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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「辞書形」を早い段階で教える日本語教授の教科書)

早い段階で教える日本語教授の教科書

このQ&Aのポイント
  • 日本語教授の教科書を探している海外在住者から相談がありました。
  • 従来の教材では「ます形」と「辞書形」の教え方が遅いため問題があると感じています。
  • 「辞書形」を早い段階で教える教授法を知りたいとのことです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10007/12518)
回答No.1

 門外漢ですが、留学生のグループに一時期日本語を教えた経験から申しあげます。  何語でも、原理的には文法書と辞書さえあればどんな文章でも内容を理解することができるはずですから、当然「動詞の変化形を辞書形に復元する作業」は意味を調べるための基礎として必要な知識ということになりますね。したがって、それを早い時期に教えたいと思う気持ちはよく分かります。  しかし私は、残念ながら「早い段階でそれを教える教材」にお目にかかったことはありません。それで当時私は、辞書類の使い方の説明などの折に、「動詞の辞書形は通常五十音の三段目の各音『う・く・す・ぬ・む・る』で終る形で載っている」という説明を追加するのが常でした。  そしてさらに、授業で新しい文章に出会うたびに、そこに用いられている動詞の辞書形を説明したものです。「文章から動詞の変化形を抜き出して、辞書形にすること」を宿題にして、授業開始前に板書しておくよう指名することもよくありました。このように、教材の個々のテーマに関わりなく(それとは別に)、常に動詞の変化形と辞書形への復元作業は、あらかた分かるまでの一定期間は毎回やっていました。  ということで、もし適切な教材が見つからない場合、Rozsyさんにも上記のような「代替方法」をお勧めしたいと思い、お求めの回答にならないにもかかわらず投稿する気になった次第です。

Rozsy
質問者

お礼

こんばんは! 早速のご回答を有難うございます。 なるほど、大変よくわかりました。 色々調べていくうちにわかったのですが、 どうやら遠い昔は欧米の学習者向けの教材は 辞書形を含むいわゆる「普通形」から入っていたようですが、 おそらく様々な日本語学者の方々の見解の一致により 「ます形」からの導入に現在は落ち着いている様子です。 確かに「普通形」と「ます形」では「ます形」のほうがはるかに容易ですので 初期段階で挫折者を生まずに済むには それが得策という結論になったのでしょうね。 そこでご回答者様のアドバイスは大変有効だと思いました。 あえて正式に辞書形から入らずとも「知識」として理解する習慣をつければ いずれそれが当然の考え方となりますね。 おっしゃいます通り、辞書形の子音は少なくはないですが 限りがありますので(『う・つ・る・ぬ・ぶ・む・く・ぐ・す』ですよね?) そこを「予備知識」としてプラスαで教えるというのは 大変良いアイデアだと思いました。 どうも有難うございました。

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