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カロリーとは?ダイエットに関連する用語についてご説明ください
- カロリーとは、食品や飲料などのエネルギーの量を表す単位です。体の動きや成長などに必要なエネルギーを計算するために使われます。
- カロリーは、炭水化物、脂質、たんぱく質などの栄養素によって供給されます。摂取したカロリーが消費カロリーを上回ると、体重が増えます。逆に、消費カロリーが摂取カロリーを上回ると、体重が減ります。
- 脂質や炭水化物、たんぱく質などの栄養素は、体内で代謝される際にカロリーに変換されます。摂取したカロリーが必要以上に使われなかった場合、余ったカロリーは脂肪として蓄えられます。したがって、カロリーの適切な摂取や消費がダイエットには重要です。
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カロリーとは、簡単に言えばエネルギーです。 物質ではありませんから、”ガソリンのようなもの”と言うと間違いになります。 さて、人間が活動する(例えば、筋肉を動かす)にもエネルギーが必要です。 エネルギーは、何もないところからは生み出せません。よってエネルギーを得るためには、何らかの物質が必要になります。難しいことを省いて分かりやすく簡単に言ってしまえば、グリコーゲンや脂肪を分解してエネルギーを取りだしているというわけです。 (実際には、もっと複雑な化学反応が関係していますが、ここではその辺は無視して単純化して考えます。) で、脂肪1kgを分解すると約7200kcalのエネルギーを取り出せるということです。 一方、脂肪1kgを作り出すためには、約7200kcalのエネルギーが必要になります。脂肪作るためのエネルギーは、食べ物を分解して取り出したエネルギーが使われます。 なので、消費カロリーが多ければ、体に蓄えている脂肪を分解してエネルギーを作りだすから脂肪が減り、逆に食べ過ぎで摂取カロリーが多くなれば、食べ物(脂質、炭水化物、たんぱく質等)を分解して取り出したエネルギーで脂肪を作り体に貯めていくのです。 また、グリコーゲンは、脂肪よりも素早くエネルギーを取り出すことができるのですが、取り出せるエネルギーの量が少なく、体に貯められる量も多くありません。従って、太る痩せるを考える時は、重要な要素ではないと考えて良いでしょう。
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体重に直接関係するのが、カロリーなんですね。三大栄養素の、糖質、脂質、タンパク質にはカロリーがあります。三大栄養素をどういう比率で摂取しようと、体重への影響はたった1種類の指標だけが影響し、それがカロリーということです。 食べたカロリーは基礎代謝、行動代謝などで使われて、それでもトータルで7200kcal余れば、1kgの体脂肪として体に着きます。要は食べ過ぎれば太るというシンプルな話です。 最近、糖質カットダイエットが広く、長く行われてきたために、糖質ダイエットの当初の主張が間違いであることが分かってきました。糖質ダイエットで痩せる人がかなりの率で出るのは確かなのですが、「糖質だけが肥満の原因だから、糖質を抜いただけで痩せる」というのは『嘘』です。糖質を減らした以上に脂質を増やせば太ります。 糖質ダイエットで体重減少が起こる仕組みは、二段階あり、ごく簡単なものです。糖質はブドウ糖まで分解してエネルギーとして使われるのですが、グリコーゲンに変化して体内に蓄えられるのですが(肝臓及び筋肉)、大量の水と結びつきます。 糖質カットすると、グリコーゲンは減る一方になりますので、グリコーゲンと結びついていた水も減ります。糖質ダイエット開始当初から、体重が目に見えて減る人が多く出ますが、水分が体内から減少しているだけなのです。体脂肪は減りません。 体脂肪は容易には減らないのは、ご存知のように1kgで7200kcalもあるからです。1日の食事に換算すれば、4日分くらいあります。普通の生活行動をしつつ、絶食4日を頑張らないと減らないわけです(体脂肪だけ減らせた理想的な場合)。 糖質ダイエットは、当初に目に見えて減るものの、その後はゆっくりとしか体重が減らなくなります。もう減らせる水分が体内に残っていないためです。しかし、うまくやれれば平均的には半年くらい、緩やかな減量が持続します。 これがなぜかなんですけれど、糖質が肥満の原因などという不可思議な理屈によるものではありません。糖質といえば、米飯、パンです。麺類もありますね。これにおかずや具を合わせます。 糖質カットでは米飯、パン、麺類も摂取していたときには、無理なく取れていたおかず、具は、単独ではそれほど食べられません。おかずを食べる量は減り、カットした糖質分も含めれば、結構なカロリー減になります。これはあまり意識せず、自然にそうなります。味がくどいから、米飯やパンなしではあまり食べられない。食べるのが減れば痩せる。 しかも、糖質ダイエットの謳い文句は「糖質以外は思う存分食べていい」です。糖質ダイエットを行う人も、思う存分食べているつもりになっています。ストレスが少ないわけで、この点は優れたダイエット法ではないかと思います。 これが糖質カットで半年くらいまでは減量できる理由です。要はカロリーという、単純な話であるわけです。しかし、半年経過すると減量は止まります(各種ダイエットを比較した研究などで判明している事実)。それは、やはりカロリーです。半年くらい糖質カットをやっていると、慣れてきてだんだん量を食べられるようになってくるのです。 しかし、糖質ダイエットの謳い文句は食事量制限なしなのでした。たくさん食べてもいいはずとしか思っていないので、量が食べられるようになるにつれ、減量効果は止まり、むしろ太って来るのです。糖質ダイエットを行っている人には理由は分かりません。カロリーを意識していないからです。 (※過去はもちろん、現在でも糖質ダイエット推奨派の一部からは、とんでもないデタラメが流され続けていますが、長くなったので割愛します。) 糖質は、まずグリコーゲンになって体内に蓄えられる。脂質は実は体を作る材料でもあって(例えば細胞膜は脂質でできている)、まず体を作りかえていくことに使われる(新陳代謝)。タンパク質ももちろん体を作る材料であって、筋肉や内臓を作りかえていく(これも新陳代謝)。 そのまま蓄えたり、体を作る材料に使って、それでも余った分が、カロリー換算通りに体脂肪になるのです。もっとも、体脂肪になっても、その日のうちに使われてしまう程度なら、体重は増加してはいきません。翌日に持ち越すほど食べ、それが長期間続くと太って来るのです。 肥満大国であり、三大栄養素それぞれの肥満効果を調べてきた米国の最新の知見でも、「肥満は量を食べ過ぎ」という、昔から経験的には知られている、ごく普通の結論になっています。 P.S. もちろん、どれも同じだから好きなものだけ食べればいい、ということではありません。三大栄養をバランスよく摂取することは、健康やプロポーションのために、極めて重要です。
お礼
大変わかりやすかったです。 糖質ダイエットは完全ではないのですね。 とりあえず自分で決めた一カ月は続けます。 今まで豆腐をなめていたので、豆腐が主食だなんて狂いそうです。
お礼
非常にわかりやすいです!ありがとうございます