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「ふるさと」と「こきょう」の違い
こんにちは。 日本語を勉強している外国人に「ふるさと」と「故郷(こきょう)」のニュアンスの違いについて問われましたが、残念ながらこたえられませんでした。 この2つのことばの微妙な違いが分かる方がおりましたら、お手数ですがお教えください。具体例などをあげてもらえるとたすかります。
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「ふるさと」、、、、「心のふるさと」、、、「君は僕の心のふるさとだ」 「故郷」、、、、「故郷の山河」、、、「ふるさとの山河」とは余り言わない。 故に、「ふるさと」=「精神的な心のよりどころ」を含めての一般的な「故郷」 「故郷」=現実的・物理的な場所を含める みたいなざっくりとした「返答」で如何でしょうぁ、勿論、その外国人が「君は僕の心のふるさとだ」のセンテンスが胸でぴんと来るというレベルにあるという条件で。
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- o23
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こんばんは! 私の感じることとしては、 基本的には、どちらも同じことをさしているのだが、 「ふるさと」・・・より精神的 「故郷」・・・より物質的 (表現が変かもしれませんが) 「心のふるさと」「ふるさとは遠くにありて思うもの」 など、"思い"の比重が大きく、 「故郷に錦を飾る」 のほうは、単に地元・出身地といった現実的な場所と言う意味あいの方が大きいかなと思います。 ※比重の違いが少しあるかなと思うだけで、両方が完全に違うものだと言う意見ではありません。
- sanori
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私なら、こう説明します。 「ふるさと」は、漢字で「古里」とも書きます。 「故」という漢字には、元々「古い」という意味があります。 「郷」という感じには、「里」(田舎)という意味があります。 ですから、「ふるさと」と「故郷」は全く同じ意味で、 かつて生まれ育ったところ(特に田舎)という意味があります。 そして、その後、「郷」という漢字自体に「ふるさと」という意味が加わって、 「郷里」という言葉もできました。 これも「ふるさと」と同じ意味です。 この3つの言葉には、 「古里」が訓読み、 「故郷」、「郷里」が音読み、 という違いがあります。 日本語では多くの場合、音読みよりも訓読みのほうが柔らかい表現に聞こえます。 音読みは、多くの場合、硬い印象を受けます。 ですから、3つの中では「ふるさと」が、いちばん温かみのある表現です。 同じような例として、 ・家(いえ)、家(うち)(訓読み)vs 住居、住宅(音読み) ・人、あの方(訓読み) vs 人間、あの人物(音読み) ・お酒(訓読み) vs 日本酒(音読み) ・お風呂に入る(訓読み) vs 入浴する(音読み) などがあります。 詩や歌の歌詞では、「故郷」や「郷里」はあまり使われず、「ふるさと」が使われる場合が多いです。
- Bakabomb55
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人それぞれ勝手に解釈していますが、原則的にどちらも同じ意味です。 その時々で、語呂のいいほう、言い易いほうを選べば良いのです。 故郷に錦を飾る。 ウサギ追いし・・・忘れがたきふるさと。
- sugijinja
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質問を読んで 「えっ!違うの?」と思っています。 「ふるさと」は漢字で書くと「古里」って書くときもあり、「故郷(こきょう)」って書いて「ふるさと」とも読むことがあるし、「故」は「温故知新」の例でわかるように「ふるい」って言う意味があります。「郷」は「さと」と読みますし、「郷里(きょうり)」って言う言葉もありますよね。 ほかの回答者様の回答を期待しています
- rinzoo
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日本人でも難しい問題ですね。(汗) とりあえず、辞書によると、 故郷には、 生まれ育った土地。ふるさと。 とあり、 ふるさとには、 1 自分の生まれ育った土地。故郷。郷里。「―に帰る」 2 荒れ果てた古い土地。特に、都などがあったが今は衰えている土地。 3.以前住んでいた、また、前に行ったことのある土地。 4 宮仕え先や旅先に対して、自分の家。自宅。 とあります。 同じやん・・・と言われそうですね。 強いて言うなら、使う環境・場面によるのでしょうか? より格式ばった言い方をすると、故郷(音読み)で、 より口語的な言い方をすると、古里(くんよみ)でしょうか? 女性及び私的文書で使われるひらがなが確立されるまで、 日本では漢字の当て字を使用していたはずです。 また、漢詩は、官吏の教養の1つだったような。 反面、ひらがなは、女性的であり、平安時代の多くの物語は、 ひらがな交じりの文章だったはずです。 で、大陸から伝わった読み方はたぶん公文書で使われ、日本のやまと言葉は女性、及び私的文書で使われたんじゃないかと、推理します。 あとは、個人的な感覚の問題で、 故郷:形式的 ふるさと:やわらかくあたたかい というイメージになるのですが、いかがでしょうか?
- kantansi
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立松和平さんは「ふるさととは創るもの」と言っています。 そういう意味では、ふるさとは必ずしも生まれた故郷を意味しません。「故郷」はまさに生まれた場所、「ふるさと」は心の安らぎやありのままの自分でいられる場所です。