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ダイオキシン分析をされている方に質問です
ダイオキシン分析初心者です。 例えばJISの土壌中のダイオキシン類分析法によると、定量下限については記載がありますが、定量上限については記載が見当たりません。では 「試料溶液濃度>検量線用標準液の最高濃度」 となってしまった場合はどう対処されていますか? 対処案1:外挿してその値をそのまま採用 対処案2:試料溶液を希釈して再測定 特に対処案1を採用されている方は、それで問題ないとする根拠とソースも教えて頂けるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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>前処理した試料を希釈すると、測定対象成分だけでなく内標Aも希釈されてしまいます。 そうです希釈されます。 ですので内標Aはそれを見越して少し多めに入れております。 >内標は一定濃度のまま測定対象成分のみを標準溶液濃度範囲内に希釈するには 前処理(精製)前まで戻らなければならないことになります。 そうです。内標Aを少し多めに入れてますが、それでもだめなら前処理(精製)前まで戻ってます。 しかし濃度が少し濃い程度でしたら、最終液量を少し多めにすれば大丈夫ではないでしょうか。
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ダイオキシン分析をしている友人から聞きました。 希釈して再測定だそうです。 前処理した試料を、倍々希釈して、何種類かの濃度で再測定するそうです。
補足
わざわざご友人に聞いてくださってありがとうございます。 簡潔にいいますと、ダイオキシン分析では前処理(精製)前に内標A、前処理後(測定直前)に内標Bを入れて 測定します。 従って前処理した試料を希釈すると、測定対象成分だけでなく内標Aも希釈されてしまいます。 となると、内標は一定濃度のまま測定対象成分のみを標準溶液濃度範囲内に希釈するには 前処理(精製)前まで戻らなければならないことになります。 誠に図々しいお願いですが、上記の解釈で良いかどうか追加説明して頂きたいのですが。
- shift
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ダイオキシン分析をかじっている者です。 対処案2を採用しております。 ダイオキシンに限らず、その他の化学分析でも、 対処案1を使ってる人はあまりいないのではないでしょうか。
補足
回答ありがとうございます。 対処案2について確認したいのですが 最終試料溶液中の各内標の濃度のことを考えると 「試料採取量を減らして前処理からやり直し」 ということでよろしいでしょうか?
お礼
とても参考になりました。 とりあえずは何とかやっていけそうです。 度々の回答ありがとうございました。