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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:変圧トランスの理屈)

変圧トランスの理屈とは?

このQ&Aのポイント
  • 変圧トランスについての疑問を解決するため、100Vの回路には常に電気が流れているのか、二次回路が開になったら一次回路も流れなくなるのかを明確にしたい。
  • 昔の電気器具は100Vの一次回路そのものを電源スイッチとして使っていたが、変圧トランスでは二次コイルが閉回路になり、そこに電流が流れることで1次回路にも電流を流す逆の現象が起こる。
  • 100Vの回路には常に微少な電流が流れている可能性もあり、詳しい方の回答を求めている。

質問者が選んだベストアンサー

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  • bogen55
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回答No.2

トランスは電気回路で考えると,ここの「図2:実際の変圧器の等価回路」のようになっています. http://www.geocities.jp/yuzuhuumi/kyushu-u/jiken1/01.pdf 無負荷の時に問題になるのは'r1','g0'と'b0'です. 'b0'による電流を励磁電流と呼び,普通の小型トランスでは定格負荷による電流の10%位です. 励磁電流と'r1'による損失が無負荷損失の大部分を占めます. アダプタ用トランスは普通のトランスと異なり,安全規格(IEC 61558)で規定された「本質的耐短絡変圧器」になっています. そのため,普通のトランスを使うにはヒューズが必須ですが,アダプタにはヒューズがありません. その意味は,普通のトランスよりも'r1'が大きく,'b0'は小さい言い換えれば「励磁インダクタンス」が大きくなっています. 従って,アダプタの無負荷電流は小さく普通のトランスには必須のヒューズとスイッチは不要と言えますが,無負荷時損失は,最近の省エネ規格に適合するほどは小さくなってはいません. そこで,このような無負荷時待機電力ゼロのスイッチング電源ICを使うんですよ. http://ac-dc.power.com/ja/products/linkzero-family/linkzero-lp/ 無負荷時待機電力ゼロとは言っても,省エネ規格(IEC 62301)で5mW未満の待機時電力消費はゼロに切り捨てられるから,正確には5mW未満出すけどね.

hiroshi01
質問者

お礼

先刻お礼を書いたのですが、ベストアンサーをクリックしたあと消えてしまいました???。なのでもう一度書かせていただきますが、これもきえてしまうかもしれないなあ。 とりあえず詳細にわたる適切なご回答ありがとうございました。よく理解できました。トランスの待機電力は普通は10%にもなるのですね。でも最近のアダプターにはそれをカットする工夫がなされていて5mA 以下になるようになっているのですね。5mA以下なら法律的に無視できるのですね。これからは(LEDの照明スタンドですが)安心て挿しっぱなしに出来ます。

その他の回答 (1)

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.1

>最近はアダプターをコンセントに挿して(電圧をさげて)細いコードの端で器具を使用するタイプが増えているように思います。 昔からありますが、それをACアダプタと呼びます。 20世紀中の製品は、トランスと呼ばれるものでACを降圧してからDCに変換するものが主流でした。これをリニア電源と呼びます。 最近の製品は、ACを一旦DCに変換して、それから必要な電圧に電子回路で変換しています。これをスイッチング電源と呼びます。 > 私の疑問は、100Vの回路には常に電気が流れている状態ですが、これでもいいのでしょうか。それとも、二次回路が開に成ったら、一次回路も同期して(完全に?)流れなくなるのでしょうか?(多分そうだ、そうでなくてはならない)と思いますが)。ならこの理屈はどうなっているのでしょうか? 省エネの観点からは宜しくありませんが、 微弱な電流ですのであまり問題にしません。 > そうなれば1次コイルにも電流を流してやらなければならないことになりますが、これはあべこべというか順序が逆の現象です。 トランスの2次側コイルがオープンの場合は 1次側のコイルが作った磁界により、1次側コイルに流れる電流そのものが妨げられます。 ところが2次側コイルが負荷によりショートされると、 1次側コイルで作られた磁界を打ち消すように二次側コイルに電流が流れます。 ですので、負荷を接続した場合は1次コイルの電流による磁界が打ち消されるようになるので、負荷接続時のトランス抵抗は、無負荷時にくらべて比較的小さなものです。

参考URL:
http://fa-faq.mitsubishielectric.co.jp/faq/show/13030
hiroshi01
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。補足コメントのようになりますが 今のACアダプターはスイッチング電源になっているのですね。それはICというかトランジスタなどの複雑な回路で、トランスのような単純なものではないようなので更にわたしには理解が困難に成るように思います。しかし、そのあとのお話の調子では、それもやはり理屈としてはトランス回路と同様に考えていいのですね。そう解釈してつづけますが、結局一次側には、無負荷時には微弱な電流が流れるのですね。理解できました。ありがとうございます。 >負荷接続時のトランス抵抗は、無負荷時にくらべて比較的小さなものです。 この差が一次側の”電源スイッチ”の機能を果たしているということなのかと思ったりするのですが、どうなのでしょうか(これは最初の質問の範囲です)。また、スイッチング電源の場合もそれはあるということなのですね。(ACアダプターは近年中国製が多く、非常に安価に出来ているという認識があります。これらもスイッチング電源なのですね。(この2つの質問は追加質問ですのでスルーしてもらっても結構ですw。)

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