- ベストアンサー
日本語学習中の中国人が転んだ女性の表現について質問
- 日本語学習中の中国人が、転んだ女性の表現について質問しています。特に「起きて」の使用について確認したいと述べています。
- 質問文の中で使用されている「転んだ」と「起きて」の表現について、日本語学習中の中国人が正しく使用されているか尋ねています。女性の苦労して上がる様子を表現したい場合、「這い上がって」を使っても良いかもしれません。
- 地下鉄駅を出てしばらく歩くと、遠くで転んだ女性を見かけます。彼女は自分で起き上がり、膝をもんで埃を払いました。その後、彼女は再び歩き始めました。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問の性質上、あえて他の人の回答を読まずに回答します。 もし他のご回答と重複する部分があるなら、それだけ多くの人が共通に気付いた部分であるということですから、特にご参考になるでしょう。 1)【転んだ】と【起きて】の使い方について: 正しく使われています。 ただしこの場合は、立っていた人が転んでまた立つわけですから、【起きて】は【起き上がって】または【立ち上がって】としたほうが、よりふさわしいと思われます。 2)苦労して起き上がる様子を「這い上がって」を使って良いか: この場合は、良くありません。誤った使い方です。 「這い上がる」というのは、手足を使って低い場所から高い場所に上がっていく様子を表します(例;穴から這い上がる、崖を這い上がる) ここでは、平らな場所で転んで、それから起き上がるわけですから、「這い上がって」は正しくありません。 3)苦労して立ち上がる様子を表すなら、適切な言葉で状況を補足するのが良いと思います。 (例:「その女性は【やっとの思いで|顔をしかめながら|両手を地面について|】起き上がって、」) 4)その他の部分で不自然な表現: 質問者さんの文章全体には文法的な誤りはありませんし、意味は充分伝わります。 ただし不自然な表現に感じられる部分がいくつかあるので、以下にあげてみます。 ・「ある仕事にいく姿の女性のようです。」 →「これから勤めに行く女性のようです。」→(書き手が女性らしい表現をしたければ「お勤めに行く女性のようです。」) ・「手にまだ鮮やかなマクドナルドの袋を持っていて、中はおそらく彼女の朝ご飯でした。」 →「買ったばかりのマクドナルドの袋を手にしていました。おそらく彼女の朝ご飯なのでしょう。」 (「手に持つ」→「手にする」。「鮮やかな」は花や生鮮食料品などにふさわしい表現。「中は」は省略可) ・「そのずきずきの感覚はこちらまで伝わってきました。」 →「痛さと恥ずかしさでずきずきするような感覚は、私にまで伝わってきました。」 (★「ずきずきの感覚」という表現は新鮮ですばらしい!でも一般的には通じないと思います) ・「気になったので、……ずっと見ています。」 →「気になったので、……ずっと見ていました。」 ・「その女性はすぐ自分で地面から起きて、膝のところをもみもみし、スカートについた埃を払いおろして、引き続き前へ歩き出しました。」 →「その女性はすぐに両手を着いて立ち上がり、膝を数回もんでスカートを払うと、再び歩き出しました。」 こうしてみると、不自然な印象のいくつかは、正確に表現しすぎる部分にもあることが判ります。 例えば、「スカートに付いた埃を払いおろす」は、仕事用の文章としてならば正確で完璧な文章です。 ですが、ここで挙げられたような日記風の文章の場合だったら、「スカートを払う」と省略しても充分意味は通じますし、より自然な表現といえるでしょう。 いつもながら質問者さんの日本語は充分上級レベルだと思います。 このサイトでもしばしば見かけることですが、日本語を学校で十数年習ってきたはずの日本人でも、意味不明の文章しか書けない人は多くいます。 質問者さんの日本語はそういう人達のレベルはとうに越えていることは確かですね。 日本語の勉強、さらにがんばって下さい。
その他の回答 (5)
「転んだ」の使い方に違和感はありません 「起きて」の使い方にやや違和感があります。 「起きる」という動作は、背中を床に着けて顔を上に向けた仰向けの状態から上体を立てる動作を連想させる言葉です。 あるいは長時間横たわった後の状態からの動作を表します。 女性はすぐに歩きはじめていますから起きるという言葉は使いません。 この場合の女性の動作は「立ち上がって」という表現になります。 階段のような傾斜地では這い上がることはありますが、駅の外の道路で這うことはないのではありませんか。 「這う」というあくまでも腹を床につけて両手両足を同時に動かして前進する運動です。 前回回答しましたように漢字の意味をご理解ください。 階段の途中で転んで、両手両足を使って匍匐しながら上がってきた状態を表現したいのとは違うのではありませんか。 這い上がって起き上がる、ということになりますと女性は相当なダメージを受けていることになります。 蛇足 「地下鉄駅」は「地下鉄の駅」と「の」を入れたほうが文章として自然な印象を与えます 「ある仕事にいく姿の女性」という表現は非常に特殊な表現となります。 「ある仕事にいく姿」と書きますと、仕事の内容を特定することが社会的に憚られるような仕事に従事していて服装からその仕事が類推できる、ということを意味していると受け取られます。 端的に言えば、街娼婦かそれに類似した仕事に従事していると受け取られる服装をした女性ということになります。 いちいち道を歩いている女性の仕事を詮索して敢えて文章に書くような人はいないのではありませんか。 若いか女性なのか年輩の女性なのか、学生か社会人かという程度ではありませんでしょうか。 「出勤途中の女性」という表現になります。 「まだ鮮やかなマクドナルドの袋」 この文章の趣旨は、買った直後の新しい袋、を表現しようとされたのではありませんでしょうか。 日本語の「あざやか」という言葉は、色や模様が非常に目立つ状態を表します。 これに「まだ」をつけて「まだ鮮やかな」としますと、色やデザインが古くなってはいない袋、ということになってしまいます。 「あざやか」に「鮮」という漢字を当てはめますが、日本人が「鮮」という文字を使う場合には新しいという意味では使いません。 「鮮」を使って新しいことを表したい場合には「新鮮」という熟語にして使います。 しかも、魚や野菜などが採れた直後の新しい状態を表す場合に使われる言葉です。 マクドナルドの袋が魚のように採れたてで新しい、という表現はあり得ないということになります。 このような情景のばあいには「まあたらしマクドナルドの袋」という表現になります。 「まあたらしい」の「ま」は状態を強調する言葉です「真」の漢字を当てはめる場合もあります。 「ずきずき」「もみもみ」は特段の問題はありません ただし「もみもみ」は幼児語ですので注意してください。 「もむ」という動作は反復して行いますので「もむ」「もんだ」で充分です。 「膝のところを軽くもんで」という表現になります。 転んで膝を打ったような場合は、手を当てて痛みをこらえます。 直後の痛みが去った後で手を動かしますが「もむ」よりも軽く動かす場合の方が多いので「さする」という言い方をします。 従って「膝のところをさすって」という書き方になります。 「払いおろして」 この状況の場合には「払い落して」という表現になります。 「おろす」は緩慢な動作で、落とすは急激な動作を表します。 埃を取り除くには手を手早く動かしますので「払いおとす」となります。 「引き続き前へ歩きだしました」 「引き続き」はやや大げさな表現となります。 単に「また」で充分です。 パソコンの変換機能が前後の意味を考えずに漢字変換してしまいます。 その上、同じ漢字でも日本と中国で使い方が違います。 まことに面倒かと思いますが頑張って下さい。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。今回もとても勉強になりました。おかげさまで、自分の文章のどこがおかしいのかわかるようになりました。頑張ります。
- hanashika
- ベストアンサー率22% (109/489)
回答3のつづき >そのずきずきの感覚 ←相当痛そうな感じですね。 >膝のところをもみもみし ←なにやらエロく聞こえそうですよ。w このような表現はあまり使われませんが、ただ日本人には遊び心と 云うかユーモアセンスがあって文章や会話に上のような表現があっても それを許容する寛容性はあります。
お礼
再びありがとうございます。今後間違った表現がないように気をつけます。
- hanashika
- ベストアンサー率22% (109/489)
>もしその女性が苦労して上がる様子を表現したいなら、「這い上がって」を >使ってもよろしいですか・・・不適です。 「這い上がって」の使い方は崖や急しゅんな場所に転落しそこから出ようと しているサマをいいます。 または登山中の岩山などで下から上に登るサマを云います。 つまり、這いながら必死に上へ上へと登ってくる状況をいいます。 その他の場面でも使われますがここでは割愛します。 >遠くで誰かが【転んだ】・・・これは普通に使います。正しい >手にまだ鮮やかなマクドナルドの袋・・・「鮮やか」は余分 >中はおそらく彼女の朝ご飯でした。・・・おそらく~と云うなら 「でしょう」、つまり未確認の状態ですから確定する「でした」は不適 >歩きながら彼女のほうをずっと見ています。・・・見ていました。 >自分で地面から【起きて】・・・立ち上がって。 「起きて」は起床するというように自己の意思で起きる状態を指します。 この場合は不本意な状態ですから「起きる」、「起き上がる」は不適 >スカートについた埃を払いおろして、・・・「落として」
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。質問文までもご添削いただき心から感謝いたします。これから気をつけます。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
「地下鉄駅を出てしばらく歩くと、遠くで誰かが【転んだ】ことに気づきました。ある仕事にいく姿の女性のようです。手にまだ鮮やかなマクドナルドの袋を持っていて、中はおそらく彼女の朝ご飯でした。そのずきずきの感覚はこちらまで伝わってきました。気になったので、歩きながら彼女のほうをずっと見ています。その女性はすぐ自分で地面から【起きて】、膝のところをもみもみし、スカートについた埃を払いおろして、引き続き前へ歩き出しました。」 日本語として全く不自然な表現の羅列です。 1、「地下鉄駅を出て」というのか、改札口なのか、地上の出口なのか判然としない。 2、転んだことに「気付く」のではなく、遠くの方で転んでいる女性が「見えた」ということ。誰かではなく、スカート姿の女性であることも瞬時に分かるはず。 3、「ある仕事に行く姿」などという表現は無い。「典型的なOLルックの女性」くらいの表現が良い。 4、転んだのに、マクドナルドの袋を持ち続ける人は、普通、居ない。動物としての本能の欠如。 5、「ずきずき感覚」が意味不明。 6、自分で起きるのは当たり前なので、こういうふうには言わない。 7、転んで膝が痛い時、日本人はそこを「さする」のであって、「もみもみ」しない。モミモミしたら痛みが増す。 8、スカートに埃は突かない。泥とか砂が付着するというなら分かる。 9、引き続き前に歩くなどという表現は不自然。おそらく、「何事も無かったかのように歩き始めた」ということかな。 要するに、簡明な表記が大切ということ。何か、日本語を勘違いしている。ごてごてと、複雑にするのが、日本語の習熟者であるという誤解があるように思う。 転んだ、起きて、の用法は不自然。「転ぶ瞬間が目に入りました」、「立ち上がり」が良い。また、ここでは、這い上がるという表現は遣えない。
お礼
早速ご回答いただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。質問文までも貴重なアドバイスをくださり心から感謝いたします。今後気をつけます。
- pigunosuke
- ベストアンサー率19% (1063/5529)
「起きて」で良いです しかし 「立ち上がって」と言った方が、読んだ時に違和感が少ないです 「立ち上がる」は、 座っている状態、又は、寝ている状態(転んだ状態も含みます)から 起立する時に使われる言葉です
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。
お礼
ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございます。おかげさまで、私の表現がどこが変なのか、わかるようになりました。添削してくださった例文を繰り返し読みます。励ましていただきありがとうございます。日本語は何年も勉強したのですが、まだ自然な日本語が話せることも書けることもできません。頑張ります。