- ベストアンサー
コンデンサーの問題
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
コンデンサの直列接続、並列接続の基本的な問題です。分からないようなら、もう一度教科書を読み直す必要があるレベルの「基本」です。 この問題では、まずAとBの合成容量を求めましょう。「並列接続」ですから、合成容量 C1 は C1 = 20(μF) + 20(μF) = 40(μF) (1) です。 問題の回路は、この合成容量 C1 のコンデンサと コンデンサC との直列接続ということになります。 ここでは、 コンデンサC の容量を C2 と書きます。 合成容量 C1 のコンデンサと、容量 C2 のコンデンサ(=コンデンサC) とが直列接続されているとき、 容量 C1 のコンデンサに帯電する電荷を Q1、そのときのコンデンサ両端の電圧を V1 とすると、 Q1 = C1 × V1 容量 C2 のコンデンサに帯電する電荷を Q2、そのときのコンデンサ両端の電圧を V2 とすると、 Q2 = C2 × V2 で、2つのコンデンサに挟まれた部分は、電圧をかける前は「電荷ゼロ」だったはずなので、 Q1 = Q2 つまり C1 × V1 = C2 × V2 (2) V1 + V2 = 30(V) (3)←問題で両端に30(V)をかけたので が成立します。 問題では、容量 C1 が(1)に書いた合成容量 40(μF) 、容量 C2 が コンデンサCの 20(μF) で、(2)(3)式から求めた V2 が、「コンデンサCの極板間の電位差」ということです。 あとはご自分で計算してみてください。