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確率解析等
解き方を教えてください ある村において全体の0.05%の住民が病気Dにかかっていることが知られている。いま、病気Dについて新しい診断法が開発された。この診断法を用いると、病気Dにかかっている人に対しては99.8%の確率で正しく検出され、病気Dにかかっていない人に対しては0.3%の確率で誤って検出されることがわかっている。この村の住民をランダムに1人選んで、この診断法により検査したところ病気Dが検出された。この住人が実際に病気Dにかかっている確率を求めよ。
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- yyssaa
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> 事象A1:病気Dにかかっている 事象A2:病気Dにかかっていない とすると、全事象はA1+A2 事象B:病気Dにかかっていると診断される aを前提としてbが生じる条件付確率をP(b|a)と書くと P(B|A1)=0.998、P(B|A2)=0.003であり、 P(A1)=0.0005、P(A2)=0.9995だから、 事象Bが生じたときに事象A1である確率P(A1|B)は ベイズの定理により、 P(A1|B)=P(A1)*P(B|A1)/{P(A1)*P(B|A1)+P(A2)*P(B|A2)} =0.0005*0.998/(0.0005*0.998+0.9995*0.003)≒0.143 確率を%で書くなら約14.3%・・・答
ANo.1の補足・訂正です。 質問でもそうですが、『住民』と『住人』が混在しているので、どちらかに統一しましょう。 考えられる事象は、次の4つです。 (1)病気Dにかかっている人が正しく検出される→病気Dが検出される (2)病気Dにかかっている人が誤って検出される→病気Dは検出されない (3)病気Dにかかっていない人が正しく検出される→病気Dは検出されない (4)病気Dにかかっていない人が誤って検出される→病気Dが検出される そして、病気Dが検出されたという結果があるので、(1)と(4)の事象だけを捉えればいいことになります。 なお、(1)の確率+(2)の確率+(3)の確率+(4)の確率=1になります。
病気Dにかかっている住人が、正しく検出されるとこの割合は全体の、 0.05*0.998=0.0499% 病気Dにかかっていない住人が、誤って検出されるとこの割合は全体の、 (100-0.05)*0.003=99.95*0.003=0.29985% この村の住民をランダムに1人選んで、この診断法により検査したところ病気Dが検出されたので(結果が確定したので)、ベイズの定理により結果だけをとらえ、これらの割合から考えればいい よって、病気Dが検出された住人が実際に病気Dにかかっている確率は、 0.0499/(0.0499+0.29985)=0.0499/0.34975≒0.143(14.3%)