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自然の「生命」と、人工の「いのち」
ロボットやAIなどの技術発展で、人間が人工のいのちを作り出し始めました。 いつかロボットがいのちを持ち意志を持ち心を持つ可能性だってあるかもしれません。 そうなったとき、それらと自然の「生命」には違いはあるのでしょうか それとも人工の「いのち」も生命の一部として生態系に溶け込んでいくのでしょうか? 興味があります ご意見をおきかせください。
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- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
命とは、意識を持つ事です。 そして、あなたにとって意識とは、ロボットや自然を含む、 宇宙全体(見えている世界)に他なりません。 量子論的に言って、有限な存在性は認識される事で生じて おり、意識とは独立した存在=素朴唯物論は否定された。 全ての物は、あなたの“いのち”の射影(=一部)なのです。
私も以前、人工知能が意識を持つことについて質問をしたことがあります。 私自身、自分の考えに付け加えるものを探して質問したんです。 面白い見解も頂けました。 私の質問と回答はオープンにしてありますので、 良ければやりとりを読んでみてご参考になれば幸いです。
- kohichiro
- ベストアンサー率21% (306/1447)
>そうなったとき、それらと自然の「生命」には違いはあるのでしょうか 始原が異なっているということではあくまで異体です。 区別がつかない程よくできていれば、それは同じものだということです。 まあそんなことを聞いておられるのではないでしょう。 鉄腕アトムと人間はうまく共生できるか?というようなことでしょうね。 出来ると思います。アトムが完全に人間に服従するようにプログラムされていればです。そうでなければならないと思います。 人工のものは、あくまで人間のコントロール下になければなりません。でなければかならず自然を害するようになります。人間は自然の子ですから、それを破壊することはしてはなりません。必ず自然に復讐されます。 現状でもそういうことは起こっています。ようやく人間もそれに気付いたところですね。 人間の能力はまだそれらの先回りをしてうまくやっていくことが出来ないで居ます。おそらく今後も出来ないでしょう。 なので、 >人工の「いのち」も生命の一部として生態系に溶け込んでいくのでしょうか? こういったことを人為的におこなうのは非常に危険です。やってはならないことだとおもいます。
- yuniko99
- ベストアンサー率15% (31/204)
自然の生命はDNAと血液や神経の循環や伝達で出来ていますが 人口の命は・・・酸素とか必要とするかどうかも分からないし 「いのち」とは動くことですか?計算することですか?考えることですか? 人口の命は自然の生命が大打撃を受けても生き残って?行くと思いますよ。 己を修復しながら エネルギーを取り込みながら存在し続けるように作るべきでしょう。
違いは無いでしょうね。 人が作ったからといってそれを自由にできる権利はないでしょう。 やがてはロボットなど人工生命体にも人権が与えられる時代が来ると思いますよ。 人だって感情だとかってのがほんとに存在するのかはわかりませんから。 ロボットと同じで単なる条件反射の組合せに過ぎないのかも知れません。 例えば雛の為に自分を餌を取らずせっせと餌を運ぶ親鳥。 人間が見ると献身的な親子の愛に見えますがあれは単なる雛の口へと餌を運ぶという本能です。 だから托卵なんて事が起きる訳です。 全くサイズも見た目も違う雛を親鳥は見分ける事も出来ないんです。 自分はやがては機械と人間というのは融合して行くものだと思ってます。 現在はその為のひな形を作ってる状態。 将来的には機械と人間の境目は極めて曖昧になると思います。 機械のような人間と人間のような機械…。 これもある種の進化の延長でしょうね。 生物が海から陸に上がったように、自らの技術を持って自らの身体を作る…。 いままでどの生物も成し得なかった事です。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
あなたは「生命」ですね? では、あなたのツメを切ったら、そのツメは生命ですか? 腕を取っても「あなた」ですか? どこまで取れば「あなた」 でなくなりますか? 心臓を取れば死にますが、人工心臓をつければ生きられ ますが、その時、その心臓は生命ですか? 「自分」の境界は連続的なのです。 それは、「確かにあなたとお母さんは別の(独立した) 存在だが、過去を遡ると受精卵としてつながった1個の 生命体とも言える」といった話と同じです。 個体の生存のための因果律は、地球の生態系全体の物質 循環、あるいはそこに降り注ぐ太陽光として、宇宙にまで 広がっており、単独で成立しているのではありません。 ある瞬間、現象表面的に捉えた場合にのみ、分離して見え るだけです。 そんな方便を極限に敷衍すれば、不明確になるのは当然です。 たとえばウィルスは、単独で取り出すと結晶するような ただの高分子ですが、体内に入るとそこにある増殖メカ ニズムを利用して増殖します。 中には、プリオンのようにDNAさえ持たず、宿主のDNAを スイッチングするだけで自己複製するものまでいます。 「生命」という定義さえ、極端な例を出せば不明確になるの です。 単に、「ある化合物と、その環境の相互作用において、元の 化合物を自己合成する反応系」というに過ぎません。 その『化合物』が単純なら『環境』の方が複雑で、『化合物』 が複雑系(多細胞生物など)なら『環境』は不利でもいい、 フレキシブルな閾値を成す。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>れらと自然の「生命」には違いはあるのでしょうか 生命は普遍的に以下の特徴を持っております。 1.自己複製 2.エネルギー代謝 3.老化と死 4.進化 今のところ、上記の特徴を持つ「モノ」を人類が作り出したことは無いですし、当分期待できないでしょう。 >人工の「いのち」も生命の一部として生態系に溶け込んでいくのでしょうか? いいえ。そのようなことは無いでしょう。
- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
ninjin1357様、こんばんは。 >「人工の「いのち」も生命の一部として生態系に溶け込んでいくのでしょうか?」 一方で、溶け込むにしては「無尽蔵に作られる」とすると、無理でしょうし、 しかし、一方で、「人工」であるがゆえに「陳腐化」も早いかもしれません? 「これを、これだけ作れば、良い」というような制御が必要、ということでしょうか? (「人工の「いのち」」には、陳腐化に伴って「アポトーシス」するような仕組みを搭載するとか) >「いつかロボットがいのちを持ち意志を持ち心を持つ可能性だってあるかもしれません。 そうなったとき、それらと自然の「生命」には違いはあるのでしょうか」 「自然の「生命」」と言えば、犬や猫でも、そうです。 逆に言うと、犬や猫は現行法でも「器物損壊」の対象にしかなってないと思います。 (あるいは、いくらでも「複製」可能なロボットであれば、犬猫以下でも、仕方ないでしょう)
- shiren2
- ベストアンサー率47% (139/295)
ロボットは機械なので生物には含まれないでしょうが、人工的な生物が作られ、人の力を借りずに繁殖可能であった場合、生物に含まれるでしょうし、自然界に解き放てば元の生物と大きな差は出ないと思います。 ただ、生態系の一部に溶け込むと簡単に言いますが、外来種を数十匹放つだけで壊れるような微妙なバランスの上に成り立つものが自然の生態系というものです。 生態系が完全に壊れるリスクを考えれば、農業や医療など、一部の環境で限定的に用いられると考えるほうが自然ではないでしょうか。
ロボットが命を持ったとしても 人間のように裏をかいたり意思とは反対の行動をとったり複雑な意識までは持てないと思う。