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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:累進課税の正当性について)
累進課税の正当性とは?
このQ&Aのポイント
- 日本の所得税は累進課税方式を採用しています。これは所得が多い人ほど高い税率をかけられる方式です。しかし、この方式が法の下の平等に反しているという意見もあります。
- 累進課税は所得による税の差別を生み、貧困層に優しい税制とされています。しかし、一方で私有財産の侵害とも言えます。そこで、日本の法律家はどのようにこの不平等を正当化しているのでしょうか?
- 国が税を取る正当性についても疑問が生じます。私有財産は法で保障されているにも関わらず、国が所得から税金を取ることは侵害ではないのでしょうか?累進課税と同様に、国が税を取る正当化についても考える必要があります。
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"この不平等にみえる税制を、どう正当化しているのでしょうか?" ↑ 平等には、形式的平等と実質的平等があります。 累進課税は、形式的平等には反しますが、実質的平等 には合致します。 あれです。 福祉と同じです。 社会的弱者に税金を使うけど、通常人や強者には 税金は使わないでしょう。 これは形式的には不平等ですが、実質的には平等と いうことになります。 ”国が税を取る正当性はあるのでしょうか?” ↑ 憲法30条に明記してあります。 「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う」 ”私有財産が法で保障されているのに、国が本人の意思に関わらず所得から税を 取っていくのは、私有財産を侵すものではないでしょうか?” ↑ 憲法29条で私有財産制が保障されていますが、 それには、公共の福祉の制限を受けるとかかれています。 「財産権の内容は、公共の福祉に適合するように、法律でこれを定める」 それに前述したように、憲法30条で税金を取ってよい と定めています。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに実質的平等で解釈するのであるならば、累進課税も平等ですね。