諸行無常思想
仏教的無常観
現世的生死観
「この文章の出典は・・・」とされておられますが、実は「この文章」なるものが回答のヒントとなっています。
どのような文章なのかが分かりませんので当てずっぽうに書かせていただきました。
蛇足
国語の問題ということですので、議論しても始まりませんが、人生観の歴史的変遷ということになりますとややこしいことになります。
平家物語は古代と中世の端境期の文学で、ご質問にある「中世以来日本人の根底にあった・・・」となると実は平家物語はあまり適当ではないということになります。
平安時代は「厭離穢土」→「欣求浄土」という現世否定的、浄土思想に則った、極楽往生を願う来世的死生観が支配的でしたが、鎌倉仏教勃興後は現世的生死観が広がり今日まで伝えられてきているとされています。
鎌倉時代以降に生まれた軍記物の場合には太平記などに見られるように儒教的価値観が主体となってきます。
儒教的価値観は現在も色濃く残っています。
国語の問題ですので、余り気にされる必要はありませんが、もしご興味があれば、下記のようなサイトがあります
中世隠遁者の生死観(2) - 日本大学大学院総合社会情報研究科
atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp/kiyou/pdf08/8-335-346-oyama.pdf
中世武士の生死観(6) - 日本大学大学院総合社会情報研究科
atlantic2.gssc.nihon-u.ac.jp/kiyou/pdf10/10-205-216-Oyama.pd...
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