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死刑執行のために救助するのは善?悪?
死刑執行のために救助するのは善ですか?悪ですか? 例えば次のような場合はどうでしょう。 ある死刑囚が心臓発作を起こしたとします。その死刑囚の死刑執行はその日か次の日だったとします。その死刑囚は心臓発作から助けられて、改めて死刑を執行すべきなのでしょうか。 それとも心臓発作でそのまま死なせるべきなのでしょうか。 ※噂で聞く話によると、日本での死刑は予告無しに当日行われるらしいのですが、死刑執行日が予め分かっているとします。 死刑執行はその日か次の日と書きましたが、死刑執行日が何ヶ月も先だったらどうですか。 死刑囚が心臓発作を起こしたのでは無く、自殺を図ったとしたらどうですか。望み通り死なせるべきですか、それとも、蘇生させてから死刑執行をすべきですか。 家族を殺されたなどで、その死刑囚に強い恨みを持っている人は、その時どう主張しますか。
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- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
20151115様、こんばんは。 (念のため、死刑には反対派です。) まあ、事案を見ますと、「死刑を執行するために救助した」というより、 (人として)当然に救助して。 その後「死刑執行」というのは別に行われる、というのがスジなんですか。 (米国で、「死刑を執行しても生き残ったという囚人」に対しては、 執行は為されたものとして扱う(「二度目は無い」)、とか?) >「自殺を図ったとしたらどうですか。望み通り死なせるべきですか、 それとも、蘇生させてから死刑執行をすべきですか。」 「自殺」は自殺(に対する措置)で出来る限り救助すべきだが、死刑囚だからそうする、というのではない >「その死刑囚に強い恨みを持っている人は、その時どう主張しますか。 」 はて?そんなことが、どうして知れるでしょう。
- yuniko99
- ベストアンサー率15% (31/204)
可哀想だから助けてあげて 可哀想だから死にたいといいたら死なせてやればいい それくらいの慈悲は必要じゃないかな? それより罪もない人が何千人何万人と殺されたり飢え死にしたりしてるんだから そっちの方を助けてやらないと って思うけどねえ・・・・・
お礼
ありがとうございます。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
誰もがやがて絶対死ぬ(=死刑)けど、生きています。 死刑囚も、死刑執行までは生きる権利があるし、刑務所 側には死刑囚だからといって殺す権利はありません。 もし自殺したからといってそれを黙認したら自殺幇助に なります。
お礼
ありがとうございます。 そうですね。 ところで、漫画ブラックジャックにあるという話を思い出しました。 実際に読んだわけでは無いのですが、人殺しが飛び降り自殺を図ったが、医師とブラックジャックの手によって助かった、 その人殺しは蘇生後に裁判に掛けられ、死刑の判決が下った、 ブラックジャックは【死刑にするために蘇生させたのか。あのまま死なせてあげられなかったのか】と叫んだ・・・。らしいです。 実際に読んだわけでは無く聞いた話ですし、裁判の前と後では色々違うでしょうけどね。
- amenhotep2000
- ベストアンサー率31% (72/227)
20151115さん こんばんは。修行の休憩中に回答します。 医学の祖といわれる古代ギリシャのヒポクラテスの医療倫理の誓いに 「私は患者の利益のために、すべての能力と診断に力をあげて処方し危害と不正を行う目的で治療することはいたしません。また、たとえその人の頼みであっても死に至らしめる毒薬あるいは助言することはしません。」 とあります。 もちろん、現在の医学では尊厳死の問題から、この考えは、変わっているそうですが、医師という職業は、どんなに憎たらしい人物であっても、生命を救う行為は現在も基本と思います。 しかし、視点を代え、この投稿が発展するきっかけになればと、あえて脱線しますが、 昔の日本は貧しさがゆえの無知から犯罪を起こす人が多かった。永山死刑因など。 しかし、現在の日本が豊かかというと、格差がうまれ決してそうではありません。 テレビでの情報ですが、シングルマザーの母親は「子供だけでも食べ物をください。」とNPO法人にSOSを出す母親が増加しているらしいですし、とある、小学校で暴力をふるう問題児の女の子の実態を調べると、そのシングルマザーの母親は、非正規の仕事を掛け持ちで朝の4時まで働き詰めで、子供に接する時間がなかったそうです。正社員の仕事が見つかり、子供と接する時間が出来たら、子供の暴力はぴたりとやんだそうです。 心理学のカウンセラーによると、子供が母親に甘えたいという欲求が満たさせず、不安になっていたのが原因と分析してました。 心理学カテのようになり申し訳ありませんが、古い考えかも知れませんが、フロイトの弟子のメラニー・クラインという人は「母性没頭」という概念を唱えました。 どのようなものというかと、「赤ん坊の0歳児において、母親と乳児とが一つの世界を共有する。」というものです。 つまり、赤ちゃんは、まだ言語が話せないので、熱い・寒い・痛い・空腹というのは「恐怖の感情」でしかない。母親の乳房の存在が充足と喜びであり、欠乏は悲しみや苦しみであって、母親の方も、赤ん坊に起っている現象は、母親自身に起っている現象として感じるという考えです。 子供にとっては親は自分にとっての絶対的存在保障で、その喪失は不安であり、フロイトはこれを「死の欲動」といったそうです。 まとめますが、現在の日本において、労働力不足と子供の養育費のために共働きは防げないと思います。 しかし、そのために、子供の成長の中で、親から愛される時間が減りますし、上述のように不安から暴力をふるう子供もいます。 また、ネット社会において、直接人と会ってコミュニケーション機会がなくなり、顔が見えないのがいいことに、このようなネットのカテにおいて誹謗中傷など簡単に出来ます。 一見豊かそうに見える先進国における心の闇と私は思ってます。まさかと思える、自分の子供が死刑囚になる可能性は、誰にでもありえる世の中に日本はなっているのではないでしょうか。 殺人など犯す死刑因はもっての他ですが、そのような死刑因を出さないような、社会構造を考えるというのも大切で、ひとりひとりが、そのような人が身の回りにいたら、手を差し伸べ、「愛」とは何かをその人に伝えることが大事と思います。 かなり投稿の質問からは脱線しましたが、私ひとりの力ではどうにもなりません。問題提起したにすぎません。 この哲学カテの力を結集して、回答者が増えることを望み筆を置きます。
お礼
ありがとうございます。
- eroero4649
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建前上は「死刑囚であっても病気ならば正当な治療を受ける権利がある」です。実際に平沢貞通氏のように未決死刑囚として老衰で獄中死した人もいまして、彼は晩年は医療刑務所に入院していました。質問者さんは急性の病気を例にしましたが、慢性の病気ならどうなのだというのはありますよね。「いつ刑が執行されるか分からないが、死刑の判決が出ているからいずれ殺すことになるなら、すぐに死なない慢性の病気でも治療させる必要はない」という話になります。 んで、今回の質問のようなケースの場合がもしあったらとしてですが、現実としては一応救命措置はとられると思いますが、医者にしてもどうせ明日に死ぬやつだからと本気じゃ助けないでしょうね。 逆質問:もしこの死刑囚が医師の充分な治療を受けられなかったとしても自分の力でとりあえずなんとか助かった場合、翌日はまだ入院中だと思いますがその状態でも予定通りに刑を執行するべきだとお考えですか?
お礼
ありがとうございます。 >もしこの死刑囚が医師の充分な治療を受けられなかったとしても自分の力でとりあえずなんとか助かった場合、翌日はまだ入院中だと思いますがその状態でも予定通りに刑を執行するべきだとお考えですか? 決まり・・・という観点で言えば予定通りに刑を執行する・・という事になるのでしょうね。 家族を殺された遺族など、その死刑囚を憎んでいる人ならどうなのでしょう。 健康状態はどちらでも良いから早く刑を執行してくれと思う人が多そうな気がしますが、健康な状態になってから執行されないと気が済まないと思う人も中にはいるかな??? 漫画、ゴルゴ13の話で、ある死刑囚の刑執行まで待てないため、その死刑囚を拘置所?から脱走させて、脱走後にすぐに始末してくれという依頼がゴルゴ13の元に入った・・・というものがあったのを思い出しました。 これは法律による死刑執行よりも、始末して欲しいという思いが優先された話だったのでしょうね。 一方、漫画ジョジョの奇妙な冒険では、主人公が敵の元にたどり着いたら、その敵は怪我で入院していたというのがありました。 けが人を倒すのは男らしくない卑怯なやり方なので、主人公は特殊能力で敵の怪我をすぐに全回復してからやっつけました。 まあ、これはその方が相手が苦しむからとか、そう言う意味では無く、男らしくないことは嫌だからという話ですけどね。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”死刑執行のために救助するのは善ですか?悪ですか?” ↑ 善です。 悪だと主張する人は、どうせすぐに死ぬのだから、という 理由でしょう。 しかし、人間は誰でもいずれ死にます。 すぐに死ぬ、というのは理由になりません。 すぐとは何日前なのか、何時間前なのか、 答えが出せないからです。 一秒後に死ぬはずの人間でも、殺せばやはり殺人罪に なるのです。 "その死刑囚は心臓発作から助けられて、 改めて死刑を執行すべきなのでしょうか。" ↑ そういうことになっております。 尚、死刑囚が心神喪失の場合は、死刑の執行が 停止されます。 (刑訴法491条) これは、死が裁判により失われるという自覚を 持たせて執行されるべきだから、と説明されて います。 ”噂で聞く話によると、日本での死刑は予告無しに当日行われるらしいのですが、 死刑執行日が予め分かっているとします。” ↑ その通りです。 予告されないので、死刑囚は看守の足音に年中怯えて 暮らすそうです。 なお、法務大臣の命令があれば、五日以内に死刑を 執行する必要があります。 (刑訴法476条) ”自殺を図ったとしたらどうですか。望み通り死なせるべきですか、 それとも、蘇生させてから死刑執行をすべきですか。” ↑ 前述の立法趣旨によれば、蘇生させてから執行 することになります。 ”家族を殺されたなどで、その死刑囚に強い恨みを持っている人は、 その時どう主張しますか。” ↑ 恨みを抱いている人は、二度死なすことになるので 現行の取り扱いに賛成すると思われます。
お礼
ありがとうございます。
話がまったく別です。 罰することは故意に殺すことではありません。 >家族を殺されたなどで、その死刑囚に強い恨みを持っている人は、その時どう主張しますか。 遺族でもないのにどう主張するか 回答できるのですか。
お礼
ありがとうございます。
たとえ獄中でのことであろうと病死や自殺では刑罰としての値がない。 また、殺人犯であろうと見殺し(保護責任者遺棄致死)や殺し(殺人)をすれば加害者は処罰を免れない。 国の税金を使って死刑囚を救命・治療するのはもったいないという乱暴者も居なくはないが、正直お門違い。 きっちりと救命すべきものは救命したうえで、法律と判決に則った適切な刑の執行を行わなければ法治国家が崩れていくよ。
お礼
ありがとうございます。
- hahaha86
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お礼
ありがとうございます。 どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。と書いてあり、これが当てはまりそうですね。
死刑という刑法が 悪なのにな・・(笑)
お礼
ありがとうございます。
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お礼
ありがとうございます。 >はて?そんなことが、どうして知れるでしょう。 そうなのですが、あくまでも仮定です。 場合によってはニュースなどで何とか死刑囚病死などと報じられたことがあった記憶があります。 それで、死刑囚に恨みを持っている遺族は、死刑囚には一度蘇生させてまた死刑になって苦しんでくれた方が良いと言うか、 あくまでも死刑という制度によって罰を受けて欲しいと言うか、 死因は何でも良いから一秒でも早くこの世を去って欲しいと言うか、 それとも死刑では無く一生を償いのために刑務所の働きに捧げて欲しいと言うか・・・どれが多いのでしょうか気になりました。 もっととも、これはちょっと話が逸れていますかね。
補足
訂正です。 もっととも → もっとも