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フランス語はスペイン語イタリア語と英語の距離

フランス語はスペイン語やイタリア語などよりやはり英語に近いのでしょうか? 単語以外にもそんな感じが少ししているのですけど。

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  • Nakay702
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回答No.4

>フランス語はスペイン語やイタリア語などよりやはり英語に近いのでしょうか? >単語以外にもそんな感じが少ししているのですけど。 ⇒両面があると思います。 A.「フランス語が、スペイン語やイタリア語などより英語に近い」と言える面 (1)王室が緊密:かつてフランス語圏の王権(ノルマンディー公)がイギリスを支配したことにより、それを通じてガリシズム(フランス語法)が幾分か英語に浸透した。 (2)1字多音:英語もフランス語も、文字と発音の対応関係が一律でなく、多様である。1文字が幾つかの音に発音される。(英語のaは7通りにも発音される!) (3)ラテン語の影響:古代の一時期、イギリスがローマの支配を受けたことにより、ラテン語(フランス語などの元になった言語)がイギリスに流入した。 B.「フランス語が、スペイン語やイタリア語などより英語に近い」と言えない面 (1)語源:英語の語源は、ドイツ語などと同じゲルマン語(西ゲルマン語派)だが、フランス語のそれはスペイン語やイタリア語と同じラテン語(ロマン語派、俗ラテン語)である。 (2)1字1音:スペイン語、イタリア語ともに、文字と発音の対応関係が一律で、基本的に1文字が1音に発音される。 (3)ケルト語の影響:現在スコットランドなどに住むケルト人の祖先は、かつてヨーロッパに広く分布していたが、特にフランス地域に多かったようで、その言葉(ケルト語)の影響がフランス語に(英語にも)多い。スペイン語やイタリア語にも影響はあったが、英仏語に比べれば少ない。(フランス語の数字に20進法が入っているのは、ケルト語からの借用です。) C.若干の比較 英語    idea       How are you? ドイツ語  idee〔イデー〕  Wie geht es Ihnen?〔ヴィー・ゲート・エス・イーネン〕 フランス語 idée〔イデー〕  Comment allez-vous?〔コマン・タレ・ヴー〕 スペイン語 idea〔イデア〕  ¿Cómo está usted? 〔コモ・エスタ・ウステ〕 イタリア語 idea〔イデア〕  Come sta (voi)? 〔コメ・スタ(ヴォイ)〕 (i) ideaの列を見ると、みんなよく似ていることが分かります。さすが、3万年以上遡ればすべて同一の言語(印欧其語)だったとされているだけあります! (ii) How are you? の列の最初の語はすべて疑問詞「どのように」ですが、英独組(wが入っている)と仏西伊組(Cで始まる)に分かれることが分かります。 (iii) この列の2番目の語はすべて動詞で、ドイツ語のgehtは英語のgoに当り、それ以外はすべてbeに当るものです。 以上見たように、「フランス語は、スペイン語やイタリア語などより英語に近い」と言える面(特に歴史的経緯から)と、そう言えない面(特に語源などから)とがある、ということが分かりました。強いて差をつけるとすれば、6:4くらいで「そう言えない」方に軍配が上がる…と思います。

その他の回答 (4)

noname#207035
noname#207035
回答No.5

英語よりは西・伊語に近いと思うけどなー。 むしろ、英語が仏語の影響を受けてると思う。

  • 4237438
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回答No.3

ポルトガル語の通訳をしております。 フランス語はイタリア・スペイン・ポルトガルと同じラテン系の言語です。 でもラテン系の母音がアイウエオという日本語と同じ発音であるのに対し、フランス語の母音は複雑です。 フランス語はイタリア・スペイン・ポルトガルと同系列で語学の構造が同じであるが母音の発音において英語のようにかなり複雑だと言えます。 結論 フランス語はやはりラテン系の言語であるからイタリア・スペイン・ポルトガル語により近い。 蛇足 フランス人は南部はちょっとラテン系の感じが濃いけど、北部に行くとあの人懐っこい陽気なラテン人ではなくなり、ヨーロッパを支配する高貴な人達という感じがします。あまり笑いません。

  • SPS700
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回答No.2

 #1です。訂正です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E8%AA%9E%E6%97%8F  前記URLが二つに切れてしまいました。上だと下の方に系統図が出てきます。お詫びして訂正します。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

1。 フランス語はスペイン語やイタリア語などよりやはり英語に近いのでしょうか?  分かりません。 2。と言うのは物差しの明示がないからです。  鈴木さんは、佐藤さん、山田さんなどよりやはり中村さんに近いのでしょうか?と聞かれたようなものです。 3。系統図で行けば、フランス語、スペイン語、イタリア語は下記のように今から5,500年以後に分かれ、英語はそれ以前に分かれたゲルマン系です。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83 %BB%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E8%AA%9E%E6%97%8F 4。しかしノルマン征服の結果、今の英語の祖先になった古英語の上に、今のフランス語と親類のノルマン語が覆い被さった関係で借りた語彙はスペイン語やイタリア語より多いです。 5。ですから親縁関係では、英語が一人ぼっちで、ロマンス系の仏西伊三ヶ国語が近く、語彙が似ている点では、英仏が近いです(ただし faux amis 偽りの友[下記]にご注意)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E4%BC%BC%E8%A8%80%E8%91%89