多いに決まってすが。 確かにリアルタイムで作られた曲に共感できない、と言うのは変な感じもしますが。 何か先取り志向のような気もしないでもないです。 どうもありがとうございました。

  • 7ken
  • ベストアンサー率33% (42/124)
回答No.7

>何か無理して聞いてませんか 音楽なんてたかが娯楽です。無理して聞くものではありません。 現代音楽が受け付けられないのなら、無理して受け付ける必要はありませんよ。 私は私なりにいろいろな音楽を楽しんでいます。ご心配には及びません。 >シュトラウスってあの親子の? >お父さんがウィンナワルツの? いいえ。「ヨハン・シュトラウス」と「リヒャルト・シュトラウス」を検索してみてください。 >これらはオペラでしょうか はい。歌劇と楽劇の違いうんぬんに目をつぶれば、どれもオペラです。

PAPATIN329
質問者

お礼

>何か無理して聞いてません 自分がそのようにしようとしているのでは、と思って書きました。 あっ、やはりオペラと言うか舞台映像付きと言うか、そのようなものですか。 ありがとうございました。

  • 7ken
  • ベストアンサー率33% (42/124)
回答No.6

私はほんの数年前までは、「音楽とはすなわちクラシック音楽だ! クラシック音楽とはすなわち古典派・ロマン派の音楽だ! 声楽やオペラや標題音楽は音楽とは言えない。純粋な器楽・管弦楽曲こそ本当の音楽なんだ!!」と信じて疑わなかった者です。 聞いていて楽しく感じるのはモーツァルト以降、ブラームスまでのドイツ・オーストリア音楽のみ。バッハやヘンデルは刺激がなくて退屈に感じていましたし、バルトーク、ドビュッシー、ストラビンスキーになってしまうと、もう前衛的すぎて耳がついていきませんでした。 ところが今の私はといえば、新ウィーン楽派3人組の作品は大好きですし、去年話題になった新国立劇場でのツィンマーマン「軍人たち」の公演も何とか最後まで耳がついてくるようになりました。私の場合このように音楽の好みが広がってきたきっかけになったのは、CD・DVD鑑賞に加えて楽譜を読み込むようになったことです。 やはり現代音楽は古典派・ロマン派に比べて、耳だけで聞いて流れがわかるようにはなりにくいですから、できるだけ楽譜を入手してその音楽の流れを把握するようにしてみました。そうすると私の場合は「ああ、耳だけではわからないことも、楽譜を目で見るとこんな理解もできるようになるのか」と気がつくことが多くありました。そしてそれをきっかけに、それまで毛嫌いしていたR.シュトラウスの交響詩やオペラ作品、ブラームス派の私には天敵だったワーグナーの世界も垣間見ることができました。アルバン・ベルクの「ヴォツェック」「ルル」の楽譜を見ると、彼の師匠であるシェーンベルクの「モーゼとアロン」を超えていることがよくわかります。 ですので私はぜひ楽譜を見ながら鑑賞することをお勧めします。入門としてはR.シュトラウスの「エレクトラ」「サロメ」ならばamazonの洋書コーナーで「dover full score strauss」でキーワード検索すると出てきます。もしシュトラウスでは現代音楽とは言えない、とお感じでしたら「ヴォツェック」「ルル」「モーゼとアロン」あたりを日本語字幕付きのDVDで鑑賞、気に入ったら海外の楽譜通販サイトやヤマハ・山野の輸入楽譜コーナーで楽譜を入手してみたらいかがでしょうか。

PAPATIN329
質問者

お礼

>何とか最後まで耳がついてくるようになりました。 何か無理して聞いてませんか。(^_^;)・ いくつかオーケストラでスコアを追いながら聞いたことはあります。 普通のクラシックです。 -現代(前衛?)音楽-だとおたまじゃくしが少なそうですね。 入り込むには良い方法かと思います。 そーですね。せいぜい近代までですね、今のところ。 現代音楽処女です。(男ですが) シュトラウスってあの親子の? お父さんがウィンナワルツの? 「エレクトラ」「サロメ」 「ヴォツェック」「ルル」「モーゼとアロン」 これらはオペラでしょうか。 まっ、ここまで解れば調べられます。 どうもありがとうございました。

  • keyyoh
  • ベストアンサー率57% (40/69)
回答No.5

質問の主旨とは異なるかもしれませんが、別の見方を述べさせていただいてもよろしいでしょうか。 それは「ロック・ミュージック」と「現代音楽」についてです。 1950年代後半の草創期から現代に至るまで、「ロック・ミュージック」にも様々なジャンルが生まれて来ました。その数あるジャンルの中でPAPATIN329さんは「プログレッシブ・ロック」と呼ばれるジャンルがあることをご存知でしょうか。 ちょうど1960年末から70年中期にかけて、全盛を極めたジャンルです。 このジャンルのさきがけとして、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」というアルバムが挙げられます。 (このアルバムは音楽史に残る記念碑的名盤とも言われているほどです) このアルバムの中での様々な実験的取り組みは、この後に登場する「プログレッシブ・ロック・バンド」に多大な影響を及ぼしたと言われ、続く「ピンク・フロイド」「イエス」「EL&P」「キング・クリムゾン」らがこれまた記念碑的な現在まで語り草となる一大ムーブメントを起こすことになる訳ですが、一部の現代音楽作曲家や評論家の中には、彼らの音楽こそ「現代音楽にふさわしい」と主張する人もいます。 私も大学時代に、「クラシック音楽を聴いているなら、こんな音楽もあるよ」と友人から先に挙げたバンドのCDをいろいろ聴かせてもらったのですが・・・ 正直、それまで軽く見ていた「ロック・ミュージック」に、ものすごい衝撃を受けました。これほど重厚で、曲の構造や展開が複雑な音楽を、クラシック音楽以外で、初めて体験しました。 音楽史において、20世紀を振り返った時、好き嫌いには関係なく、客観的事実としてやはり中心だったのは、この「ロック・ミュージック」であったのではないかと思います。(もちろんなかには「聴くに値しない」どうでもよい物もあるのですが) そしてその中でもこの「プログレッシブ・ロック」は、その「ロック・ミュージック」の発展の頂点にある、突き詰められた形と言えるのではないでしょうか。 よって、これこそが「現代音楽だ!」と言っても過言ではないように思います。本来の「現代音楽(フル・オーケストラを使用した)」よりも、この「プログレ」の方が断然勝っている、それが言い過ぎであれば、「対等なもの」であるのは間違いないと私は感じます。 だからと言って、本来の「現代音楽」の存在や意義を真っ向から認めない!という訳ではありませんが、両者を比べてみると私は「プログレ」の方が明らかに「カッコよく」思えてしまいます。 実際これらの音楽が「聴き易い」「親しみやすい」かどうかは、個人の判断になるとは思いますが、一般に「現代音楽」と呼ばれる音楽よりは、よっぽど「聴き易い」し、「おもしろい!」と個人的に思います。 (今でも薦めてくれた友人にはとても感謝しています!) 私は日頃、もっぱら古典から近代の作曲家の交響曲や管弦楽曲を中心に聴いております。それ以外に聴くジャンルとして、この「プログレッシブ・ロック」があるといったところでしょうか。聴く時の感覚としては、ふつうに「現代音楽」を聴いていると思っています。好き勝手に述べさせていただきましたが、以上が私の考えです。

PAPATIN329
質問者

お礼

「プログレ は昔かなり聞きました。 「ピンク・フロイド」「キング・クリムゾン」は1,2枚は持っていす。 「EL&P」はレコードでほぼ全部持っています。 ・最初の日本公演行きました。(中学生でした) ・グレック・レイクが好きです。 ・キース・エマーソンは凄過ぎて良く解りません。(あっ、共感はありますよ) ・たった3人の演奏とは思えません。 ・クリムゾンキングの宮殿 傑作です。 そうです。これらの音楽は全然抵抗無く共感が持てるのです。 又クラシックのアレンジもので有名な旋律にドラム、ベースを付けて、 このようなものにも何の抵抗も無く逆に快感を覚えることも多いです。 ほとんどが 間(休符)とか、弦が薄く鳴っているところに、ところどころ 亀裂音みたいのが入って、 こういうのがダメです。 >これこそが「現代音楽だ!」と言っても過言ではないように思います。 ということは私は中学生のころから「現代音楽」を聞いていた、 と言うことになっちゃいますね。 どうもありがとうございました。

  • pomocc
  • ベストアンサー率42% (142/333)
回答No.4

こんにちわ。 現代音楽(前衛時代1950年代~60年代)の音楽を聴くときには、私は効く前に意識して覚悟を決めますね。気持ちを切り替えます。 いわゆるケージ、ブーレーズ、シュトックハウゼン、クセナキス、武満徹といった作曲家たちです。 私はこの前衛時代の音楽は音楽として聴く意味はないけれども、思想の提示として演奏される意味・価値はあると思います。 一言いで言えば、「過去の模倣をしたくない」という気持ちから来る「オリジナリティの必要性の提示」です。 この時代のものでも「慣れ」によって受け付けるようになる作品もあります。 例えばペンデレツキの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」(クラスター奏法の提示、直進的音楽時間の提示)や、クセナキスの「メタスタシス」、リゲティの「アトマスフェール」などです。 クラスター奏法以外にも、トータルセリエリズムというものがあって、私はそういう音楽も聴きますが、楽しくはないですね。でもこの時代のことを勉強してよく知っているので、それなりにその思想に感動することはあります。 あまり詳しくは書きませんが、入門版は上記に上げたペンデレツキ、クセナキス、リゲティの作品です。ペンデレツキとリゲティはほとんど全ての作品が「慣れ」によって楽しくなってくると思います。クセナキスは「メタスタシス」以外はまだやめたほうがいいかもしれません(笑)。シュトックハウゼンも、ブーレーズも初心者には向かないかも知れません。 その他の入門版はその前衛時代を抜けた時代(1970年代~今という今の時代)か前衛時代に旋律を求めた作曲家などの作品です。 前衛とはいえませんが、ルトスワフスキの初期の作品「交響曲1番」「「パガニーニの主題による変奏曲」(ピアノ曲)、「民謡のメロディ」、「小組曲」「管弦楽のための協奏曲」などは楽しく聴けると思います。これに慣れたら同じルトスワフスキの「アンリ・ミショーの3つの詩」や「交響曲2番」にチャレンジすると前衛時代の音楽が分かるようになって、視野が広がるかもしれませんね。 他には北欧の作曲家たちがいいですよ。 リンドベルイやサーリアホ、ヴァスクス、その他、マクミラン、アンドリーセン(ちょっとジャズっぽいかな、でも楽しいです「人間、音楽、モーツァルトのM」など)などがきれいで楽しめると思います。 難しい前衛時代の反動で出ていたような作曲家たちですね。 ちなみにルトスワフスキは、前衛手法を用いながらも反セリエリズムを主張し、聴衆が感動し、聴きやすい音楽を求めた作曲家です。 この辺りが思いつきましたがいかがでしょうか。 スクリャービンやメシアンの難しい作品より、聴きやすいかと思います。 現代音楽を専門に研究している私からの独り言です。お気にめされなかったらごめんなさい。 でも、私は入門版のようなものを聴いてから、前衛時代にのめり込み、平気でセリエルや不確定性の音楽を聴くようになって、自分という人間が大きく広がりました。

PAPATIN329
質問者

お礼

>意識して覚悟を決めますね。気持ちを切り替えます。 >音楽として聴く意味はないけれども、 やはり -現代(前衛?)音楽- は普通には聞けない、と言うことですね。 要するに 普通の感覚で聞く となると当然抵抗が生ずると。 たくさんの人が私の同じ受け止め方をしている訳ですね。 >自分という人間が大きく広がりました。 どのくらい聞くとこのような境地に至るのでしょうか。 今50歳ですから2,3年聞きまくれば? やたら聞いてもダメかも知れませんが。 どうもありがとうございました。

PAPATIN329
質問者

補足

専門の方からの回答は大変ありがたいです。 こんな機会はあまりありませんので補足させてください。 音楽史において バロック前、バロック、古典(ロマン)、近代、現代 とありますが、 私が共感が持てないと言っている -現代(前衛?)音楽- は 当然現代に属するのですが、 現代でも普通のクラシックの延長のような曲を書いている人はたくさん いると思うのです。 そうすると、 ●>現代<の中で -現代(前衛?)音楽- の位置づけはどのようなものでしょうか? 主流なのか、それとも亜流なのでしょうか? 宜しくお願いします。

回答No.3

まったく同感です。 以前、ピアノコンサートで現代曲、確か武光かなんかだった気がしますが、うんざりしましたね。その後に演奏されたラヴェルがどんなにか新鮮で生き生きとした音楽に聞こえたか、想像を絶するものがありました。 ただ、これも慣れが大きいのではないかと思われます。 そのうちに、機能和声から離れた曲というものも、ある程度その美しさや狙いがわかってくると思われます。しかし、「感動」には遠いと思いますけどね。 器楽曲の前衛には、その双方的な新アプローチが合って、アクロバット的な快感がありますよ。特に管楽器はいいですね。

PAPATIN329
質問者

お礼

舞台芸術なども同じかもしれませんが、何か創作者(作家、演奏者)の意図が 伝わりずらい世界だと思います。 普通のクラシック及びポピュラーなどは、ほぼ創作者とシンクロ出来ると思いますが。 (自分なりにですが) コンサートだと余計にチグハグになるかも知れませんね。 岩城孝一さんだったか、現代曲で最後の休符がものすごく大事なところで、 そこでブラボー!とやられてしまって困った、と言ってましたが、 でも仕方ないですよね。みんなが良く知っている聴衆ではありませんから。 で解る人だけ聞きに来い、ってもんでもないでしょうから。 やはり、慣れ でしょうか。 どうもありがとうございました。

  • nabayosh
  • ベストアンサー率23% (256/1092)
回答No.2

一般的な話をします。 日本人って(一般的すぎるかもしれませんが)、メロディ好きです。 おそらくPAPATIN329さんはメロっ食いの楽しみ方をしているのではないでしょうか。 これは大抵の日本人がそうなのですから、別に恥ずかしいことではありません。 ただ、現代音楽というのは(一般的に)メロディを好みません。 これは調性が崩壊して以降の宿命かもしれません。 音楽の三要素はメロディの他にリズムとハーモニーがあるわけですが、現代音楽ではハーモニーに最も比重が置かれていると言っても過言ではないと思います。 そんなわけで、聴き方が追いついていかないとなかなか共感できないのだと思います。 Q1ですが、私の場合は現代音楽もクラシックの延長として聴いていますので、別に気持ちの切り替えをしません。どちらかというと、現代音楽を聴くようにクラシックを聴くということもあります。 Q2です。 メシアンですが、「鳥のカタログ」みたいなぶっ通しでCDで聴くと退屈するような音楽ではなくて、やはり代表作の「トゥーランガリラ交響曲」を聴いて親しんでもらうところから始めた方がよいと思います。もうすでに聴かれているかもしれませんが、曖昧な音程のオンドマルトノに注意して聴いてみると面白いかもしれません。なにより、この曲はまだメロディがあってわかりやすい方だと思います。 現代音楽にメロディはまったくないのかというとそうではありません。 メロディものだったら、グレツキの交響曲第3番「悲歌」をおすすめします。これは現代音楽とはいえ聴きやすいメロディでできています。 または、日本のメロディ好き、吉松隆の交響曲第4番ですかね。割と軽量級の曲です。 メロディの輪郭を曖昧にしていくという意味では、グリッサンドを多用するグローリア・コーツの曲なんかも入門になるかもしれません。 西村朗の「魂の内なる存在」というCDもいかにも怪しげな雰囲気の曲集で面白かったです。メロディから「雰囲気」への転換というのは意外と現代音楽を聴く時には大事になるかもしれません。 武満はかなり難しい。とっつきやすいといったら「系図」だと思いますが、これはまだ調性感があるからでしょう。 ひとまず音響で雰囲気を作り出すことに成功した邦人作として黛敏郎の「涅槃交響曲」。ちょっと呪いっぽくて怖いかもしれませんが、純粋に響きだけ聴くと面白いものです。 他はともかくバルトークは苦手という私の言うことなんで、あてになるかどうかはわかりませんが。

PAPATIN329
質問者

お礼

>現代音楽ではハーモニーに最も比重が置かれていると言っても過言ではない。 確かに旋律もリズムも感じられません。 何か空気(空間、雰囲気)をかもし出すような。 多少の旋律があって且つ、何か新しい空気を持った曲なら共感持てるかもしれません。 色々ご紹介頂きありがとうございます。 バルトークは良く知りません。 と言うかストラビンスキーぐらいでもめったに聞かないのです。 CDは何枚か持ってますが。 どうもありがとうございました。

noname#241470
noname#241470
回答No.1

A1. 現代音楽の方はBGMというか、右から左に流してます。 それと「たまには妙なのを聞いてみるか」って感じですね。 基本的に鼻歌に出来ない曲は苦手なんで…… A2. 黛敏郎の『涅槃交響曲』なんかいいと思います。 最初の方は現代っぽい雰囲気ですが、 ソロとか合唱(いずれも男声)が入って来ると、 結構いいです(岩城宏之+N響がオススメ)。

PAPATIN329
質問者

お礼

あっ、やはりBGM的に聞かれているのですね。 そうですよね。旋律を口ずさめない音楽って解らない(共感が持てない) ですよね。 一つ二つ無理にでも聞いて見ようと思います。 慣れがあるかもしれません。 どうもありがとうございました。