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変位、速度、加速度の関係

初期位相が与えられた場合の自由振動は x(t)=Acos(wt)と書ける この場合の変位、速度、加速度のグラフの概形と 開始時、1/4周期、1/2周期の現象を定性的に説明をお願いします

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  • spring135
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回答No.2

初期位相φが与えられたとき変位は x(t)=Acos(wt+φ) で与えられる。問題ではφ=0に設定されている値解釈する。 速度v(t)、加速度a(t)は変位x(t)を順次時間で微分すればよい。 x(t)=Acos(wt) v(t)=d[x(t)]/dt=-Aw・sin(wt) a(t)=d^2[x(t)]/dt^2=d[v(t)]/dt=-Aw^2・cos(wt)=-w^2x(t) 振動数fまたは周期Tを用いるとwは w=2πf=2π/Tと書ける。Tを用いてx(t),v(t),a(t)を書きなおすと x(t)=Acos(2πt/T)        (1) v(t)=-A(2π/T)sin(2πt/T) (2) a(t)=-A(2π/T)^2・cos(2πt/T) (3) 1周期経った後の時間をt'であらわすと、つまりt=T+t' x(t)=Acos(2π+2πt'/T)=Acos(2πt'/T) v(t)=-A(2π/T)sin(2π+2πt'/T)=-A(2π/T)sin(2πt'/T) a(t)=-A(2π/T)^2・cos(2π+2πt'/T)=-A(2π/T)^2・cos(2πt'/T) つまりx(t),v(t),a(t)は周期T(秒)後は初めの状態に戻る。これは周期運動の大きな特徴である。 横軸に時間tをとり縦軸にx(t),v(t),a(t)をとったグラフはいずれもt=Tごとに同じ変化を繰り返す。 このようなグラフを書くにあたっては t=0,t=T/4,t=T/2,t=3T/4,t=Tの値を計算してプロットし、滑らかな曲線でつなげばよい。 x(0)=A, v(0)=0, a(0)=-A(2π/T)^2 v(T/4)=Acos(π/2)=0, v(T/4)=-A(2π/T)sin(π/2)=-A(2π/T), a(T/4)=0 ..... となる。 さらに正確にはt=T/12,t=T/8,t=T/6..... におけるx(t),v(t),a(t)を計算すればよい。 時間をかけてx(t),v(t),a(t)のグラフを考えることは十分有意義である。

kamehada
質問者

お礼

分かりやすい回答ありがとうございます

その他の回答 (1)

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

 何が分からないのですか? 基本の「キ」ですよ。  「変位」は、お書きの式そのものです。  「速度」は、その「変位」を時間tで微分すればよいだけです。cosを微分すると「-sin」になりますね。  「加速度」は、その「速度」をさらに時間tで微分すればよいだけです。「-sin」を微分すると「-cos」になりますね。 >開始時、1/4周期、1/2周期  sin、cosの「周期」が分かれば、その1/4、1/2ということです。  「1周期」が「2パイ=360°」なので、1/4周期は「(1/2)パイ=90°」、1/2周期は「(1/4)パイ=180°」ですね(パイは円周率です)  こういったことが分からないなら、「三角関数」からしっかり復習してください。三角関数が分からなければ、波動、振動の理解は少し無理かもしれません。

kamehada
質問者

お礼

ありがとうございました 教えていただいた通りにやってみます

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