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外国語学科の適切な卒論テーマとは?
○○語学科の卒論について ”○○国と電気自動車について”や”○○国の電力について”をテーマにすると、 たぶん科学的な知識が足りなくて無理でしょうと言われます。 歴史や文学をテーマにしたほうが良いと言われます。 なんとなくわかるのですが、歴史や文学にしても、自分の思いや気持ちを書くことは出来ても、新たな発見などは難しい気がします。 結局は、何かの本に書いてあることで、自分が納得できたことをまとめる形になるのではないかと思います。 どのようなテーマが良いのかアドバイスをお願いします。 ちなみに私は、理系人間で、他人の悩みを聞いて、この場でお尋ねしています。
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>○○国と電気自動車について”や”○○国の電力について”をテーマにすると 上記のテーマであれば、扱うのは社会学的なことでしょう。○○国における電気自動車の利用状況や普及システム等々、○○国における電力の利用状況や仕組み等々。 その中で、その社会の歴史にも触れる必要がでてくるでしょう。文学での扱われ方を手がかりにすることも出来るかもしれません。 >歴史や文学をテーマにしたほうが良いと言われます。 一般に○○語学科のカリキュラムは、○○語文化圏の文化(歴史や文学)を中心としたものになっているからです。そこからあまりに大きくはずれるテーマだと、指導教員が指導できなくなります。 理系学部の電気系の学科で、「電気自動車が登場する小説の文学性」というテーマで卒論を書きたいと言っても、先生は困るでしょう? >歴史や文学にしても、自分の思いや気持ちを書くことは出来ても、 歴史や文学にしても、卒論は感想文ではありません。 卒論では「自分の思いや気持ち」を書くのではなく、「自分が立てた論」を述べるのです。 そのためには、そのテーマにおけ先行研究をくまなく調査し、そのテーマに対してどのような論が存在するのかを整理します。その上で、既存の研究では指摘されていない部分や、既存の論の修正などを行います。 したがって、文系でも理系でも、根本的な部分に違いはありません。 (歴史や文学の卒論=感想文で良いと勘違いしている人は結構いるようですが) >新たな発見などは難しい気がします。 言ってはなんですが、卒論は、初めて研究らしきものに取り組む学部生の知識や経験でできる範囲のレベルです。 理系にしろ文系にしろ、卒論レベルで「新たな発見」など、そう簡単にはできません。学部生が思いつきそうなことは、たいてい誰かが既に述べています。その確認と、既存の研究で漏れている部分の修正+追加研究程度が、卒論でできるレベルでしょう。 まだ誰もほとんど手をつけていないようなテーマや作品ならば、ニッチな部分を自分で開拓することはできます。理系では難しいかもしれませんが、歴史や文学では学部生でもこれが可能です。ただし先行研究がほとんど無いので、まともな論を立てるのに苦労します。 >他人の悩みを聞いて、この場でお尋ねしています。 なによりも指導教員に相談するべきことである、とアドバイスなさってください。 周囲がいくら良いテーマだと言っても、指導教員の守備範囲を外れていては、どうにもなりません。
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- wy1
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学部の卒論で新発見が出来れば、最高 でしょうね。 外国語学部は守備範囲が浅くて広い、と私には感じられて、的が絞りにくいと思います。分野によっては、指導教官には手におえないものもありえます。 外国語学部と言っても言語学的な分野ではない方が大きいと思います。 ”○○国と電気自動車について”や”○○国の電力について”をテーマにすると、たぶん科学的な知識が足りなくて無理でしょうと言われます。”というのは まさに「教官」の守備範囲外でしょうね。あなたが可能だと考えられるのなら、そのまま行けばOKだと思います。評価できないのは、学科の責任でしよう。 私の知っていた方の大学院の論文が そこの大学院の担当者では評価できなく、東大の方に依頼と聞いたことがあります。
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回答ありがとうございました
私は法学部でしたので、「○○語学科の卒論について」の経験はありません。言語学科や西洋哲学科、インド哲学科の講義はときどき受けてゐました。すべて語学です。哲学科はともかく、言語学科の人は、ギリシャ語の冠詞について、とか、ヘブライ語の否定疑問文について、とか、そんな卒論を書いてゐました。 私の感覚では、「外国語学科」ならば、いちばん頭に浮かぶのは、その言語についての論文です。 該当する学生さんが、何を目的に入学なさつたのかは存じません。言語はさまざまなものと結びついてゐますから、「電力」に関心をお持ちなら、それでいいと思ひます。科学論文ではなく、あくまでも言語と関連した内容なのでせうから、科学の分野に深入りしなくてもすむのではないでせうか。 >結局は、何かの本に書いてあることで、自分が納得できたことをまとめる形になるのではないかと思います。 卒論とは、たいていがさうなるものです。誤りであつても、個人的見解を主張したほうがおもしろいのですけれど。
お礼
回答ありがとうございました
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