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ビルト=イン=スタビライザーについて
「累進課税制度を整備しておけば、『好況時には国民所得が増え、自動的に高税率となる。これは実質増税であり』、有効需要は縮小し景気抑制となる。不況時はその逆となる。」という記述が参考書にありました。 このこと(特に『』部分)をもうすこし具体的に教えていただけませんか?いまいちイメージが出来ません。 なぜ国民所得が増えると、「自動的」に高税率となるのですか?
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330万円以下 10% 330万円超~900万円以下 20% 900万円超~1,800万円以下 30% 1,800万円超 37% 累進課税とは、このような税率になっています。 景気がよくなり、330万円の年収の人が、400万円になると、税率は10%から20%になります。 この場合、税率自体は上がっていませんから増税したわけではありませんが、国民からすると実質的には増税ですし、国の税収も増加します。
お礼
はじめからそのように税率を決めておけば、あとは景気の良し悪し、つまり所得の高低で「自動的」に「実質増税」となるわけですね! わかりました。ありがとうございました!