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化学当量の計算について
分子量412の2級水酸基1個を有する物質(化合物A)を10mg使用して 塩化ベンゾイル(分子量140.57)を用いてベンゾイル化をする場合、 塩化ベンゾイルは化合物Aに対して2当量、 ピリジン(分子量79.1)は塩化ベンゾイルに対して3当量使用する。 というような実験例を元に これから実験をしようとしていますが、 塩化ベンゾイルとピリジンは 何g使用すれば良いのでしょうか? 「当量」の意味が掴めていないので それについて詳しく教えていただきたいですm(_ _;)m よろしくお願いします。
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化合物Aは水酸基を一個持っているので、この水酸基をベンゾイル化するのに 必要な塩化ベンゾイルの理論量は、化合物Aと等モル(同じ物質量)になりますね。 従ってこの場合、1当量というのは等モル(同じ物質量)ということになります。 もし化合物Aが水酸基を二つ持っていて、それらをベンゾイル化したいとすると、 必要な塩化ベンゾイルの理論量は化合物Aの二倍モル(二倍の物質量)です。 この場合は、1当量は二倍モル(二倍の物質量)になります。 この反応においてピリジンの役割は判っていますか?答えを言ってしまうと ベンゾイル化によって生じるHClをトラップすることです。従ってピリジン の当量は、発生するHClをトラップできる理論量ということになります。 いずれの場合も理論量では充分に反応が進行しない可能性があるので1当量 ではなく過剰に用いています。
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- itaitatk
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「当量」の意味が掴めていないので それについて詳しく教えていただきたいですm(_ _;)m ということであればしっかり理解した人に指導してもらい実験をした方がいいでしょう。 目的の反応がすすんでいればいいですがほかの反応が進んでいたりした場合事故の原因となりますので
お礼
とても丁寧に解説していただき ありがとうございました。 当量の意味があやふやだったので不安だったのですが、 解説していただいたお陰で 正しく理解して最終的に実験そのものも成功しました。 不慣れな実験ですが、 頑張ろうと思います。