色々なケースがあります。
企画立案を農民がヤル場合、藩がヤル場合、
共同でやる場合などです。
設計するのは、専門家に頼む訳ですが
作業をするのは、雇われた土工、や地元の農民、
場合によっては下級武士も手伝わされたりしました。
”例えば農民が、新田開発をしたのであれば・・・その際、
ご褒美というか、インセンティブのようなものはあったのでしょうか?”
↑
新田開発に成功すれば、開墾後5年間は年貢を納めなくて
よいとかの優遇政策が行われるのが通常です。
その他に、新田開発がなされれば、農民の収入も増えますし、
農民の次男三男も田んぼを持つことが出来るし、農民にとっても、
藩にとっても得な訳です。
”それとも、ただ上から命じられるままに、働かせたれたり…。”
↑
かつて、マルクス史観に侵されていたときは、調べも
しないで、農民は一方的に奴隷のように働かされて
いた、なんて言われていました。
しかし、実証研究が進むにつれ、何事にも農民の了解が
必要であった、ということが判ってきました。
例えば、藩が計画立案した場合でも、農民と相談して
事を進めるようにしておりました。
お礼
とてもよくわかりました。 ご回答、どうもありがとうございました!