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論理的な人たのみます。
すべての実数x,yに対して、x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1≧0・・・(1)が成り立つような実数の定数aの値の範囲を求めよ。 という問題の解答が (1)がすべて実数xに対して(1)が成り立つために、 D/4=a(a-2)y^2-(a-2)y-1≦0・・・(2). ここで(2)がすべての実数yに対し(2)が成り立つ範囲を求めればよい。 、 、 、 とあるのですが、なぜすべての実数yに対し(2)が成り立つことで、すべての実数yに対して(1)が成り立つことになるのですか?
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- gohtraw
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>(1)がすべてのxについて成り立つ<=>(2)がすべてのyについて成り立つ それは必要十分条件ということを言い換えているだけで、理由の説明にはなって いません。 順序を追って考えましょう、初めの不等式 x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1≧0・・・(1) は、aやyの値によっては成り立たないこともあるわけですが、そこに 「すべての実数xについて成り立つ」という条件を付けるために a(a-2)y^2-(a-2)y-1≦0・・・(2) という不等式を立てた訳です。つまり条件を追加してaやyの範囲を絞り込もうと しているわけですから、 「(1)が成り立つ」ということと、「すべての実数xについて(1)が成り立つ」 ということは同値ではありません。 これと同様に、(2)はaの値によっては成り立たないこともあるわけで、そこに 「すべての実数yについて成り立つ」という条件を追加してaの値を絞り込もう として (a-2)^2+4a(a-2)<=0 ・・・(3) という不等式を立てる訳です。ここでも条件が追加されているので、 「(2)が成り立つ」ということと「すべての実数yについて(2)が成り立つ」という ことは同値ではありません。
- gohtraw
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>(2)がすべてのyについて成り立つことは(1)がすべてのxについて >成り立つ必要十分ですよね? そう考える理由は何でしょうか? そして、もしそうだとしたら、それをもって 何を言いたいのでしょうか? 十分条件ではあっても必要条件ではないと思いますが。
#1です。 まず前回、 y=x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1 と書いちまいましたが、 z=x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1 とでもすべきでした。y=では、式の意味が変わってしまいます。でも了解はして頂けたと思います(^^;)。 >でもすべてのyで(2)が成り立つaの範囲だからといってといってすべてのyで(1)が成り立つaの範囲だってことにはならないと思うのですが... それを納得するには、最もスマートには#2さんの論理を理解する事です。#2さんの論理を地を這うように具体的にやってみたのが、前回の私の記述です。自分としては、これ以上の事は、ちょっと思いつけません。 >それに関係のあると思う疑問なのですが、すべてのyについて(1)が成り立つ条件って、(1)をyについて整理した式からD=4{(a-1)^2-1}x^2-4(a-1)(a-2)x+(a-2)^2≦0・・・(3)であることでしょう? >・・・、(3)<=>((2)がすべてのyについて成り立つ条件)ということになってやはりおかしい・・・ (3)の左辺のケツに、「-4」が抜けています(検算してみて下さい)。また「(3)<=>((2)がすべてのyについて成り立つ条件)」ではなく正確には、 ・(3)がすべてのxについて成り立つ条件 ⇔ (2)がすべてのyについて成り立つ条件 ですよね?。そこはOKですか?。 では実際にやってみますか(ちょっと大変だった(^^;))。それが添付図です。 ・・・という訳で、どちらでやっても同じ結果、 (a-2)(5a-2)≦0 が得られます。 どうしてか?。2次関数に対して判別式を用いる方法は機械的に答えを出せるので、ある意味とても賢い方法です。しかし論理に頼り切った方法でもあるので、間接的でわかりにくい方法ではあります。 以下では、少し想像の翼を広げて下さい。 x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1≧0 が任意の(x,y)で成り立つという事は、2変数関数、 f(x,y)=x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1 (4) の最小値が0以上という事です。f(x,y)の値は、3次元座標(x,y,z)のz方向にプロットするとします。そうするとf(x,y)は3次元空間に、ある曲面を描く事は想像できるでしょうか?。 2変数関数の最小値を直接求める方法は、もちろんあります。ありますがそれは、高校数学の範囲外になります。そこでどうするかと言うと、曲面を断面で切って最小値を探す、という手段に訴えます。 (4)をxの関数と考えるとは、とりあえずyを固定して考えるという事です。固定されたyにおける断面上に現れる曲面の切り口(断線?)が、 g(x)=x^2-2(a-1)y・x+y^2+(a-2)y+1 (5) だという訳です。g(x)はもちろんパラメータyの値によって形を変えますから、やはりf(x,y)と書くべきなのですが、yを固定して考えている事を強調したくて、gy(x)などと書きます。 gy(x)は普通のxの2次関数です。その最小値は、添付図のD1の値の符号を変えたものです。それは常に0以上である必要があります。 次にD1をyの関数とみるとは、各断面のgy(x)の最小値を、パラメータyで並べてその中の(D1(y)の)最小値をみつければ、全体の最小値に違いないという考えです(大丈夫ですか?)。 D1(y)の最小値は実質的にD1’の値です(符号は、a(a-2)の正負で決まる)。いずれにしろD1(y)の最小値も0以上にしたいから、判別式としてのD1’は0以下でなければならない(ここまで大丈夫ですか?)。 以上の方法は、x方向の断面hx(y)を考えてもやれます。そして結果は一致します。 なぜなら求めたものは、曲面f(x,y)全体の最小値だからです。xにもyにも影響されず、aのみの条件になるのは明らかですよね? ・・・大丈夫ですか?(^^;)。
- gohtraw
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(2)は、全ての実数xについて(1)が成り立つ条件なのだから、 (2)の不等式を立てた時点で「すべての実数xについて(1)が なりたつ」ということは達成されています。 そのうえで、全ての実数yについて(2)が成り立つ条件を求める のだから、それは、 「すべての実数yについて」かつ「すべての実数xについて」 (1)が成り立つ条件をもとめていることになります。
補足
わからないです。(2)がすべてのyについて成り立つことは(1)がすべてのxについて成り立つ必要十分ですよね?
(1)より、 y=x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1 (1’) とおきます。任意の実数xに対して、 x^2-2(a-1)xy+y^2+(a-2)y+1≧0 (1) という事は、(1’)のグラフが常にy軸より上にある、と言う事です。その条件は(1’)の最小値-D/4が、 -D/4=-a(a-2)y^2+(a-2)y+1≧0 (2’) になるという条件で表せるので、結局、 D/4=a(a-2)y^2-(a-2)y-1≦0 (2) です。ここまではたぶんOKなんですよね?(^^)。 次に、もし全てのyで(2)が成り立たないなら、(2)が成り立たないy=y0が存在する事になります。そのようなy=y0を(2)に代入した場合、D/4>0となり、グラフ(1’)は適当なx=x0,x1でy軸と交わる事になります。そうすると、x0<x<x1を満たす任意のx=x3で、 x3^2-2(a-1)x3y0+y0^2+(a-2)y0+1<0 (3) となり、少なくとも(x,y)=(x3,y0)で(1)は成り立たない事になります。 一方、もし全てのyで(2)が成り立たつなら、どんなy=y0を持ってきてもD/4≦0になるので当然、どんなxに対しても、 x^2-2(a-1)xy0+y0^2+(a-2)y0+1≧0 (3’) が成り立ちます。(3’)においてxは任意であり、y0はなんでも良いのでした。これは全ての(x,y)で(1)((3’))が成り立つという事です。 ・・・で、(2)を任意のyで成り立たせるためには?。・・・同じ発想を使えばいいじゃないですか(^^)。 ただしa=0とa=2の時は例外になるので、注意して場合分けしましょう(^^;)。
補足
すべてのyにたいして(2)が成り立つべきなのはわかりました。でもすべてのyで(2)が成り立つaの範囲だからといってといってすべてのyで(1)が成り立つaの範囲だってことにはならないと思うのですが... さらに、それに関係のあると思う疑問なのですが、すべてのyについて(1)が成り立つ条件って、(1)をyについて整理した式からD=4{(a-1)^2-1}x^2-4(a-1)(a-2)x+(a-2)^2≦0・・・(3)であることでしょう? ということは、すべてのx,yについて(1)が成り立つ条件<=>(2)かつ(3)<=>(2)かつ((2)がすべてのyについて成り立つ条件) だから、(3)<=>((2)がすべてのyについて成り立つ条件)ということになってやはりおかしい気がします...
補足
(1)がすべてのxについて成り立つ<=>(2)がすべてのyについて成り立つ<=>2/5≦a≦2 ということです。違いますか?