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財政負担ゼロの高速鉄道とは
財政負担ゼロとは一体どーゆーことなのでしょう。 全くのタダってことなのでしょうか。 それで中国はインドネシア政府の財政負担や債務保証がゼロの条件で受注したというが、これは全くのタダで工事を引き受けたってことなのでしょうか。 財政負担ゼロを要求するインドネシアも図々しいが、これを引き受けた中国の頭の中とは一体なんでしょうか。
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>財政負担ゼロとは一体どーゆーことなのでしょう。 全くのタダってことなのでしょうか。 それで中国はインドネシア政府の財政負担や債務保証がゼロの条件で受注したというが、これは全くのタダで工事を引き受けたってことなのでしょうか。 我が国のODA(政府開発援助)にもあるが、無償援助や超低金利の借款での貸出や援助、または平たく言えばある時払いの催促なしで行う援助であります。 それは技術力や実績で我が国の新幹線に大きく後れを取る中国の高速鉄道プラントを発展途上国に売り込むために相手の財政負担を最大限考慮した輸出実績作りであり、高速鉄道事故の悪イメージを払しょくさせ、今後の高速鉄道輸出の弾みを付け親中国国家の拡大を意図した先行投資的な意味合いも強い。 ※ODAとは https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%8F%B4%E5%8A%A9 > 財政負担ゼロを要求するインドネシアも図々しいが、これを引き受けた中国の頭の中とは一体なんでしょうか。 日本に負けたくないとのトップの思い、アセアンの中でも経済規模が大きく今後の発展も期待出来、親中国的なインドネシヤへの基幹交通網や開発プロジェクト事業への受注や設計プランに優位な地歩を固める狙いがあるのでは・・・
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- lions-123
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>インドネシアはこれまでに日本から多額のODA支援を受けてきたはずなのに、ここに来て日本を突っぱね中国に付くとは全く仁義ってものを知らんよね。 所詮途上国ってのはそんなもんなんでしょうね。 ◇同感です。 但し、インドネシヤも独立運動への支援や旧日本軍の民政が比較的公平温厚であった事から親日的であり、戦後賠償の放棄に対する恩返し的な支援と受け止めてる向きもある。 ◇日本に対する戦後賠償(戦時の損害への補償)請求権を放棄しており、1958年の国交回復以降も友好関係が深く、名目上は戦後賠償ではないが賠償供与で約2244億円を支出。 これは、総額9636億円の23.3%を占め、韓国2920億円、フイリピン2909億円に次いで3位です。 余談ですが、インドネシヤ独立の父であるスカルト大統領の第4夫人が日本人のデビ夫人。 ※関連記事 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/chiiki/china.html
- mk48a
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>それで中国はインドネシア政府の財政負担や債務保証がゼロの条件で受注したというが、これは全くのタダで工事を引き受けたってことなのでしょうか。 維持費やこれから先のインフラの受注で有利になるようにという意味でのダンピングですね。 最初に受注し規格を握っている方が次の受注を受けやすいですから。 あとは、ODAのように中国の業者にやらせれば、中国企業の利益にもなるのでそれほど損はしません。 他の国への導入に向けた実績作りにもなりますし。 >財政負担ゼロを要求するインドネシアも図々しいが、これを引き受けた中国の頭の中とは一体なんでしょうか。 インドネシアが要求したのでしたっけ? 中国が提案したものかと思っていましたが。 中国はインフラを握ってこれから儲けを出すつもりでしょう。 既に採用している国があるといことは、他の国が導入する際に敷居が下がるので。 それよりも、日本の支援で、新幹線の技術を元にしている中国の高速鉄道を、中国独自のものとして外国に売る中国の方が問題だと思いますが。
お礼
>それよりも、日本の支援で、新幹線の技術を元にしている中国の高速鉄道を、中国独自のものとして外国に売る中国の方が問題だと思いますが。 中国の論理では何も問題も無いでしょう。 問題なのはこんな自体になることも見抜けず、ODA支援したり、技術支援したり、今まで目先の事しか考えなかった日本企業と日本政府ではないでしょうか。
- dragon-man
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>財政負担ゼロとは一体どーゆーことなのでしょう。 全くのタダってことなのでしょうか。 日中両方とも借款で建設費を賄う条件でした。詰まるところ、鉄道会社もインドネシア政府も一銭も金を出さずに鉄道は出来上がると言うことです。日本の場合は融資に対してインドネシア政府の債務保証を条件にしました。万が一融資先の鉄道会社の返済が滞った場合、政府が支払うという担保条件です。極めて合理的な条件です。中国の場合はその担保条件までなしにしたのです。つまり支払いが出来なくなったら回収するすべがありません。借金踏み倒しになります。いくら何でも日本はそこまでのリスクをとることは出来ませんでした。インドネシアの鉄道経営力が不透明だからです。中国はこれをてこにインドネシアへの影響力を強め、ほかのインフラ受注などでリスクヘッジを考えているのでしょう。それにしても乱暴なやり方ですね。経済的合理性無視です。いくら中国に資金力があっても、あちこちでこんなことは出来ません。やり続ければいずれ行き詰まるでしょう。特に外貨が減り続けている中国にとっては命取りになりかねません。日本は真似をする必要はありません。
お礼
>いくら中国に資金力があっても、あちこちでこんなことは出来ません。 今の中国が金持ちなら、まず日本から借りた金返すべきでないのかな。
お礼
中国はインドネシアにODA支援したことあるんでしょうかね。 インドネシアはこれまでに日本から多額のODA支援を受けてきたはずなのに、ここに来て日本を突っぱね中国に付くとは全く仁義ってものを知らんよね。 所詮途上国ってのはそんなもんなんでしょうね。