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「のではない」についての疑問
- 「のではない」の文法機能やニュアンスについて疑問があります。
- 「のではないのですか」や「のではないのではないか」の文法機能についても理解できていません。
- なぜ「のではない」を重ねて使うのか、その意図を教えていただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
> 青木さんは先週京都へ行ったのではないのですか これは a) 青木さんは先週京都へ行ったのです。 b) そうではないのですか? という2つの文が合成された文と見ることが出来ます。 > 青木さんは先週京都へ行ったのではないのではないか これも a) 青木さんは先週京都へ行ったのではない b) そうではないのか? という2つの文が合成された文と見ることが出来ます。 a) の文の内容は 「青木さんは先週京都へ行かなかった」 というのと同じです。ただし、「行った」 という言い切りの形を作ってから、「のではない」 と否定しています。 これは英語の the fact is not that ... という表現の感じに似ています。「青木さんが京都に行った」 ということが事実とされているようだが、その事実は疑わしい、というふうに、少し客観的な視点を設定しています。 前に述べたことを後ろで否定している形といえます。回りくどいようですが、わざとそのように表現しているともいえます。それは、話し手が、その事実を疑問視する気持ちがあることを表していると、聞き手に感じさせる効果を与えます。 「・・・ ではないと思う」 とストレートに発言すると、聞き手は、話し手が断言していると判断します。層をなすような形の疑問文として表現すると、"確信はないけれども、私はそういう疑いを抱いている。真実はどうなのだろうか、答えていただけないだろうか" と聞き手に迫る感じになります。
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- fxq11011
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のですか、の「の」はその前の文章を名詞化します、そのうえで、丁寧語のですかを付け加えています。 問題二 敵の裏をかく、いや敵の裏の裏をかく、いやいや、敵の裏の裏の裏をかく・・・・・際限なく繰り返しは可能です。 ただしあまり意味がないですね、裏の裏=正攻法ですね。 理屈では何回でも繰り返せますが、二重否定は一種の強調のため、二重までが一般的な使用方法です。 その場限りのワッハッハ、のお笑いのネタでつかわれるくらいです。
お礼
ご回答ありがとうございました
- kine-ore
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「のではない」は書き言葉調の常体「だ・である」です。 ですから、そのまま敬体「です」との接合ではせいぜいが書き言葉での丁寧体でしかなく、ましてそれに「問い掛け」の常体「か」を付けただけでは、相手にお伺いする丁寧度は下がりこそすれ、高まりはしません。 ですから、相手を意識しなければならない会話においては、普通は用いません。 問題一: 話す相手があまり上ではないか、また同格かそれ以下の場合のタメ口としては次のように口調をくだけさせます。疑問の「か」を取って、代わりに「?」として語尾を上げます。 ・青木さんは先週京都へ行ったのではないのですか。 ↓ ・青木さんは先週京都へ行ったんじゃないんですか。 ・青木さんは先週京都へ行ったんでしょう? ・青木さんは先週京都へ行ったんじゃなかった? 相手を敬った、いわばキチンとした言い方としては、できるだけ否定形を使わず「ます」調にします。 ・青木さんは先週京都へ行かれたのではありませんか。 ・青木さんは先週京都にいらっしゃったのではありませんか。 問題二: もともと文章体「である」の否定形に、さらに否定形を上乗せして二重否定形にする言い方「のではないのではないか」は、ほとんど理屈が強い論理文の中でしか見受けられないものです。 ですから、「青木さんは」という丁寧な雰囲気と合わず、ましてや当の相手に向かっての会話表現としてにはマッチしません。 「青木さんは先週京都へ行ったのではないのではないか」 ↓ ・青木さんは先週京都へ行ったのではなかったのではないでしょうか。 ↓ ・青木さんは先週京都へ行ったんじゃなかったんではありませんか。 ・青木さんは先週京都にいらっしゃったのではありませんでしたか。 ・青木さんは先週京都へお行きになられたとばかり思っておりましたが違いましたでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました
- OKAT
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問題一:「青木さんは先週京都へ行ったのではない(の)か」 「青木さんは先週京都へ行ったのではないのですか」 二つの違いは「です」が付いているかどうかです。「です」は「丁寧」を表す敬語です。 問題二:「青木さんは先週京都へ行ったのではないのではないか」 普通このように「のではない」という言葉を重ねて使うことはしません。これは間違った言い方です。
お礼
ご回答ありがとうございました
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ご回答ありがとうございました