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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:熱力学:定圧変化におけるエントロピー変化)

熱力学:定圧変化におけるエントロピー変化

このQ&Aのポイント
  • 定圧変化において、エントロピーは、⊿S=Cp ln(T2/T1)で求められる。
  • 定圧変化におけるエントロピー変化を求める方法は、dS = Cp * dT / Tという微分方程式を積分してΔS = Cp * ln (T2 / T1)となる。
  • これは、Cpが定数と見做せる場合に成り立つ式である。

質問者が選んだベストアンサー

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  • 1o1325
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回答No.1

C_pの温度依存性を無視する近似で、ΔS = C_p*ln(T2/T1) になります。 C_pの温度依存性が無視できないのなら、ΔS ≠ C_p*ln(T2/T1) です。 例えば、C_p = a + b*T + c*T^-2 と近似できるなら  ΔS = a*ln(T2/T1) + b*(T2-T1) - c/2*(T2^-2 - T1^-2) になります。 C_pが定数とみなせるかどうかは、物質に依りますし、温度にも依りますし、温度差にも依りますし、どのくらい正確にΔSを求めたいかにも依ります。 例えば、ヘリウムガスならかなり広い温度範囲でC_pは定数とみなせますけど、炭酸ガスではそれほどでもないでしょう。 あるいは、室温付近で金属のモル熱容量をC_p≒C_v≒3Rとするのは悪くない近似ですけど、絶対零度付近で金属のモル熱容量を定数と見做してΔSを求めるのは意味のない計算になります。

tetra_o
質問者

お礼

回答ありがとうございます。結局のところ、C_pを定数と見做せるかどうかというのは、時と場合、或は目的によって異なり、また使い分けるべきものであるということですね。熱力学の教科書を見る限りでは、C_pの温度依存性についての議論は見たことが無かったもので混乱しておりましたが、1o1325さんのおかげで理解できました。ありがとうございました。

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